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高齢の方に向けてヨガレッスンをするとき、「ヨガの効果をきちんと伝えられているかな?」「その人に合ったヨガを楽しんでもらえているかな?」と不安に思ったことがある方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、インストラクターが高齢者にヨガを伝えるときに知っておきたい、
- ヨガの身体的・精神的効果
- ヨガレッスンをするときの注意点
- おすすめのポーズ
について紹介していきます。
高齢の方にも安全に楽しくヨガをしてもらうために、ぜひ参考にしてみてください。
高齢者の身体的・精神的特徴

WHOの定義では、「高齢者」とは65歳以上の方のことをさします。まだ65歳に達していないインストラクターにとっては、高齢の方の悩みを身をもって実感することは難しいですよね。
高齢者の身体的・精神的特徴には、主に以下が挙げられます。
- 視力・聴力・体力・認知能力などの低下
- 基礎代謝量の低下
- 睡眠の質の低下
- ライフステージの変化によるストレス
- 保守的になり、新しいことにチャレンジしにくい傾向
ただし、個人によって状況はさまざまなので、先入観で決めつけたり、型にはめ込んだりしてはいけません。目の前の方をよく見ることで、相手に寄り添ったレッスンができるでしょう。
高齢者が実感できる!ヨガの身体的・精神的効果

高齢の方は、20代・30代の人のように、ハードに運動することは難しいかもしれません。しかし、ライフステージに合ったヨガをすれば、高齢者でも実感できるメリットはたくさんあるのです。
ヨガが高齢者の身体に与える効果
高齢者は、自分に合ったヨガをすることで以下のような身体的効果を実感できます。
- バランス感覚の改善・転倒防止
- 認知機能の改善
- 生活リズムの改善
ヨガポーズは、両足をしっかり床へつけて立ったり、日常動作でなかなかしない側屈や回旋を加えたりできるので、運動能力を全般的に高めることへ役立ちます。
また、意識的に身体を動かすことで、認知症の予防にもつながるといわれています。1日中自宅で過ごしている人や、人と話す機会が少ない人は、ヨガをきっかけに日常生活のメリハリをつけられるでしょう。
ヨガが高齢者の心に与える効果
高齢者は、ヨガによって以下のような心理的効果を実感できます。
- 「動く」ことを楽しく思える
- 今に感謝できる
- ありのままを受け止めて自分らしく過ごせる
歳を重ねると、昔はできていた動作ができなくなったり、知人との交流が少なくなったりしやすいため、気分がふさぎ込みがちになることがあります。筋トレなどの一般的な運動をしていても楽しく感じなくなり、「これって効果があるの?」「健康寿命や将来なんて関係ない」と否定的に考えてしまうこともあるでしょう。
ヨガの目的は、運動機能の向上や改善だけにとどまりません。また、その目的すら求めなくていい場合も多くあります。ヨガなら「~しなければならない」「~が正解」などの考えに囚われず、自分に合ったポーズや姿勢を探していくことが可能です。
今に集中して、ありのままの自分を受け止めることで、その人らしい心地いい状態を見つけられるでしょう。
高齢者が毎日安全にヨガをするための注意点

高齢者が安全・安心にヨガをするためには、インストラクターが丁寧に心配りをすることが大切です。
- 高齢者のその日の体調や気分をよく観察する(ヨガ前・中・後)
- ポーズだけでなく、心地いい呼吸を大切にする
- はっきりとした声と動作でポーズを明確に伝える
まずは、疾患がある方はヨガレッスンに参加する前に、主治医の許可を得ていることが必要です。また、インストラクター自身が、高齢者のよくある症状(高血圧、骨粗しょう症など)について理解を深めておくことも大切です。
レッスンに参加する方がケガをしないように、インストラクターがハキハキとわかりやすくポーズを伝えるようにしてください。
高齢者におすすめのヨガポーズ

高齢者向けのヨガでは、「椅子を使った太陽礼拝」や「山のポーズ」など、強度が低めだけど日常ではなかなかおこなわないポーズがおすすめです。
高齢者とひとくくりにしても、人それぞれにできるポーズの範囲は異なります。補助具(椅子・ブロック・クッションなど)をうまく活用して、気持ちよく動けるようにサポートしていきましょう。
また、ヨガジェネレーションの公式YouTubeでは、中井まゆみ先生のシニアヨガを掲載しています。動き方やプログラミング方法など、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ|高齢者だからこそ感じられるヨガの魅力を発掘しよう
高齢者がヨガをすることの効果や注意点について解説してきました。ヨガの効果は、今回取り上げたものだけにとどまりません。ヨガには、人生経験を積み、ライフステージが変化したからこそわかる魅力がたくさんあります。
ぜひ高齢の方への尊敬の気持ちを忘れずに、目の前の人のライフステージに合わせて、心地いいヨガを目指していきましょう♪
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