瞑想は、あなたを[アップデート]する時間。

瞑想は、あなたを[アップデート]する時間。~よりしなやかで自由な自分へ~

年齢を重ねるごとに、

「私は今のままで良いのだろうか……」

なんてふと、不安がよぎることがあります。

こんにちは。ヨガジェネレーション企画部の琴美です。

良い年齢になりました。見た目はともかくとして、精神年齢は年相応なのだろうか。

もちろん、見た目も気持ちもいつまでも若くいたい、という願望はあれど、

いやいや、成長はしているのか?成長は必要やろ。とも思う今日この頃。

今日は、「瞑想」と「自己成長」について書いてみようと思います。

「無になること」が目的ではない、瞑想の目指すところ。

外で瞑想をする女性

「瞑想」と聞くと、多くの人が”無になる”ことをイメージするかもしれません。
しかし、実際の瞑想は「何も考えない状態」を目指すものではありません。

むしろ、自分の中にある思考や感情の流れを観察する時間です。

たとえば、瞑想の手法で、呼吸の感覚を感じ取ったり、音やイメージに意識を向けたり、マントラ(特定の言葉やフレーズ)を唱えたり。

そうした一点集中の中で、私たちは「今ここ」に立ち返る練習をしているのです。

その練習を重ねることで、気づかぬうちに私たちは「自分をアップデート」しています。

瞑想の練習中、思考がぐるぐる。考えが止まらない。皆さまも、思い当たるフシがあるのでは。
「考えが止まらなくて、瞑想は苦手だ」という方。

それこそが、実は「自分をアップデート」する鍵です。

止まらない思考、考えがあるなー、という気づき。
それは、静けさの中でこそ起こる内側の変化の第1歩です。

瞑想がもたらす効果

脳の神経可塑性

瞑想が、ストレスの軽減や集中力の向上などに良い効果をもたらすことは多くの人が知るところでは。

さらに、近年は脳科学の知見からも、瞑想が様々な効果をもたらすことが分かってきました。

瞑想が脳にもたらす変化

  • 前頭前皮質の活性化: 理性を司り、感情や衝動をコントロールする前頭前皮質の活動が増加します。
  • デフォルト・モード・ネットワークの鎮静化: ぼんやり考えてしまうデフォルト・モード・ネットワークが鎮まることが示されています
  • 神経可塑性の促進: 瞑想の繰り返しによって、脳が新しい情報に適応する能力が高まります。

神経可塑性とは、神経細胞の結びつきが新しく生まれ変わる性質のこと。
繰り返される思考パターンや感情のクセが、少しずつ柔軟に変化していきます。

「どうせ私なんて」「失敗したくない」「こうでなければ」——

そんな無意識のループに気づくことで、私たちはそこから一歩離れることができます。
この距離こそが、アップデートの第一歩です。

瞑想を通して、心はしなやかにほどけ、
ものの見方や捉え方が静かに変わっていきます。

【余白】がクリエイティビティを生む

感情を抑えるのではなく、感情から少し離れて眺める。
そのわずかな余白が、心に深い落ち着きをもたらします。

すると、頭の中のノイズが少なくなり、
次に何をするか、どう生きたいかが見えやすくなる。
結果的に、リラックスしたままでも効率的に動けたり、
新しいアイデアやインスピレーションが生まれたりします。

それは、「無理に頑張る」から「自然に流れる」へのシフト。
瞑想は、生き方のリズムを整えるプラクティスでもあるのです。

日常に取り入れる、小さなアップデート習慣

「瞑想は難しそう」と感じるかもしれませんが、
実は、たった1分でも十分に意味があります。

朝、目を閉じて呼吸を感じる。
夜、今日一日を振り返りながら静かに座る。
それだけで、心と身体は“戻る場所”を思い出します。

呼吸・音・視覚イメージ・マントラなど、
自分に合う方法を見つけていくのも、ひとつの探求です。
大切なのは「結果を求めないこと」。
ただ観察し、ただ座る——それでいいのです。

「幸せは探すものではなく、戻る場所」

瞑想記事

瞑想は、今の自分を壊すための時間ではありません。
むしろ、よりしなやかで自由な自分へと更新する時間です。

私たちはいつでも、思考や感情の波に揺れながらも、
その奥に静かに息づく「変わらない自分」へと戻ることができます。

瞑想は、思考を止めるのではなく、しなやかに変化する力を育てる時間。

今日の1分が、あなたの心を少し軽くし、
明日のあなたを穏やかにアップデートしてくれるかもしれません。

瞑想を学び、腑に落とし、伝える。佐藤ゴウから学ぶ瞑想。

佐藤ゴウ 瞑想指導者養成講座

ヨガジェネレーションで、瞑想の講座を担当するヨガ・瞑想講師の佐藤ゴウ先生は言います。

瞑想の真の目的は「本当の自分を知ること」

なんのために自分を知るのか。それは、ズバリ「幸せ」のため。

「幸せ」という言葉はざっくりしすぎているかもしれません。

講師が説く瞑想のゴール「幸せ」には、しっかりとプロセスがあります。

  • 幸せとは一体何なのか?
  • 幸せの土台にある「安心感」とは?
  • 「絶対安心」の境地に欠かせない条件とは?
  • 本当の私とは?

これらを順を追って紐解いていくことで、瞑想の位置付けや本当の目的が腑に落ちてきます。

講師の話を聞いていると、瞑想でハイパフォーマーを目指せる理由には、ただ生理学的なエビデンスだけではとどまらない秘密が隠されていることが分かり、知識欲に掻き立てられます。

佐藤ゴウから学ぶ、「瞑想指導者養成講座」がいよいよ、今月11月29日からスタートします!

年内最後の開催。今回は初の土曜日コースです。

2026年は、瞑想を腑に落とし、伝える年にしませんか?

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