サントーシマ香先生の”ヨガ”とは?





日常生活こそ、最大の”ヨガ修行”!





いつもクラスで話すことなんですが、ヒマラヤやスタジオにこもって修行している人よりも、仕事や育児、介護の日常生活を過ごしている人のほうがよっぽど”修行”しているんですよ!ヒマラヤやスタジオは、”きれい”で守られた場所ですよね。でも、仕事帰りの満員電車や、疲れている中でお子さんをお風呂に入れるときなど、忙しい日常の”きれい”じゃない場面でいかに感情や疲労感に乗っ取られないで「在る」」ことができるか。そのほうが、難しいアーサナを練習するよりもよほど価値のあることだと思うんです。そういう日常の中で、ちょっと自分を俯瞰して見る、またはアーサナをするといったように、ヨガは実用的に役立つものです。
アーサナを通じて”心の状態”に目を向けたい


まとめ

生後3ヵ月のお子さんを抱っこしながらインタビューにお答えくださった香先生。先生とお子さんの醸し出すほんわりとした空気に、すっかり癒されました。「のんびりしちゃってすみません」とおっしゃいますが、柔らかな中にもしっかり軸が感じられるお話。そんな先生から出た「日常こそ修行」の言葉は、説得力が違いました!