アーユルヴェーダの基礎のキ:ドーシャ「カファ|Kapha」とは?

アーユルヴェーダの基礎のキ:ドーシャ「カファ|Kapha」とは?

Dr.ヴァサント・ラッド師から直々にアーユルヴェーダを学び、米国The Ayurvedic Instituteを卒業したアーユルヴェーダ講師福田真理によるコラム。「そもそもアーユルヴェーダとは何か?」「私たちの生活にどう活かせるの?」といったアーユルヴェーダに関する絶対おさえておきたいポイントを分かりやすくお伝えしていきます。

今回は”カファ”ドーシャの特徴についてご説明します。

「水」と「地」の要素を表す“カファ”ドーシャは、安定、生長、維持、免疫、同化作用を表します。

カファの身体的特徴

  • 他のドーシャに比べ、がっしりしていて骨太
  • 脂肪がつきやすく関節の動きもスムーズ
  • 皮膚が厚く良い感じでオイリーなので、もちもち肌
  • 色白なので日焼けをするとすぐに赤くなってしまう
  • 髪の毛は太くボリュームがあり、まつげも長く大きな魅力的な目
  • 歯も丈夫で歯並びが良い
  • 声がきれいで歌が上手な人が多い

とにかくカファの代表的な特徴は“安定している”ところ。食べる事が好きな一方、食べる量は少なめで食欲も消化力もピッタほど強くありません。

スタミナがあるので、3つのドーシャのうちカファ体質の人が一番断食に向いていますね。太りやすい体質で溜め込みやすいので、水分を取り過ぎたり、寝過ぎたりするとむくみが出てしまいます。生理周期も定期的ですが、ホルモンバランスの変動によりむくみやすくなります。

カファの心理的特徴

  • ゆっくり、のんびりしているので、動作も話し方も全ておっとり
  • とても愛情深く献身的なので、信頼している人に対して優しく、尽くすタイプ
  • 争いごとが苦手で平和主義なので誰からも好かれる
  • 忍耐力があるので、どんなに辛くても目標を達成するまで粘り強くコツコツとやり遂げる
  • 物覚えはあまり速い方ではありませんが、一度覚えるといつまでも覚えておくことができる

美食家で母性的なところがあるので、誰かのために美味しいご飯を作ってあげたり、ご馳走をする事に喜びを感じます。とても穏やかで安定しているカファは、バランスが崩れると無気力になり、何事も楽な方を選ぶ傾向があります。思考が鈍くなり頑固になりがちで、3つのドーシャの中でもカファの人が一番執着心が強いです。

ヴァータタイプとは真逆で、新しい事や変化をあまり好まないタイプでもあります。また、過去の経験を長い間根に持ったり、貪欲や愛欲に溺れたりなんて事もあります。

まとめ

どうでしょう、この内容を読んでドキっとされた方、または周りに「あの人そうだ!」と思われた方がいらしたかもしれません。

この様な特徴は、あくまでもカファの性質を見分けるためであり、ヴァータ、ピッタが優勢な人でもカファのバランスが崩れると、こういった行動が目立ちがちになりますが、必ずしも皆カファとは限りません。明るく体力があり誰からも好かれるカファの人は、日頃から心をオープンでいる事と、思たったことは行動に移し、フットワークを軽くする事を心がけると、心身ともにバランスが取れていいですね。

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