ヨガといえばインド!インドといえばヨガ!は本当?
ヨガに親しんでいるかたにとって、ヨガと聞けば、本場はインド・・・というように、切っても切り離せない印象をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。けれど、ヨガ発祥の地、インドではすべての人がヨガを練習していると考えていいのだろうか?という疑問が起こります。
言葉の持つイメージにだけにとらわれて、「インドの人たちはみんな小さい時から毎日ヨガをしているのだろう」という思い込みをしているのではないだろうか?という謎をを解明するため、実際にインドを訪れて、実際に見て感じたことをお伝えしようと思います。

ヨガの聖地と言われるのは、ヨガ発祥の地、北インドのリシケシという場所です。一方、南インドのマイソールという地域でもヨガは盛んで、様々なヨガ流派がインド各地にそれぞれの流派のシャラ(練習道場)を置いています。わたしは南インドのマイソールを訪れ、本場のヨガ体験を楽しみました。
マイソールの街は穏やかな町並みで、朝晩は涼しく、昼間は30度を超すという暑い気候です。街中には沢山のお店や露天がありますが、イメージ通り、カレーの食堂やチャイのお店が多く軒をつらねていました。インドで貴重な存在として崇められている牛も、堂々とした姿で街をねり歩いています。
インドの民家をたずねてみた

ほとんどの民家に、象の神様「ガネーシャ」を奉った祭壇があります。女性はサリーという民族衣装をまとい、男性はスラックスにシャツを着た人を多く見かけます。ターバンの文化は北の地方が多いようで、南インドではあまり見られませんでしたが、褐色の肌にきれいに栄える、カラフルなサリーを着た女性が街中を行き来する姿に、インドにいることを実感します。
家屋は、台所と居間、寝室といったシンプルな構造ですが、日本の家庭を思い出すような雰囲気です。ただ、数多くのスパイスの壺が並び、おふくろの味であろうカレーの香りが漂っています。見回しても、ヨガマットは見当たりません。そこで、そこのご家族に核心に迫る質問をしてみました。「家ではヨガしないの?」。すると返ってきた答えがこちら。
インドのヨガの現状
よくよく話を聞くと、家でヨガをしている人は本当に少ないらしく、わたしたちと同じくシャラに通って練習している人が多いとのことです。シャラには毎朝およそ30人以上もの人たちが世界各国から練習に訪れ、おのおののベースで練習を行っていますが、滞在先の近所の顔なじみはその中でもほんのひと握りです。
シャラの中は、ラグが敷いてありヨガマットをその上に敷いて練習をするのですが、地元の人はヨガマットくらいのラグを持ってきていました。ヨガマットを持ってきているのはほとんど他の国から来た練習生のようです。
聞くところによると、最近のインドの若者はヨガ離れしており、日常に毎日取り入れている人は少なく、真剣に向き合っている人はなかなかいないらしいということ。朝早くからの練習は、日本でわたしたちが早起きしてヨガに行くのを少し億劫に思ってしまうのと同じように、インドの若者にとっても億劫に感じられるようで、それがヨガから離れている理由のひとつだそうです。それよりファッションや恋愛に興味があり、チャイを飲みながら友達とおしゃべりの方を優先する、という、どの国でも同じような文化の変化が起きているのですね。

一方で、ヨガはアーサナ(ヨガポーズ)だけを指すわけではなく、アーサナをせずとも瞑想や物事の考え方、日々の暮らし方もヨガだと言えます。日々を丁寧に生きる事や、心静かに自分の内側と向き合い心と身体を馴染ませていく。ヨガの教えでは、「まず心を整え、身の丈にあった生活をしましょう」と解いているように、インドでは、生活の中に昔からそんな思想が親から子供へ受け継がれているのではないでしょうか。
毎朝のお祈りや、瞑想、物を大切にする行為、相手を思いやる姿勢など、インドの人たちは毎日ヨガに向き合っていると言えます。
今回の調査結果から感じたこと

日本独自の『おもてなし』『奥ゆかしさ』『古くからの緻密さ、正確さ』など、日本でも、「さすが日本人!」と思われる美意識の文化はたくさん受け継がれています。古くから忘れてはいけない独自の文化や考え方、思いやりなど、目にははっきり見えない所で、しっかりとわたしたちにもその芯はあるのです。それは日本で生活をしているとなかなかわからない日本のマインド。同じようにインドでも、日常の中に溶け込んでいる、思想や瞑想の心穏やかに過ごす方法を通して、ヨガは実践されていました。。
どちらの文化にも、長い歴史や生活習慣の中で作り上げられてきたぶれない軸があることがわかります。ただ、忙しい毎日や速いスピードでめまぐるしく変化する情報量の中で、その軸をどう保っていくのか、現代ではとても難しくなってきています。
日本では、ヨガでアーサナや呼吸ををすることで、自分と向き合う時間や思い出す時間を味わう事ができます。インドでは思考や瞑想そのものがヨガであり、日本とはヨガの捉え方が少し異なるかもしれませんが、インドにいるすべての人が生活や思想そのものをヨガとして実践しているのだと体感しました。まずは「マインドを整える」という八支則(ヨガの教え)があるように、ヨガの歴史はインドででしっかりと受け継がれていました。
![Dr.マヘシュ直接指導![症状別]ヨガセラピー体験クラス](https://shop.yoga-gene.com/wp-content/uploads/2024/11/mahesh90-top-800x515_new-520x335.jpg)









![【新講座リリース!】ヨガ・ピラティス指導者のための新資格SRS(脊柱機能改善指導士)講座が、2026年4月オンライン開講!※この講座を修了すると、2つの資格が発行されます。・SRS|脊柱機能改善士・腰痛運動療法指導士(一般社団法人 日本身体機能研究会より発行)-————————————■脊柱機能改善士(SRS)資格取得講座2026年4月22日(水)~オンライン開講講師:早稲田大学スポーツ科学学術院教授 金岡恒治スポーツ医学アカデミー主宰 E.M.I代表:本橋恵美-————————————ヨガやピラティスで人の身体を整えてきた。それでも、腰痛や肩こり、首の痛みを前にしたとき、「本当にこれでいいのか?」と、立ち止まった経験はありませんか。〝脊柱|せきちゅう〟は、身体の要。その機能不全から生じる腰痛・肩こり・首の痛みは、国民のほとんどが一度は経験する、極めて身近で、そして根深い不調です。SRS(脊柱機能改善指導士)は、ヨガ・ピラティス指導者が、感覚や経験則だけに頼らず、医学的根拠をもとに、運動療法として機能改善へ介入できる力を身につけるための資格講座です。一般社団法人 日本身体機能研究会 代表理事・早稲田大学スポーツ科学学術院教授の金岡恒治先生と、ヨガ×医療の架け橋として現場と教育を牽引してきた E.M.I代表・本橋恵美先生をダブル講師に迎え、ヨガ×医療、ピラティス×医療の未来を本気で切り拓く、オンライン講座がいよいよ始まります。脊柱のモビリティとスタビリティを読み解き、評価し、適切な負荷で機能を取り戻す。あなたの指導は、「気持ちいい」から一歩先へ。「安全で、説明できて、結果が出る」指導へ。生徒の不安を、確信に変える準備を。その一歩を、ここから始めてください。[検索]ヨガジェネ 本橋恵美#運動療法#腰痛#肩こり](https://www.yoga-gene.com/wp-content/themes/yogageneration/assets/images/common/xtransparent-1x1.gif.pagespeed.ic.ZvIVnS_92W.png)