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自分を他者と比較して軽視・謙遜する傾向にある日本人。無意識のうちに、ネガティブなことが起こったときに、自分に対して厳しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。特にコロナ以降、ウクライナ情勢や未曾有の円安など、近年様々な「不安材料」が増えています。そんな環境下で、知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまっているという方も少なくありません。
そのような中、セルフケアとしても心理療法としても今注目されているのが「セルフコンパッション」や「マインドフルネス」という概念。今日は、このセルフコンパッションについて、精神科医:松島幸恵先生監修の下、記事を書かせて頂きます。
【問いかけ】最近直面した困難や失敗を想像してみてください

早速ですが、最近あなたが直面した困難もしくは失敗を想像してみてください。そのときあなたは、自分自身になんと声がけをしましたか?
「もっとあの時頑張れたんじゃないか」
「自分のせいだ。もっとしっかりしないと。」
「あのときこうしておけばよかった…。」
失敗や困難に直面したとき、自分を責めてしまっていませんか?
しかし、もし、あなたが大切にしている親友が同じ困難に直面しているとしたら、どうでしょうか?実は、このとき多くの方が、ハっとした顔をします。なぜなら、大半の人が「自分はもっと頑張ることができる」、「頑張らなくてはいけない」と自分を責めるような言葉をかけていることが大半なのです。
では親友に対してはどうでしょう?きっと
「〇〇はよく頑張ったと思うよ。」
「大丈夫?無理しているんじゃない?」
「〇〇だけのせいじゃないよ。」
と心から伝えるのではないでしょうか?
このように私たちは、自分に対してとても厳しく批判的な態度をとってしまう傾向にあります。
自分に優しく出来るから強くなれる。セルフコンパッションとは

セルフコンパッションは日本語で「慈悲、思いやり」と訳されることが多く、一見すると『自分に優しくすること』と解釈されがちです。しかし、実際はそれだけにとどまりません。
さらに、他人を思いやることは美徳とされるのに、自分へ思いやりをむけることを嫌悪しがちが日本人。「自分への思いやりをもとう!」と言っても、中々難しいと思いませんか?
コンパッションという言葉は『ともに』というcomと『苦しむ』というpatiから構成され、『ともに苦しむ』という意味のラテン語compatiに由来しています。つまり、セルフコンパッションは『苦しみや悲しみに目をそむけるのではなく向きあうこと』と『苦しみを取り除こうとする姿勢が大切である』という2つの要素が含まれているのです。
つまり、「自分への思いやり」というのは、単純に自分を甘やかすということだけではなく、困難に立ち向かうための「勇気」と苦しみを取り除こうとするための「強さ」、この2つを育む必要があるということなのです。
これだけでは、どんな行動のことを言うのか想像がつきませんよね。
例えば、自分1人では到底乗り越えられそうにない仕事があったとします。頑張り屋さんは、それでも「自分1人で何とかしなきゃ」と自分を追い込んでしまいます。しかし、自分1人で出来ることには限界がありますよね。
「迷惑をかけるのではないか」「自分で頑張らなきゃ」という自分への声に対して、誰かに「手伝って」と云えるかどうか。
これも1つのセルフコンパッションなのです。
不安が高まる今だから必要

冒頭でも書きましたが、コロナ以降、誰しもが不安を抱えています。厚生労働省の調査でも6割くらいの方が不安を感じていることが示されています。社会が不安になっているなか、今だから自分に優しく、勇気をもって前にすすんでいくというセルフコンパッションが必要なのではないでしょうか。
心の健康に、セルフコンパッションの概念はとても良い、有効ですね。
先日開催された講座の中でも、精神科医である松島幸恵先生はこのようにお話されていました。私たちは、一生のうちで自分と会話している時間が一番長いですよね。
その自分へかける言葉によって、本来のストレス以上のストレスを自分にかけている場合があります。しかし、セルフコンパッションが高い状態では、自分に対して優しくポジティブな評価を与えることができるようになります。
例えば、仕事などで失敗したとき、
「今回はうまくいかなかったけど、チャレンジしたことに意味がある」
「次こそはうまくいくかもしれないし、この失敗もきっと自分の将来に役に立つだろう」
こう受け止めることができれば、自分を更なる成長へと導いてくれます。
セルフコンパッションは高められる!鍛える方法を実践しよう!

このセルフコンパッションを高めるために有効であるとされるのが、ヨガや瞑想の実践です。とはいえ、どのようにやればいいのか、自分1人ではわかりませんよね。
そこで、ヨガジェネレーションで開催しているのが、松島幸恵先生による「ヨガ×セルフコンパッション」の講座です。
慈悲の瞑想の実践や、優しいヨガの実践をみんなで行うこの講座は大好評。生徒さんに自分の言葉でセルフコンパッションを伝えられるような講座内容となっています。いよいよ年の瀬。
来年は、「自分への思いやり」を目標に、ぜひ一緒にセルフコンパッションを学んでみませんか?
これらの考え方を基にしてヨガを行う、自分はもちろん、これを知っていて生徒さんと向き合うことで、相手の心の中をちょっと軽くしてあげることができるはずです。
ヨガジェネレーション講座情報
松島幸恵先生の講座はこちらから
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![ヨガを続けてきた方へ。今日は、少しだけ問いかけをさせてください。クラスの最後や、日々の練習の中で「瞑想の時間」は取っているけれど、これで合っているのか、正直よく分からない。ただ目を閉じて、時間が過ぎていく感覚。集中しようとするほど、雑念が増えてしまう。そんな経験、ありませんか?実はそれ、とても自然なことだと思います。ヨガを続けてきたからこそ、「なんとなくの瞑想」に違和感が生まれる。瞑想は何も考えないことでも、じっと我慢することでもありません。本来は、体や呼吸、意識に起こる変化を体験しながら理解していくもの。でも日本では、アーサナを中心にヨガが広まった背景もあり、瞑想を「体験として深く学ぶ場」は意外と多くありませんでした。だからこそ、今回のケン・ハラクマによる瞑想集中講座は、とても貴重な機会だと感じています。30年以上ヨガを実践し、日本のヨガシーンを牽引してきたケン・ハラクマ。哲学と実践の両方を体現してきたからこそ、瞑想を特別なものにせず、誰の中にもある感覚として伝えてくれます。この講座は、頭で理解するためのものではありません。「こういう状態なんだ」そんな気づきを、自分の体と感覚を通して持ち帰る時間です。・瞑想に少し苦手意識がある・ずっと「これでいいのかな」と感じてきた・ヨガをもう一段、深いところで理解したいそんな方にこそ、触れてほしい内容です。ヨガは、体を整えるだけでなく、生き方そのものに静かに影響していくもの。その中心にある「瞑想」を、今あらためて、体験を通して学んでみませんか。[新感覚!]瞑想状態を体験する。ケンハラクマ 瞑想集中講座日時:1月18日(日)13:00-17:00会場:IYC表参道(東京)&オンライン&録画受講この時間が、あなたのこれからのヨガや瞑想との向き合い方を少し変えるきっかけになれば嬉しいです。#ケンハラクマ #瞑想 #メディテーション](https://www.yoga-gene.com/wp-content/themes/yogageneration/assets/images/common/transparent-1x1.gif)