痛みは身体からのサイン
2016年秋のある日の朝、布団から起きるためにチャイルドポーズの姿勢になろうと(起きる時に仰向けからそのままバンっと起き上がるより、一度チャイルドポーズになって呼吸を調えてからゆっくり起きると、その日のスタートがおだやかなものになります)うつ伏せになった時のこと。
それまで感じたことのない、痛み(Pain)に近いような違和感を片胸に感じました。「おや?」その時はそのままその違和感をやり過ごしていたのですが、その後ヨガの練習でうつ伏せになるポーズをするたびに、やはりその小さな痛みを感じるようになりました。
それから数ヶ月後、病院での検診で乳がんであることがわかったのです。
インターネットで調べると、「しこりは痛みを感じない」という情報をその頃よく目にしていましたが、わたしの場合は痛みが異変を知らせてくれました。症状の出かたは個人差がありますが、いずれにしても身体の痛みは、何かがおかしい、という気づきを与えてくれているもので、「対処が必要だ」というサインなのだと思っています。
混沌の中でヨガの実践に救いを見出す

がんだけでなく、どんな病気でもその診断を受けると、精密検査や入院手術にともなう仕事の調整、治療方法の決断など、決めることが多く押し寄せ、出口の見えないようなトンネルを進むような、混沌(カオス)とした時を過ごすことになるかもしれません。
自分だけ時間が止まったような気分になり、まわりの健康な人たちと自分を比べてしまって落ち込んだり、まわりだけどんどん進んでいって、自分だけ取り残されているような気分になったり。
しかし、そんな時にいつもそばにいてくれたのが、ヨガであり、ヨガの実践、練習(Practice)がわたしの混沌とした身体と心に安らぎをもたらしてくれました。
呼吸により意識が向き、細胞ひとつひとつと向き合う
ヨガの実践の中でも、より一層、呼吸法・プラーナヤーマ(Pranayama)を丁寧に行うようになりました。がん細胞が自分の身体に宿ってしまったことは変えられない事実ですが、それを取り除き、再び健康な身体を取り戻すという希望をもって、細胞ひとつひとつに働きかける呼吸を意識して、健康な細胞の再生、維持をイメージしながらの呼吸法。
手術後にもその呼吸法は役立ち、痛みをうまく逃がしたり、痛みとうまく付き合うことができました。早い回復を促していくのを体感したのです。
吸う息は細胞に活力を与え、吐く息は癒しをもたらしていきます
ータリ・プリンスター(yoga4cancer/ヨガフォーキャンサー創設者)
呼吸そのものが最良の薬になるのです。
身体の内側に熱を生み出し、身体の中を浄化する

呼吸にあわせて身体を動かすヨガは、身体の内側に自らの熱を生んでいきます。これが浄化(Purification)を促し、心と身体にPeace(平穏、静けさ)をもたらします。
カオスの状態は、どんな人にとっても何かのきっかけで訪れるものかもしれません。けれども、ヨガというツールを利用して、自分の内側と外側のバランスをとっていくことで、それを乗り越えていく強さと勇気、しなやかさが身に付くのではないでしょうか。
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