陰ヨガブログ20240519

知れば知るほど面白い!どこまでも追及したくなる「陰ヨガ」の旅へようこそ!

ヨガ講師:Maiko ヨガ講師:Maiko

ハタヨガやクンダリーニヨガを指導する中で、陽に寄りがちなバランスを整えることに陰ヨガは役立っています。

こんにちは!ヨガジェネレーション企画部の琴美です。

ヨガジェネレーションではクンダリーニヨガ、ヨガジェネと同じ母体である、オハナスマイルヨガスタジオのレギュラークラスではハタヨガのクラスを担当する、Maiko Kurata先生が陰ヨガの練習も長く続けている理由を教えてくれました。

クンダリーニヨガや、音楽×ヨガなどで、どちらかと言えば陽よりのイメージがあるMaiko先生ですが、実は「陰ヨガ」にも深い知見が。

Maiko先生が陰ヨガを学んだのは、メソッド設立や世界中に陰ヨガを広めたキーパーソンの1人で、陰ヨガに関する著書が何冊もあるカナダのバーニー・クラークからでした。

ヨガ講師:Maiko ヨガ講師:Maiko

クンダリーニヨガと陰ヨガは両極にも見えますが、実は共通点があります。どちらも自分の内側にフォーカスをするエネルギーワークであることが好きで、ずっと練習を続けている理由です。

Maiko先生は「陰ヨガは奥が深い」と言います。

この度Maiko先生による「陰ヨガ基礎講座」を初開催するにあたり、私も陰ヨガのことを調べてみました。

まぁ、知れば知るほど「ほぉ~」「へぇ~」っと唸る面白い情報ばかり!

この記事では、ヨガニードラ、リストラティブヨガと並び、動きが少ないヨガの代表格と言える「陰ヨガ」の魅力と奥深さをご紹介します!

「陰陽」の定義づけは?

陰陽太極図

「陰」が無ければ「陽」も無い。「陰」があるから「陽」もある。

私個人的には、「二元論」「一元論」「多元論」「表裏一体」などもそうなのですが、「陰陽」の定義づけについて、考えれば考えるほど頭が混乱して、自分の言葉には到底できません。(笑)

そもそも、「陰」「陽」の言葉はその背景や状況、文脈によって変わると言われるほど、定義づけが難しいものです。

ものごとの全てに於いて「陰陽」があり、その境界線は限りなくグラデーションだと言えるでしょう。

そして、ものごとの一番「調和」が取れた状態は、陰陽のどちらに偏り過ぎるでもなく、バランスが取れた状態である事は、想像に難くありません。

陰ヨガの面白いところは、その成り立ちや効果など、どの要素に於いても、定義づけの難しさや、グラデーションを感じさせるところではないでしょうか。

陰ヨガメソッドの基盤を創った6人のキーパーソンとは?

「陰ヨガ」がメソッドとして設立され、全世界に普及したのは、1900年代の終わりから2000年代の初頭にかけて。

そこには、複数のヨガ講師や専門家が関わります。

まず、現在の「陰ヨガ」形態を創り、世界中に広めたキーパーソンとなるのが、

  • ポール・グリリー
  • サラ・パワーズ
  • バーニー・クラーク

この3人です。

そして「陰ヨガ」の理論を組み立てるに当たり、ポール・グリリーには3人の師がいると言います。

  • ゲイリー・パーカー:ポールに解剖学を教えた人物
  • ポーリー・ジンク:ポールに道教ヨガを紹介した人物
  • 本山博:ポールにヨガにおける身体の動きとエネルギーの動きの神秘的な繋がりを想起させ、深く掘り下げるきっかけとなった人物

ヨガに長く携わっている方はご存じかもしれませんが、本山博博士は、チャクラやエネルギーの研究などでヨガ界にも多大なる功績を残した人物です。

ここに日本人の名前が出てくることも、とても興味深いです。

その6人が、現在伝わる「陰ヨガ」の土台作りに関わったと言えるでしょう。

伝統的なのか、近代的なのか。東洋的なのか、西洋的なのか。「陰ヨガ」の歴史と成り立ちとは?

グラデーション
陰陽を2極とするのか、グラデーションとするのか。それこそあいまいな議論。

では、およそ5,000年とも言われるヨガの歴史がどのように現代の「陰ヨガ」に繋がるのでしょうか。

陰ヨガの「アーサナ」は、14世紀か15世紀のとある時期に編纂された「ハタヨガ プラディーピカ」という書物の中に見られると言います。

ハタヨガプラディーピカは、「ハタヨガ」を説明する現存する最古の文書の一つ。

ハタヨガプラディーピカのアーサナについてのセクションでは15種類のアーサナが説明がされており(実際は他のアーサナも記載されていますが、アーサナのセクションでは15種類)

その多くが床に座って行われる陰寄りのアーサナにページが多く費やされているそうです。(※立位のダイナミックなポーズを陽寄りと解釈した場合)

近代に入れば、ヨギー・ヨギーニのバイブル的存在「ハタヨガの神髄(BKS アイアンガー師)」の中にも、

長時間のキープを奨める、座位や仰向けの陰寄りのアーサナが紹介されています。

ヨガの「陰」のアーサナ自体は新しいものでは無く、ヨガのアーサナが記録に残る14世紀には既に存在していて、近代ヨガでも取り入れられていました。

ポール・グリリーは、「陰」のアーサナを取り出し、さらに西洋の「解剖学」の概念と、東洋の「道教」という概念を融合させ、体系化しました。それが、現代に伝わる「陰ヨガ」の原点です。

身体にも心にも!どちらの深部にも効かせる「陰ヨガ」の効果とは?

身体と心。どちらの深部にもアプローチ。
身体と心。どちらの深部にもアプローチ。

解剖学に基づく運動理論と、経絡や、コーシャやチャクラなどに基づくエネルギー理論を組み合わせた陰ヨガメソッドは身体や心の「深部」に効かせることを目的としています。

陰ヨガに期待できる効果やメリットは実際どんなものがあるでしょうか。

  1. 関節可動域を取り戻す
  2. むくみを解消
  3. 運動が苦手でもできる
  4. リラクゼーション効果で副交感神経を優位にする
  5. 不眠、慢性痛などの不定愁訴が緩和する
  6. 自分の内側に意識が向きやすくなる
  7. 意図的に緩やかな時間を作ることができる
  8. ため込んだ感情が表にあらわれてくる
  9. ストレスと上手く付き合えるようになる
  10. 陰と陽のバランスが取れてくる

日常生活で陽に偏りがちな、現代人の心身の状態のバランスを取るために陰ヨガは役に立ちます。

ヨガニードラやリストラティブヨガなど、同じく動きが少ないリラクゼーションのヨガと違うところは、解剖学を駆使して身体の深部の関節や骨に効かせていく要素があるところです。

それゆえ、ケガをしている人は禁忌としています

ヨガで五感を磨き整えることを練習している私たちは、陰ヨガを取り入れることで、ますます自分の身体の声が聴きやすくなり、絶妙な力の抜き方を覚えることができます。

身体と精神の両方から生活の質(QOL)の向上が期待できるのが陰ヨガメソッドです。

知れば知るほど面白い!陰ヨガを学び、体験しませんか?

伝統と革新、西洋と東洋、身体と心、関節と筋肉。

陰陽が織り交ざるように、様々な要素がグラデーションのように織り交ざる「陰ヨガ」

陰ヨガを知れば知るほど面白いはずです。

陰ヨガはただやるだけでは、もったいなく、その理論を知り、感覚を受け取り、フィードバックすることで、より効果に跳ね返ってくるような、なんだかワクワクするメソッドなのです。(この気持ちは陽より(笑))

6月19日(水)メソッド開発や普及のど真ん中にいたバーニーから直接指導を受けた数少ない日本人ヨガ講師のMaiko先生による「陰ヨガ基礎講座」が初開催されます!

陰ヨガのベースを育んだ師たちの系譜を色濃く継ぐ、Maikoから「陰ヨガ」の基礎を学んでみませんか?

参照記事:バーニー・クラーク Yin Yoga 

※英語のサイトですが、AIの日本語翻訳でも、読み応えがあります!