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シニアの笑顔をつなぐ。2,000人以上のチェアヨガインストラクターを育ててきた人、山田いずみとは?

こんにちは!
ヨガジェネレーション企画部の琴美です。
2015年から始動したチェアヨガ指導者養成講座は、おかげさまで今年10年目を迎えることができました。
先日の東京スタジオ開催は満員御礼、10月11日(土)・12日(日)は、福岡で初のリアル開催を行うとあり、ますます盛り上がりを見せております!
10年のうち、これまで7年担当をしてきた私から見えているいずみ先生は、見た目どおり、やさしくて、ふんわり癒し系であると同時に、
目的に向かってブレずにまっすぐ突き進める芯の強さと、学びをアップデートし続けることができるしなやかさを持ち合わせた人。
「いのちを整える」大切さを教わり、私の在り方にも多大な影響を与えてくれた恩人でもあります。
今日は、チェアヨガ考案者の山田いずみ先生と、実はヨガジェネレーション代表のMIKIZOがキーパーソン(!?)というチェアヨガの誕生秘話をご紹介します!
10周年を迎えたチェアヨガと山田いずみ先生

椅子に座ったまま行える「チェアヨガ」。
なんと、今年で誕生から10周年を迎えます。これまでに2000人以上の指導者を育成し、全国の介護現場や地域のコミュニティなど、多くの場所でシニアの笑顔をつないできました。
このプログラムの考案者は、テレビ出演や多数のシニアヨガ本の著書でも知られる山田いずみ先生。
「名前は知っているけど、どんな人なんだろう?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、その歩みには シニアの笑顔を第一に考えてきた原点がありました。
原点はおばあさまの回復を目の当たりにしてから。

いずみ先生がヨガインストラクターを志したとき、その心に浮かんだのは大好きなおばあさまの姿。
いずみ先生
おばあちゃんの大好きな親友が亡くなって、すごく落ち込んでいた時期があったんです。背中もまるくなって…。ところが、体操教室に通うようになって、みるみる元気になっていったんです!
そんなおばあさまを目の当たりにしたいずみ先生は、はじめから「シニアヨガ」を伝えようとヨガインストラクターになりました。
お年寄りが集まって体を動かしたり、おしゃべりを楽しんだり。そんな“元気になる場所”をつくりたい
最初からシニアにヨガを伝えようと決めてヨガインストラクターを志すケースは、珍しいと言えます。
いずみ先生の活動の根っこには、常に身近な人を笑顔にしたいという想いがありました。
介護現場での経験と気づき。
インストラクターになった後、いずみ先生は「シニアにヨガを伝えられる職場」を探し、ある介護施設に行き当たりました。
そこで、介護予防運動指導員として経験を重ねます。
現場での学びは、「シニアにとって安全で無理のない動きとは何か?」「目の前の人に必要なことは何か?」を考える大きなきっかけになりました。
その後、後任を育てるフェーズに入ることで、「指導者を育てる」というスキルも磨かれたのです。
施設で働く中で、食事、排せつなど、生活のすべてに於いて介護が必要な、要介護度が高い利用者さまとも関わります。
介護が必要な状態になる前に、ヨガに出会っていたら、違う現実になっていたのかな…。
いずみ先生は、介護が必要な状態になる前の「予防」の重要性や、日本の高齢化問題にも目を向けるようになりました。
やがて「自分一人の力では、この問題を変えられない」と気づき、シニアヨガを伝える人を育てる決意をします。
MIKIZOとの出会いとチェアヨガの広がり

そのとき出会ったのがヨガジェネレーション代表・MIKIZO。
もともといずみ先生は、京都のとあるヨガスタジオさんに、「シニアヨガ」を教えられる人を増やしたいと相談をしていました。
そこで白羽の矢が立ったのが、われらがヨガジェネレーション代表のMIKIZO。
いずみ先生がまとめた250ページものシニアヨガテキスト。全てのカリキュラムを終えるには、実はかなりの時間と日数を要するボリュームでした。
シニアヨガの指導者を広めるにあたり、時間や金額などのハードルの高さがネックになるのでした。
その中からMIKIZOが「椅子ヨガ」のパートに着目。
MIKIZO
ここだけを抜き出して、チェアヨガってのは?
まさに「チェアヨガ」が世に誕生した瞬間。
当時は、椅子をプロップス(ポーズの補助具)として使うことはありましたが、「チェアヨガ」というヨガのプログラムとしてはまだ無かった頃です。
2015年に チェアヨガ指導者養成講座を初開催 。ここから10年。スタジオ、オンライン受講生を合わせて2,000人以上もの卒業生を輩出、各地でチェアヨガの広がりを見せています。
難しい知識は不要。誰でも伝えられる唯一無二のチェアヨガプログラム

チェアヨガの最大の特長は、 ヨガ未経験でも、介護の専門知識がなくても伝えられることです。
これは、ひょっとするとヨガ指導者養成講座のRYT200を苦労して取った方からすれば「???」と疑問符が浮かぶかもしれません。
もちろん、ヨガインストラクターとして活動する上で必要な知識はたくさんあります。
いずみ先生が伝えている「チェアヨガ」には、明確な目的があります。
- 多くの人に届くように
- 「心・身体・気の巡り」をバランスよく整え、自律神経を整える
- 続けてもらうことで、自己効力感を上げる
その目的に必要な、必要最低限の知識が学べるように緻密に設計されているのが、いずみ先生のチェアヨガ・シニアヨガの指導者養成講座です。
- 呼吸を意識して行う優しいポーズ
- 絶対にケガをさせない安全管理
- 継続力を高める、温かさを届ける声かけの方法 など。
これらを再現性高く体系化することで、学んだその日から現場で実践できるプログラムになっています。
シニアが安心して参加できるのはもちろん、指導者自身も「できる!」という自信が持てるのです。
自分や家族も整いながら…。卒業生の活躍と受講者の声
これまでに育った2000人以上の卒業生は、ヨガインストラクターだけでなく、介護士・理学療法士・作業療法士・看護師などの専門職の方々、さらには「家族に伝えたい」と願う一般の方までさまざま。
自主開催をはじめ、地域と繋がって活動をする方や、ご自身の職場での活動報告や、ご自身の家族と一緒に行っているという声もたくさんです。
チェアヨガを続けて、自分の身体に関心を持てなかった人が、どんどん健康になっていってます
奥さまがふさぎ込んでいたが、チェアヨガでとても明るくなった、と嬉しそうに旦那さんがお話してくれた
正座ができなかったのに、出来るようになった。今度マットのヨガもしたい、とおっしゃっています
こうした卒業生の活動が、全国のあちこちでシニアの笑顔を生み出しています。
いずみ先生の言葉と未来へ

誕生から10年。チェアヨガは今や、日本のシニアヨガの代表的なプログラムとなりました。
その歩みを振り返りながら、いずみ先生はこう語ります。
チェアヨガは、いのち全体に働きかけるツールです。たくさんの人に届いて欲しい
10周年を迎えたチェアヨガは、これからもシニアの笑顔をつなぎ続けます。
さらに、今後はシニアの前の年代から気にしたい「介護予防」のことが伝えられる人を育てていきたいと、いずみ先生。
興味のある方はぜひ、指導者養成講座でその世界に触れてみてください。
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