アーユルヴェーダの基礎のキ:ドーシャ「ピッタ|Pitta」とは?

アーユルヴェーダの基礎のキ:ドーシャ「ピッタ|Pitta」とは?

Dr.ヴァサント・ラッド師から直々にアーユルヴェーダを学び、米国The Ayurvedic Instituteを卒業したアーユルヴェーダ講師福田真理によるコラム。「そもそもアーユルヴェーダとは何か?」「私たちの生活にどう活かせるの?」といったアーユルヴェーダに関する絶対おさえておきたいポイントを分かりやすくお伝えしていきます。

今回は”ピッタ”ドーシャの特徴についてご説明します。

「火」と「水」の要素を表すピッタには、血液循環、代謝機能、消化吸収、体温の変動や視力、物事を理解する知性などの要素があり、全てピッタ(火と水)の働きで維持されています。

ピッタの身体的特徴

  • 体型は中肉中背でバランスが良い、筋肉が付きやすく柔軟な体な人
  • 負けず嫌いで争うことに燃えやすい性質
  • 基本的に暑がりで汗っかき
  • 代謝が良いので、お肌もきめ細かくツルツルですが、オイリースキンがち
  • バランスが崩れると吹き出物や赤い発疹が出がち
  • シミ、そばかすやほくろが出来やすい
  • 手足が常に暖かい
  • 髪の毛の質は滑らかで綺麗ですが、ストレスなどの影響で白髪や若いうちからハゲる傾向がある

とにかくピッタの代表的な特徴は“燃えている”ところ。負けず嫌いなため、運動神経が抜群な方や学校でトップの成績を取る人もピッタ独特です。食欲も旺盛で消化力も高く、お腹が空いてくるとイライラしたり怒りっぽくなるので、他のドーシャに比べると長い間空腹でいる事が絶えられません。

ヴァータに比べると尿量も多く便通も良いです。胸やけや下痢等の症状はピッタの乱れにより発症します。ヴァータの人に比べると、生理周期も定期的で、生理痛もピッタのバランスが取れていればあまりありません。

ピッタの心理的特徴

  • 行動や話に無駄がなく知識豊富
  • チャレンジ精神旺盛で強い意志を持っているので、ひとつの目標を達成するまで諦めない
  • 強いこだわりがあるため神経質になりがち
  • 自分や他人に対してもちょっとした失敗が許せないことも

強い精神面を持っているので、ちょっとの事では諦めず、体調が少し悪くても「自分は出来るんだ!」と思い頑張り過ぎてしまいがちですが、実はとてもデリケートなので気がついたら大きな病気をして、また自分を追い込んでしまう傾向があります。

とても計画的でリーダーシップを取るタイプなので、政治家や弁護士、起業家にピッタの人が多いです。ルックスや自分の地位に対する意識が非常に高いので、オシャレで高級品や流行物を好まれる方が多いです。

ピッタのバランスが乱れると、批判的で他の意見に対して聞く耳を持たなかったり喧嘩っ早くなり人と揉めたりしがちです。

まとめ

どうでしょう、この内容を読んでドキっとされた方、または「周りにあの人そうだ!」と思われた方がいらしたかもしれません。

この様な特徴は、あくまでもピッタの性質を見分けるためであり、ヴァータ、カパが優勢な人でもピッタのバランスが崩れると、こういった行動が目立ちがちになりますが、必ずしも皆ピッタとは限りません。とても情熱的で”燃えやすい”ピッタは、バランスが崩れると、ちょっとした事でもイライラしてしまったり、怒りっぽくなってしまいます。

最近、何だからイライラする、と感じられたらピッタに要注意。現実から離れて、数分の瞑想や深い呼吸法などでマインドを落ち着かせ、すぐにイラつきやすい時ほど1人の時間を作り、自身の内面と向き合うことで調和が取れ自然と心穏やかになるでしょう。

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