MIKIZOと朋子先生の対談動画

[YouTube動画]今さら聞けない「自律神経」のこと、リストラティブヨガ講師、川原朋子先生に聞きました!

ヨガジェネレーション企画部の琴美です。

ヨガには、自律神経を整える効果があります

レッスンの時に生徒さんに言ってみたものの、なぜ?どうして?と聞かれたら実は答えられない…。新人ヨガインストラクターの皆さまの中にはもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

ヨガの指導資格が取れるRYT200などでは、ヨガの効果の1つとして「自律神経を整える」があるよ、と教わった方は多いかと思います。

しかし、自律神経が何なのか、なぜヨガをすると自律神経が整うのか、自律神経とヨガの関係について詳しく触れたのは、指導者資格を取った後のブラッシュアップの学びだ、という方がほとんどではないでしょうか。

ヨガジェネレーションでも、産婦人科医の高尾美穂先生や、精神科医の松島幸恵先生など、専門家からお話が聞ける自律神経の講座が多数開催されています。

ヨガインストラクターであれば、説明できるようになりたい「自律神経」のこと

なぜ、ヨガインストラクターが自律神経について知っておくべきか、私はシンプルに二つの理由があると思っています。

1つ目は、現代において、自律神経の乱れによる身体の不調、悩みを抱えている人がたくさんいること。

2つ目は、ヨガがどのように自律神経に働きかけるかを知っていることで、ちゃんと狙って自律神経を整えるためのヨガが提供できるようになること、

今回は、まさに自律神経を整えることを目的としたヨガ、「リストラティブヨガ」の日本でも数少ない指導者である川原朋子先生と、ヨガジェネレーション代表のMIKIZOによる、自律神経についての対談動画をご紹介します!

その1:リストラティブヨガ講師川原朋子先生とMIKIZOによる自律神経のお話


川原朋子先生とMIKIZOの対談動画は、2回目となります。今回は「自律神経編」として、4本もの動画を撮りました!

自律神経編の第一弾のこちらの動画は、まずMIKIZOが最近覚えたという、「ヘルスリテラシー」について解説。

そして、ヨガインストラクターであれば知っておきたい「自律神経」とは?を朋子先生にかみ砕いてお話頂きました。

自律神経には2種類あり、車に例えると、「交感神経」=アクセル、「副交感神経」=ブレーキ、とても分かり易い!

最後にヨガに携わる人が陥りがちな「副交感神経優位に…」神話を鵜呑みにしないように、というお話をして頂きました。

※近年では、自律神経系は、「交感神経系」と2つの「迷走神経系」の計3つに分かれるという「ポリヴェーガル理論」という考え方もあります。

その2:自律神経乱れてないですか!?セルフチェックしてみよう!


第2弾の動画は、

まずは自分の状態を知ることが大事!

とセルフチェックのお話をして頂きました!皆さまも、セルフチェック、やってみて下さいね。

以下の質問にYesの場合はチェックを入れて下さい。

自律神経のバランス取れていますか?セルフチェック!

<身体症状編>
□寝てもなかなか疲れがとれない
□動悸・息切れ・胸が締め付けられるような痛み、のどの詰まり感がよくある
□胃腸の調子が思わしくない(胃もたれ・食欲不振・過食気味)
□消化器系の調子が思わしくない(下痢・便秘・腹部の膨満感)
□肩こり・首コリ・頭痛・頭が重いなどの症状に悩まされている
□耳鳴り・めまい・ふらつき・のぼせなどの症状がある
□女性の場合、月経周期の乱れ、生理痛やPMSが辛い
<日常生活編>
□仕事や家庭、プライベートの人間関係で疲れやストレスを感じやすい
□やる気が出ない、集中力が続かない
□寝つきが悪い、熟睡できない(夜中に何度も目が覚めてしまう)
□ささいなことでも気持ちが落ち込む
□神経質でイライラしやすい、心が落ち着かない
□毎日が何となく楽しくない。前向きに生活できていない気がする。
□朝起きたとき、夜寝る前に気分がユウウツになる。

上記の質問に、3~6個のチェックが付いた方は、自律神経のバランスが乱れている”黄信号”。6個以上のチェックで、なるべく早めのケアが必要という、”赤信号”だそう!!

その3:川原朋子先生が教えてくれた自律神経の整え方


朋子先生×MIKIZOの対談動画、自律神経編第3弾は、リストラティブヨガ講師、川原朋子先生が教えてくれる、「自律神経の整え方」です!

セルフチェックでいくつか思い当たることがあった方、早めのケアが必要という結果が出た方。ちょっとソワソワしますよね。では、自律神経を整えるために何をしたらいいのでしょう?

一番に始めに大切なことだと教えてくれたのは、意外にもヨガではなく「食事」と「睡眠」

まずは、日常生活を気を付けるだけでも自律神経が整うという、分かっていたようで、見逃してきた事実。「日常を大事にする」という、大切なことに気づかせてくれる動画です。

番外編:〇〇症候群ってなあに!国民的アニメに感じる寂寥(せきりょう)感と自律神経の関係とは!

「自律神経編」最後にお話ししてくれたのは…「サザエさん症候群」聞いたことある、という方もいらっしゃるのでは。

日曜日、テレビの前でゴロゴロしていたら耳に入ってくる、あの曲。

今日は楽し~、今日は楽し~、はーいきーんぐ―♪

わぁぁ…、もうこんな時間やぁぁ~。もう、今日の終わりぃぃ~…。明日がくるぅぅ~。助けてぇぇ~。私、何してたんやろぉぉ~

この、自然と五段活用のようになってしまう、悲痛な叫び。
罪悪感とユウウツです。日曜日がお休みの人では無くても、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

はい。私は一度ではありません。

これを「サザエさん症候群」というそうです。英語圏にも「ブルーマンデー」という言葉があるそうです。MIKIZOは対談の中で「笑点症候群」と言っておりましたが、これも激しく同意です(笑)

ちなみに、Wikipediaで「サザエさん症候群」を調べると、

「笑点」のオープニングや「日立製作所」のこの木なんの木の唄「日曜洋画劇場」のエンディングテーマなどでも、休日の終わりの寂しさを感じることもある

ともありました(笑)。分かる人にはお分かりではないでしょうか!

話がそれましたが、「サザエさん症候群」と自律神経の何が関係するかというと、その「罪悪感」や「ユウウツ」などのネガティブな感情が、自律神経を乱す要因となるそうで、朋子先生いわくは、

今日は休むぞ!と決めて休むことで、罪悪感を感じないようにする

ということが一つの策なのだそうです。

「休む」ツールとしてリストラティブヨガやヨガニードラが使える!

「休む」といっても、ただゴロゴロしているだけでは、前出の「サザエさん症候群」になりかねません。

そこで、敢えて何もしないヨガ「リストラティブヨガ」や、「ヨガニードラ」など、休息に特化したヨガがとても有効だといえます。

この二つのヨガは、ほとんど動きが無く、自分の身体や心をじっくりと見つめる、瞑想やマインドフルネス的要素も強いヨガで、ケガや病気で動きに制限がある方や高齢者の方でも行えるのが特徴です。

身体の疲れを取りながらも、脳が活性化される効果も期待される、とても万能なヨガメソッドです。

ただ休むのではなく、このようなツールを使うことで、休んでいるのに「身体と心にいい事したな」と思えることで、罪悪感を感じることなく、一日が終えられ、さらに自律神経も整え、明日への活力にも繋がる、という…。なんと素晴らしい…。

いつも脳や身体を働かせて忙しい、現代の私たちが知っておきたい「自律神経を整える」ためのヨガだとも言えます。

ヨガインストラクターであれば、知っておきたい「自律神経」のお話。是非動画をチェックしてみて下さいね!

その他、自律神経を整えるのに役立つヨガ