「心身一如」(しんしんいちにょ)
「心身一如」は、「身心一如」とも書きます。その意味は、「心と体はひとつである」。シンプルで当たり前のようにも思えますが、現代に生きている私たちは、何かと心と体を分けて考えてしまいがちではないでしょうか。
- 体調がすぐれないときは、まず薬を飲む
- 心に悩みを抱えているけれど、仕事は忙しく体を酷使する
そんなふうに心と体を別ものとしてとらえていると、双方のバランスが崩れてしまい、不調のスパイラルに陥ってしまうことにもなりかねません。それでは、仏教では「心身一如」をどのように教えているのでしょうか。
禅にまつわるこんなお話
「心身一如」は、曹洞宗を開いた道元禅師が説いた言葉です。「正法眼蔵」の中で次のように教えています。
しかるに、なんぞ、その身の生滅せんとき、
心ひとり身をはなれて、生滅せざらん。
禅宗では、厳しい修行を行うことで体で覚え込ませ、心に働きかけていきます。そうして心身を共に鍛えることで、悟りの道を目指します。
禅の教えからわかること
仏教の教えでは、生も死も、身も心も一体であるというのが根本思想。そのため、「人が死んでも霊魂が生きて現世をさまよう」という考えは本来の仏教の教えとは異なるようです。
西洋医学では心と体は別ものであるという考えをもとに、病気であると見なされる「体」を治療することに焦点を当てますが、東洋医学では、「心身一如」=「心と体のつながり」を重視しています。
「怒りが肝を傷める」「恐れが腎を傷つける」と、というような考え方は、普段西洋医学に慣れていると、とても斬新で深い気づきがあります。
ヨガと禅

東洋医学のルーツをたどると、ヨガとは切っても切り離せないアーユルヴェーダ(インド伝統医学)にたどりつきます。心と体は一体であるという「心身一如」の仏の教えは、日頃からヨガに親しんでいる方には、こういった繋がりからも実感できていることでしょう。
- 背筋をピンと伸ばしていると、心もシャキッと前向きになる
- 反対に体が縮こまって固まっていると、心も内向きで頑固になる
- 心がそわそわする時は、目を閉じて丹田を意識して落ち着かせる
このようにヨガは、日頃バラバラに考えてしまいがちな心と体をひとつにするために大いに役立ってくれます。心と体の調和をはかり命を輝かせること。それは、私たちひとりひとりに与えられた使命なのかもしれません。
![Dr.マヘシュ直接指導![症状別]ヨガセラピー体験クラス](https://shop.yoga-gene.com/wp-content/uploads/2024/11/mahesh90-top-800x515_new-520x335.jpg)









![【新講座リリース!】ヨガ・ピラティス指導者のための新資格SRS(脊柱機能改善指導士)講座が、2026年4月オンライン開講!※この講座を修了すると、2つの資格が発行されます。・SRS|脊柱機能改善士・腰痛運動療法指導士(一般社団法人 日本身体機能研究会より発行)-————————————■脊柱機能改善士(SRS)資格取得講座2026年4月22日(水)~オンライン開講講師:早稲田大学スポーツ科学学術院教授 金岡恒治スポーツ医学アカデミー主宰 E.M.I代表:本橋恵美-————————————ヨガやピラティスで人の身体を整えてきた。それでも、腰痛や肩こり、首の痛みを前にしたとき、「本当にこれでいいのか?」と、立ち止まった経験はありませんか。〝脊柱|せきちゅう〟は、身体の要。その機能不全から生じる腰痛・肩こり・首の痛みは、国民のほとんどが一度は経験する、極めて身近で、そして根深い不調です。SRS(脊柱機能改善指導士)は、ヨガ・ピラティス指導者が、感覚や経験則だけに頼らず、医学的根拠をもとに、運動療法として機能改善へ介入できる力を身につけるための資格講座です。一般社団法人 日本身体機能研究会 代表理事・早稲田大学スポーツ科学学術院教授の金岡恒治先生と、ヨガ×医療の架け橋として現場と教育を牽引してきた E.M.I代表・本橋恵美先生をダブル講師に迎え、ヨガ×医療、ピラティス×医療の未来を本気で切り拓く、オンライン講座がいよいよ始まります。脊柱のモビリティとスタビリティを読み解き、評価し、適切な負荷で機能を取り戻す。あなたの指導は、「気持ちいい」から一歩先へ。「安全で、説明できて、結果が出る」指導へ。生徒の不安を、確信に変える準備を。その一歩を、ここから始めてください。[検索]ヨガジェネ 本橋恵美#運動療法#腰痛#肩こり](https://www.yoga-gene.com/wp-content/themes/yogageneration/assets/images/common/transparent-1x1.gif)