骨の基礎知識
骨は呼吸とともに動き、深い呼吸であるほど大きく動く。全部で206個ある骨は体を支えることはもちろん、脳や内臓などを守ってくれています。骨の主な構成要素はリン酸カルシウム、残りがコラーゲンと水です。骨の強さは20代をピークとして、リン酸カルシウムの減少にともない、弱くなっていきいます。
では骨はどのように生まれ、成長するのでしょうか? 骨の代謝を担うのは破骨細胞、骨芽細胞という2種類の細胞。破骨細胞がいらなくなったところ、もろくなったところを壊し、その壊したところを骨芽細胞が修復することによって、骨は代謝されています。
しかし、老化によって破骨細胞の機能が低下すると、もろくなった部分が壊されず、骨芽細胞が働くことができないため、骨の代謝低下し、骨の老化につながります。そこで、20代をピークとして弱くなる骨の代謝を促し、強化するためには外からの刺激が重要。
ヨガで骨を強くする
骨を代謝させるには軟骨を刺激することがポイント。骨衝撃と言い、衝撃を加えるほど骨は強くなります。刺激を与えることで細胞が壊れ、新しいものを生み出そうと働き出すのです。
中でも、ヨガは骨の”破壊をしやすい”運動。ヨガマットも、なるべく薄めのほうが、衝撃に対して骨が反応するのでオススメ。ケガの予防としてある程度の厚みは必要ですが、着地をコントロールできるようになったら、薄めのヨガマットで骨に刺激を与えて、骨の代謝促しましょう。
「アライメント」正しく説明できますか?
ヨガやエクササイズをしていると、よく聞く「アライメント」。なんとなくで理解している人も多いと思うので、ここで改めて確認していきましょう。
アライメントとは「並び方」や「配列」という意味で、具体的には「重力に対して抵抗していない(地面に対して垂直)配置かどうか」ということ。つまり地面に対して支えているものが、90度を保っていられるかということです。
まっすぐ立った時に傾いていたら、倒れようとして力が生じます。これはアライメントが崩れているということです。ヨガのポーズで床に横たわるシャヴァーサナでさえ、アライメントがあります。例えば、腰がすごく反っている人は、アライメントが崩れているので、体に負担がかかっている状態です。
骨は700kgまで耐えられる!

骨の強さがピークである20代であれば、大腿骨は300kgまで、S字カーブがきちんとしていれば脊柱は700kgまで耐えられます。
アフリカの人が、頭に大きな荷物をのせて歩いているようすを見たことはありませんか? 骨のアライメントが正しければ、筋肉に力を入れる必要がないので、ストレスなく、つらいということを感じないのです。そのため、あのように重いものをのせても歩くことができます。
逆に言えば、骨が垂直でなくなると筋肉で支えることになる、つまり体が傾いていたら、700kgの負荷を筋肉が支えなければいけなくなってしまいます。それだけアライメントは重要なのです。
「安全して快適」な状態を作る
体のバランスを取っているのは、あくまでも骨格。アライメントが崩れた状態でポーズを取っていると、崩れそうなものを支えるために力みが生じます。本来、アライメントが正しい姿勢を取っていれば力はいりません。キツイと感じるのは筋肉で姿勢を作っているからです。
また、骨は血液など、エネルギーを正しく回す役目もしています。アライメントが正しくないとエネルギーも回らないのです。
正しいアライメントが『ヨーガスートラ』に書いてある「安定して快適」な状態を作ってくれるのです。
文=Yogini編集部
監修:山坂元一/フィジカルトレーナー。欧米で科学的、医学的見地からトレーニングの研究を重ねる。運動・食事・回復・治療を融合させたトレーニング施設「VIDO」を東京・恵比寿に創設。芸能人、トップアスリートからも支持される。
イラスト=ひおきあやか
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