ヨガマットを持った青いジャケットを着ている女性がバラの生け垣の前で微笑んでいる

サットヴァな食事を心がけよう!インストラクターの食生活事情

ヨガをしていると、毎日の食事内容を意識するようになります。レッスンからレッスンへ飛び回るインストラクターは食事をゆっくり取る時間が無いなど、予定外のファスティング(断食)になってしまうこともありますが、かえって身体が軽く、快活に動ける場合もあるようです。またヴィーガンを徹底するなど、現代ヨガの哲学書「ヨガスートラ」に書かれているアヒンサー(不殺生)を食生活に取り入れているかたも多く見られます。

体は何を欲している?忙しい時ほど体の声に耳を傾ける

屋外のマーケットに並ぶカラフルな野菜
自分にあった食事のバランスを考えよう

生徒の模範となるヨガインストラクターとして長期に活動するには、自身の体を大切に扱うためも食生活の見直しは欠かせません。季節や気圧、気候が及ぼす体への影響も大きいため、環境に応じた食生活が理想です。夜遅いレッスン後は夕飯を抜くなどして、1日の中でバランスをとっているインストラクターもいます。ベストな状態で生徒さんの前に立つためにも、日頃から体調や気候・気温の変化に敏感になり、食事を調整できるような意識でいたいですね。

レッスン直前には食事はとらない

レッスン前に食事をするのは避けるようにしましょう。なぜなら体内にある食べ物が意識や深い集中状態を妨げるからです。食べた物がまだ消化されずに体内に溜まっているうちにレッスンを行うことは、体を傷つけるだけでなく、レッスンの質にも影響を与えます。生徒さんにも、なるべく直前の食事は避けるようにお伝えし、お仕事後のレッスンでどうしても空腹が我慢できない場合には、軽い間食程度ですませるようにアドバイスされても良いでしょう。

サットヴァに富んだ食事で心身ともに充実感を得る

食べ物で私達の心身は出来ています。なるべくサットヴァ(純粋性)に富んだ食事を心がけましょう。サットヴァな食事とは、料理をする人の心が伝わる作りたての食事や、新鮮で安全な野菜やフルーツなど。エネルギーに満ちたものを摂取することで充実感や幸福感などを増幅させるというアーユルヴェーダの考えかたです。旬の食材もサットヴァに富んでいると言えます。夏ならば、オーガニックのとうもろこしを生のままで頂くのもよいでしょう。

消化不良に気をつけよう

カラフルなフルーツが盛られた器からフルーツが机にこぼれている
ビタミンや食物繊維が豊富なフルーツも欠かせません

ビタミンや食物繊維の豊富なフルーツは積極的に取り入れたいところですが、果物は食後に食べると消化に負担がかかるという側面もあります。例えば、夏の夕暮れ時にフルーツをとると、日中に失われがちな果糖と水分の補給をおこなうことができますが、未消化物はアーマ(毒素)を作り出す原因となるため、やはりレッスン直前は控えましょう。

体を軽く保つための食事法

グルテンフリー

スポーツ選手が多く取り組んでいる「グルテンフリー」とは、小麦粉などに含まれるグルテンを摂取しない食事法のことです。グルテンが腸の働きを阻害し、アレルギー反応を起こし、消化不良や肌荒れなどの症状につながるとする考え方。グルテンを控えることで、小腸の働きがスムーズになり、栄養の吸収率が高くなるといわれています。少量の食事でもパフォーマンスを高めることが期待できるため、多くのアスリートが取り入れている食事法です。

五葷抜き

木製カットボードの上のニンニク
ネギ、ニラ、ニンニクなど臭気の強い野菜

「五葷(ごくん)抜き」とは肉や魚などの動物性の食べ物を食べない菜食主義に加え、ネギ、ニラ、玉ねぎ、にんにくなどの五葷と呼ばれる野菜を食べない食事法です。五葷は刺激性のある食べ物のため、「五葷抜き」を実践することで、消化に時間がかからず体が軽快に感じられ、脳や神経を過敏にして気が乱れるのを防ぐ効果があるといわれています。

心身が本当に欲するサットヴァな食事を楽しみ、ヨガのある生活を楽しんでいきましょう。

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