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骨盤が「開く」「ゆがむ」「ねじれる」は全部ウソ!?


それじゃあ、まず骨盤の解剖学的な知識をおさえてみようということで『骨盤セラピー』を企画して、さらにアーサナへの活かし方を『アナトミック骨盤ヨガ®』で提案しています。


最初に断っておきますが、骨盤が「開く、閉じる、ゆがむ、ねじれる」なんて解剖学的にはあり得ません! 女性のほうが男性より骨盤が開きやすいなどというのも根拠がありません。
少し前ですが、「1日、1年の間に骨盤が開いたり閉じたりするサイクルがある」という情報がWebで出回っていました。ヨガの先生でもそんなふうに教える人がいるようですが、エビデンス(証拠)はありません。何人もの骨盤を1時間おきにレントゲンで撮ってみなくては、証明できないことですからね。
ここまで骨盤がブームになるのは、お手軽な「魔法」の役割を担わせるのにうってつけだからでしょう。身体の不調や悩みは多くの人が抱えています。「ここさえ治せば全てOK!」なんて魔法は解剖学的にはないですが、商売的には「魔法」は儲かります。今はそれが骨盤というわけです。
「覚える解剖学」ではなく、「考える解剖学」を



僕は自分の講座に参加してくれた方には、「考える解剖学」を身に付けてもらいたい。そう思って内容を組み立てています。
「骨や筋肉の名前を知っている」=「解剖学を知っている」と思わないでほしい。名前を覚えるだけだと、忘れたらそれで終わりでしょう。でも、実際に人に触れて考えて納得した知識は、名前を忘れても取り戻すことができるはずです。
ヨガ解剖学はインストラクターの「軸」となる


僕の場合もそうで、いざ実際に鍼灸師として働き始めてようやく、知識不足や消化不足に気づいたんです。それで、仲間と一緒に実際のお客さんを想定していろいろなケースについて「実践できる」解剖学の知識を考え抜きました。
ヨガ解剖学は、そのヨガ版です。知識量は多くなくてもいいから、アーサナに直結できるような解剖学を学べるように考案しました。


詰め込みではなく「考えて」身に付けた解剖学の知識は、インストラクターとしての軸になるはず。自信にもなるでしょう。
それに仕事で身体を扱う以上、最低限の知識を身に付けておくのがマナーじゃないでしょうか。それが、来てくれるお客さんや生徒さんへの誠意だとも思うんですよ。
ヨガの需要はより増えるだろうからこそ、伝える側が正しい知識を!



シニアに向けたヨガやキッズヨガも最近需要が増えてきていますが、解剖学を学べばすべてに応用が可能です。人間の身体の構造そのものは、年齢や性別でさほど変わらないわけですからね。
ヨガが今後より広まるだろうからこそ、僕は身体について正しい知識を伝えたい。「頑張りすぎない」「知識が全てじゃない」といったヨガのいい面は尊重します。でも、伝える側がそれに甘んじて半端な知識でいたら、本当の意味でのヨガの良さが広まらないと思うんですよ。だから、厳しい、キツいと言われても僕は構いません(笑)。
文・本間佳苗
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