【ヨガ哲学:徹底解説1】哲学って何?学ぶ必要あるの?役に立つの?

【ヨガ哲学:徹底解説1】哲学って何?学ぶ必要あるの?役に立つの?

クリシュナ・グルジにインタビュー第1弾!

ヨガジェネレーションのkayaです。私は現在、クリシュナ・グルジ先生のヨガ哲学指導者養成講座を受講しています。想像以上にヨガ哲学は深く、学べば学ぶほど混乱してきる面もありますが、今までとは違った世界の捉え方ができるようになったり、少し人に優しくできるようになったりと、アサナをおこなわなくても哲学を学ぶことでヨガを深めることはできます。むしろ、ヨガ哲学を学んでヨガをするからこそ、ヨガをやる意味やその時間の価値が上がるようにも感じています。

そこで今日は「ヨガ哲学」をもっと親しんでもらえるようにと思い、グルジ先生にインタビューしてきました! 実際に講座を受講して学んでいるからこそ聞ける、その視点から切り込んできました!

そもそも、「ヨガ哲学」とは何なの? 何が学べるの?

グルジ先生の哲学の授業風景
グルジ先生の哲学の授業風景

–「ヨガ哲学」とはそもそも、何なのでしょう?

ヨガにとっての哲学は”Navigation”です。

例えば、「東京に行こうと思う」と、地図で東京がどこにあるのかを探しますよね? 目的地がわかった上で東京に行こうとします。どのくらい距離が離れているかを見て、飛行機で行くか、バスで行くか、自転車で行くか、歩いて行くかを自分で決めますよね。そもそも目的地や距離がわからなければどうやって行ったら良いか、どこを目指したら良いかわからない。それと同じで、ヨガにとっての哲学は”Navigation”の役割を果たしてくれます。

–「ヨガをする目的へ案内してくれる」という意味でしょうか?

そうですね。ヨガをして健康になる、でも「何のために」健康になる必要があるのか、を理解していなければ、その健康を夜遊びなど無意味なことに使ってしまいます。でも、なぜヨガをして健康でいる必要があるのか?を理解していれば、健康を正しく使うことができますよね。

そもそもヨガの目的は「知を進化させること」にあります。「知の進化」とは、「自分とは何者か?」を知ることでもあります。そのためには、学びや瞑想が必要ですが、知の進化には長い時間が必要です。つまり、学び続けるためには、長生きして健康であることが必要ということです。そのためのヨガです。

私たちが学ぶ必要があるの? 学ぶとどうなるの?

グルジ先生の哲学の授業風景
グルジ先生の哲学の授業風景
グルジ先生の90分ヨガ体験クラスの風景。体験クラスはいつも満員。[/caption]
–なるほど。ヨガの目的は「知の進化」とのことですが、そもそも、知を進化させる必要はあるのでしょうか?

スポーツクラブなどで教えられているヨガは、カリキュラムが決まっていて、それを覚えれば指導ができるようになっていると思うのですが、それは”ヨガの先生”ではなく、”アサナの先生”。本当に”ヨガの先生”を目指すのであれば、哲学をわかった上で練習を重ねてヨガの効果を知った上で指導をした方がいいから哲学のことをちゃんと理解した方がいいです。

また、指導者ではない人も学んだ方がいいです。学ばないと、自分のことがわからない。つまり、「マインド」が生きる上で邪魔になってしまい、本当の意味で”自由”にはなれないからです。例えば、好き嫌いに囚われて生きていると、そのマインドが邪魔で自由にはなれませんよね?

–グルジ先生はよく「好き嫌いにとらわれないで、好き嫌いを超えたところで生活しなさい」と言われますが、好き嫌い好き嫌いの中で生きるのは良くないことですか?

今までで、好き嫌いで生きることがイイと思ったことありますか? 世界中を見て、好き嫌いで動くことがイイことだと思う?

–うーん。わからないです。好きな人と一緒にいられる時間とか、そういうのは幸せだなと思います。好きなことがあるのはイイことだと思います。

OK。では、その好きな人と永遠にずっと一緒にいることできますか?

–うーん。死んじゃったりすると思うので、ずっとは無理ですね。

そうですね。ここがポイントです。死ななかったとしても、最初の気持ちは5年、60ヶ月経ったら、変わっていくものなんです。最初の時の感覚は思い出しただけで気持ち悪くなることもありますよ!

–うーーん。でも私、結婚しているのですが、相手は15の時に出会った人で、ずっと幸せですよ?

うんうん。じゃ、思い出してみて。人が誰かを好きになる時には、『この人はこういうことをするから私好き』ということになってない? もし、自分の思ってないことをする人だったら? それでも好きになる? ならないですね。これを考えると、kayaさんは相手に無理させてるということ! その人の自由にさせてあげなさい!」

–えっ?

えっ? 結婚はお互いにお互いの「おもちゃになる」と決めること、それがLOVE?!

おもちゃで遊ぶ子どもの手
おもちゃで遊ぶ子どもの手

人を好きというのは、その人に自分の思ったことをさせているから。思ったとおりになってくれてるから。人は誰もあなたのために生きているわけではないんだよ。みんな自分の進化のために生きてるの。わかったら、その人に少し自由にさせてあげて。

–えっ??? 私は旦那に「今日からあなたは自由です」って言ったらいいですか???

そうです!笑 好き嫌いという感情は思考にくっついています。人は、相手が思ったとおりになったら好きになる、思ったとおりにならなかったら嫌いになる。でも人の思考は常に変わるの。例えば今日思ったことも、1年で変わっちゃう。思考が変わっても、また相手がその思考に合わせてくれたらあなたはまた好きになるね。そうなると、相手は”人”じゃなくてそれはもう”おもちゃ”だね。

結婚とは、それを最初に決めること。私はこの人のおもちゃになる、この人は私のおもちゃになるって。自由はもう無くなるね。でも、そうならないと結婚できないね。でもそれがLOVEだから。みんなのために、相手のために、自分の自由さえ失っても相手のためにすること、それがLOVEだから

こういうことを考えると、心の進化は”好き嫌い”を超えて考えることであり、それが大事だとわかるんじゃないですか?

その人は、その人の進化のために人生を生きてるの。いろんな勉強して経験して体験して、進化させるために生きてるの。結婚も、今の段階で必要な経験なんですね。なのに、あなたのために無理させるのはダメじゃない? これを理解すること、それを学ぶのがヨガ哲学です。

–なるほど。確かに”好き嫌い”の中で生きるというのは、相手にとって無理をさせているというだけでなく、自分を小さな箱の中に押し込んでしまっているような感じもしますね。

自由とは、”誰も何も心を邪魔しない”という意味

インタビューに答えてくれるグルジ先生
インタビューに答えるグルジ先生

哲学がわかってる人は、内側から完璧に自由になってる。最後まで知識を進化させると、“この体と心”はずっと同じではない、”体と心”はずっと変わるもの、というのがわかります。人生が終わる時に、みんなこれに気づくの。でも、これを早くに考えるのが哲学です。

同じように”関係”もいつも変わるもの。だから”関係”もいつも自由にさせてあげた方がいい。知を進化させて自由になれた人は、次の人生では自分も自由になれるし、人に自由にさせてあげることができます。

自由とは、”誰も何も心を邪魔しない”という意味です。例えば、私は今コーヒー飲んでいますけど、明日コーヒーが無くても大丈夫です。心落ちない。明日、体調悪くても心配ない。そんな風に、知を進化させると全てから自由になれます。

–「自由」というと、「好きなことだけやる」といったイメージがありますが、その点についてはどう考えますか?

さっきも言った通り、好きも嫌いもない。”好き嫌い”で考えると、人・もの・場所がいつも心の邪魔をしてくるけど、それら全てから自由になるのが大切。人・モノ・場所が邪魔をすると進化は遅くなってしまいます。

“好き嫌い”を超えるというのは、”Who Am I?(私とは誰か)”がわかるということ。これがわかると人は自由になれます。

Who is Free? Who knows soul.です。

そのためのヨガ哲学です。


なるほど。結婚とは「相手のおもちゃになると宣言すること」というのは目からウロコでしたが、「それがLOVEである」というのはもっと驚きでした。旦那に無理させている気はしないのですが…とりあえず「ご自由に生きてください」と言ってみようかと思います。たぶん「どうした!?」と言われると思いますが…。次回は、「哲学って難しそうだけど、講座を受けるだけで本当に指導者になれるの?」という疑問に迫ります!

つづく。

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