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木の板に釘を打ち付け、そこに糸をかけていく、糸かけ。呼び名は色々あり、「糸かけ曼荼羅」「糸かけアート」海外ではストリングアートとも呼ばれているそうです。
一定の法則に従って、釘に糸をかけていき、出来上がりに浮かびあがってくる幾何学模様は、息を飲むほど美しく、見ているだけで癒される不思議なアートです。
今回は、その糸かけアートって何?というところから、糸かけアートの魅力やその効果などご紹介をしたいと思います。
糸かけアートとは?

色々な名称で紹介されている糸かけ。その歴史は、オーストリアに生まれたルドルフ・シュタイナー(1861~1925)が提唱した、シュタイナー教育の中で使われてしたのがきっかけだと云います。足し算や九九などの計算、素数を学ぶために使われていた、糸かけ。
従来、糸かけは素数のみで作成されていたようですが、近年では素数に限らず様々な数で、自由に楽しむ糸かけアートが親しまれています。
糸かけアートの魅力と効果

1.集中することで得られる瞑想体験
瞑想、と聞くと想像するのは目を瞑って静かに座る時間という方も多いことでしょう。しかし、一方でただ触るというのが苦手な人も多いはず。外側の音、頭の中の声、過去の記憶や未来の想像…。瞑想を邪魔するものが多くあります。
そんなときは、単調なものに意識を向けるのが一番集中できます。糸かけアートでは、釘に糸をかけていく単調な作業。ひたすら、釘に糸をかけるという作業に集中することで、頭の中が無の状態となり、瞑想と同じ効果が期待できるのです。
2.脳のヒーリング効果
また、瞑想を体験することで得られるのが、脳への効果。私たち現代人は、体ではなく、脳が疲れていることが多いのが特徴です。特にデスクワークが多い方、コロナによって外出することが少なくなり、家でじっとしていることが多い方は、要注意。
運動不足のはずなのに「疲れてるな…」と感じるのは、体ではなく、脳が疲れている証拠です。情報過多ともいえる現代社会。それに加えて、マルチタスクを強いられることも多い世の中となっています。そんなマルチタスクの脳には、シンプルで単調な作業をすることで、脳を一休みさせ、脳疲労を癒すことができるのです。
3.没頭すること=ストレス解消
先日、精神科医である松島幸恵先生の動画にもありましたが、何かに没頭する時間を持つことは、ストレス解消に繋がります。特に仕事ばかりしている人は、違うものに没頭する時間を持つことで、仕事が更に捗り、新しい視点で物事を見ることができるはず。
また、ひたすら糸をかけていく作業に没頭し、そして出来上がった作品を見ていると心が安らぐのがわかります。
2.単純な作業で、子供からシニアまで楽しめる
小さなお子さんからシニアにまで楽しめるのがこの糸かけアートの良いところ。5歳のお子さんから、シニアまで、幅広く糸かけアートは楽しむことができます。
元々シュタイナー教育が発祥ということもあり、子供の教育に使われていた糸かけアート。今でもフリースクールや学童でレクリエーションとして取り入れられているようです。指先を使うことで神経が発達していき、細かな動きもできるようになっていきます。
また、ディサービスで使われていたり、公民館などでもワークショップが開催されていたりとシニアの方でも楽しんで頂けます。シニアの方にとっても指先を使う作業は重要。認知症の予防効果も期待できます。
終わった後の達成感。そして浮き上がる癒しの曼荼羅

そして、糸をかけている間の瞑想体験後に、浮かび上がる幾何学模様は、個性的でとても美しい。
「糸かけ曼荼羅」と呼ばれることもあるのですが、曼荼羅という意味には、サンスクリット語で「マンダ=本質」「ラ=ある」という意味。
この糸かけアートの作品には、選ぶ糸やかける順番、それだけでも個性豊かで、どれを選んでも、それぞれの美しさがあります。それを見ていると、そこに正解はありません。そのどれもが美しい。
私たち人間そのものを見ているような気がします。糸かけの時間は自分と向き合い、無になる唯一無二の時間です。そして、最後に出来上がる曼荼羅はあなたにとっての真理が浮かび上がるものかもしれません。
ヨガジェネレーション初開催!糸かけヨガ曼荼羅ワークショップ

ヨガジェネレーションでは、この糸かけを皆さんに楽しんで頂くための2時間のワークショップを開催いたします。今回は、弊社で行って頂くワークショップのため、あえて「ヨガ曼荼羅」と銘打っています。ヨガとは何も、アーサナだけを呼ぶものではありません。
Yogas chitta vritti nirodhah
心の作用(はたらき)を止滅させることがヨガである。
ヨガスートラで書かれている通り、糸かけで心の働きを静め、そして、皆さんに平穏な日々を過ごしてほしいと思います。
糸かけヨガ曼荼羅の良いところは、その作品を持って帰ることができること。何度も見返すことで、その時の静かな心を思い出してください。新型コロナウィルスによって、私たちの生活は一変しました。
かつてないほどの不安や恐怖を体験した方もいらっしゃることでしょう。しかし、大切なのは「今ここ」を感じること。糸かけヨガ曼荼羅でその大切さを思い出してほしいと思います。












![不安・ストレス・自己嫌悪・・・現代の生きづらさをヨガ哲学の実践で解消しませんか?「ヨガ哲学実践講座」ヤマ・ニヤマを現代社会で実践する<オンライン>4月4日(土)※アーカイブ受講もOK!講師:永井由香[検索]ヨガジェネ 永井由香「ヨガスートラ」の中で、最も知られているの概念の一つが「八支則|アシュタンガヨガ」八支則は下記の8種類のヨガの修業を段階的に行うと記されています。・ヤマ(制戒):社会的な禁止事項・ニヤマ(内制):自分に対する制御・アーサナ(座法):安定した座り方・プラーナーヤーマ(調気法):呼吸でプラーナ(気)をコントロール・プラティヤーハーラ(制感):外界から受ける感覚を断つ・ダーラナ(凝念):意識を一点に集中・ディヤーナ(静慮):ダーラナで一点だった対象を広げる・サマーディ(三昧): 心が停止した状態順番に行うことで、徐々に心をコントロールできるようになると考えられています。その最初の1段階目・2段階目として記されているのが「ヤマ・ニヤマ」でも、アーサナよりも実践するのが難しいと感じている方もいらっしゃるはず。インド在住ヨガ哲学講師:永井由香先生から「実践する方法」まで具体的に学んでみませんか?#ヨガ哲学#八支則#ヨガスートラ](https://www.yoga-gene.com/wp-content/themes/yogageneration/assets/images/common/xtransparent-1x1.gif.pagespeed.ic.ZvIVnS_92W.png)