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「自然」から学ぶ知恵と、ヨガの融合
「5Elements Yoga」とは?【第3回】

大人気のヨガ・ティーチャー山本俊朗先生に、ご自身が創設した「5Elements Yoga」についてうかがう連続インタビュー。第3回からは、その哲学的ベースとなる5つのエレメントについてご紹介します! まずは「空」と「地」についてです。

  

5つのエレメントは順番も大切!

――5つのエレメントそれぞれについて教えてください。これは順番も関係あるんでしょうか?

順番も大事です。空、地、水、火、風の順ですね。一巡して慣れてきたらどこからアプローチしてもいいですが、最初はこの順番がいいと思います。その理由は、各エレメントを説明しながら伝えますね。

 

「空」はすべてのはじまり。初心。

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――ではまず「空」について教えてください。

「空」は本質であり、すべてのはじまりです。仏教では「空」は「諸行無常」。すべては移ろうもので、すべてを包んでいながら何もないようなものとされています。そう難しく考えなくても、空を見上げたときどう感じますか? 「広いなぁ」とか「解放感」とか「自然に深呼吸してる」とかいろいろだと思うけど、それが「空」の教えなんですよ。

精神面では、初心に戻るという教えです。ヨガのクラスなら、クラスの最初にまずは自分の知識や先入観をゼロにしてその時間や自分自身に向き合うこと。それが成長につながります。

 

「空」のアーサナでは「呼吸」にフォーカス

――だからまず「空」からアプローチするんですね! アーサナは具体的にどういったことをするのでしょうか?

フィジカルの面では、呼吸への意識を大切にします。具体的な動きとしては、呼吸を深めるために肩甲骨や上肢や頸椎のアライメントをどうするか、といったことをやります。それから、5つのエレメントはそれぞれ五感とつながっているとされているんですが、「空」は聴覚です。初心に帰るために、音をヒントにするみたいなイメージですかね。

ヨガのクラスなら、最初に清音オームを唱えることで調和をつくり出すでしょう? 最初に参加するみんなの調和がとれていると、その後がいい時間、いい空間になりますよね。

――聞き手のほうに「聞く準備」ができていないと、話がちゃんと耳に入らないという意味で「耳が開いていない」なんて表現もしますよね。

うん、それも同じことですよね。初心に帰ることの大切さです。5Elements Yogaでは、そうやって各エレメントの知恵をヒントに、それぞれが解釈してくれたらいいと思います。

 

「地」は安定。堅固で凝縮されたエネルギー。

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――「地」はどんな特性があるのでしょうか?

「地」は「空」の具現化です。安定や堅固、落ち着きや鈍さなどタマスティックな特性があります。エネルギーとしては、ぎゅっと凝縮されたものですね。ですから、精神面では「地に根付く」こと、足元への意識を大切にすること、確固たる意志を持つことといった教えになります。

――アーサナではどう動くのでしょうか?

グラウディングにフォーカスします。土台をつくること、安定感や力強さを意識した身体の動かし方ですね。
下半身の安定はイメージしやすいですよね。他にもアームバランスのグラウディングや、上肢の関節を安定させることなど、いろいろなところに活かせます。

 

「地」は嗅覚とつながっている

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五感では嗅覚につながっているとされています。たとえば、自分の好きな香りを嗅いだら気分はどうですか? 気分がスッと落ち着いたり、安定したりしますよね。

――今うかがって思ったのですが、嗅覚は五感の中で唯一、脳の「記憶」をつかさどる部分に直結していますよね。だから、香りは自分の記憶や内側に入っていくきっかけになりやすいといわれます。そういう特性も、安定や落ち着きにつながっているんでしょうか?

うん、まさに。意識が外ではなく内に向かうというのは、安心や安定につながりますよね。今、本間さんに気づいてもらったことも、きっと僕はクラスで使わせてもらいます(笑)僕だけの知識なんて本当にたいしたことないんです。こうやっていろんな人が考えたり感じたりする知恵が、5Elements Yogaを育ててくれる。5Elements Yogaがみんなの可能性を引き出しているともいえるし、自らの可能性を拡げているともいえますよね。

続く【第4回】は、「火」「水」についてご紹介します!

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