四季が移り変わる様子

アーユルヴェーダ的:賢い季節の過ごし方!ルトゥチャリヤとは?

Dr.ヴァサント・ラッド師から直々にアーユルヴェーダを学び、米国The Ayurvedic Instituteを卒業したアーユルヴェーダ講師福田真理によるコラム。「そもそもアーユルヴェーダとは何か?」「私たちの生活にどう活かせるの?」といったアーユルヴェーダに関する絶対おさえておきたいポイントを分かりやすくお伝えしていきます。

ドーシャは、私たちの体のみならず、あらゆる所に存在しています。各季節、1日の時間もドーシャが優勢しているため、その時期や時間帯ごとに適した過ごし方を身につける事により、心身ともに調和されます。

季節の変化に伴い、体質も変わります。それは、各要素の変化により地球の流れが変わり、私たちの体も影響されるということです。大きく分けると、2ヶ月周期で地球を動かす要素が変わっていきます。そこで今回は、季節別にオススメの過ごし方をご紹介します。

春の過ごし方

  • 該当月:3~5月
  • 高まる要素:火、水、地
  • ドーシャの状況:カファから徐々にピッタの時期へとシフト

冬の間に蓄積された脂肪が、基礎代謝が上がり始めると同時に体内からリリースしようとするため、だるい、重い、眠いという様な症状が出始めます。また、消化機能も乱れやすくなるため、アレルギー体質の方はこの時期、花粉症などの症状に悩まされる時期でもありますよね。

日中は温かいけれど、夜は気温が下がり寒いという気温差から、体調を崩しやすい時期でもあります。環境の変化が大きいこの時期に、体内デトックスをする事で体質改善が期待できます。

夏の過ごし方

  • 該当月:6~8月
  • 高まる要素:火、水、空
  • ドーシャの状況:ピッタの時期

体温も上がり、地球の温度も上がるため、冷たい食べ物、飲み物を欲しますが、実はこの時期の消化機能は下がり気味体力や抵抗力が最も下がる時期でもあるので、激しい運動や性行為は控えめにすることが勧められます。

ピッタが増加する事により、お肌のトラブルや精神的にもイライラしやすくなったり、白黒はっきりしたいという様な感情を感じられる人も多いかと思います。

この時期は、なるべく消化に負担をかけない程度の脂肪を含む食べ物と、体をクールダウンさせてくれる食べ物を取ると、体内温度のバランスも取れ、心と体のバランスも良い状態でいられます。

秋の過ごし方

  • 該当月:9~11月
  • 高まる要素:風、空
  • ドーシャの状況:ピッタが緩和されヴァータも高まり始める

蓄積されたピッタが緩和され体力も増してきますが、気温が下がると同時に、神経系を整えるヴァータが増えるので、ストレスになりやすく、精神的に何かと不安定になりがちな時期でもあります。

また、温度差の影響により、乾燥肌や便秘などといったヴァータ独特な症状も出始めます。夏の間の冷えを整えるため、消化の良い温かい食べ物を取り、温かいオイルマッサージを行う事により、自律神経を整えストレスの緩和にもなります。

また、この時期にデトックスをして生活習慣を見直す事により、カファの時期も快適に過ごせます。

冬の過ごし方

  • 該当月:12~2月
  • 高まる要素:水、地、風
  • ドーシャの状況:カファの時期

この時期の地球は、太陽が最も南に行き、月の影響が大きいので、体力や抵抗力が最大になります。食欲も1年の中で1番旺盛で、時期的にも年末年始の行事で普段より多く飲み食いする時期でもありますよね。

ヴァータとカファが蓄積されるため、体も冷えやすくなります。寒い冬を乗り越えるため、体はある程度の脂肪を必要とし、消化機能も高まります。重い、油っぽい食べ物を食べがちなため、カファも溜まります。

季節変わりに、衣替えをする様に、生活習慣を見直し食事を変える事によって、不調知らずな体質へと導かれ、心の状態も安定していられますよ。

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