両手で顔を覆い右目だけのぞかせて横を見ている女性

マクロビオティック的『望診法』 vol.2:目

私たちが日ごろ行っている、見る、聞く、話す、嗅ぐ、触れる、といった五感の中でも、閉じてる時以外は休みなく使っている器官が「目」。「目は口ほどものを言う」ということわざがあるように、泣いたり、怒ったりと喜怒哀楽の表現も豊かな部分ですし、相手に与える印象も大きい部分でもあります。わたしたちの心の窓にもなる「目」から、身体の不調のサインを知り、セルフケアしていきましょう!

目について

目は私たちの身体のうち、最も表現性のある器官のひとつであり、身体的、心理的、精神的変化を示しています。目は五感の中でも一番情報が入ってくる器官で、実はその情報の8割は目がキャッチしてるのです。目は血液の状態を教えてくれる器官でもあり、酸素や栄養を届け老廃物を運ぶための毛細血管が張り巡らされています目を見れば体全体のどこが滞っているのか教えてくれます

それでは目に異変がないかチェックしてみましょう。
※下記の画像2点は参考図書[1]を撮影したものです。

目と目の距離は?

目の形から診断する本を写したもの
目の形は?
  • 狭い:塩や肉類など陽性の強い食べ物を過剰摂取したことにより形成され、性格は攻撃的で心が狭く頑固であるが、感情的にも鋭い性格を持っている。肝臓、膵臓、腎臓などが簡単に異常を起こす可能性がある
  • 広い:サラダ、砂糖類、清涼飲料、果物の陰性の食べ物を過剰摂取したことにより形成され、ゆったりとし優しい性格で、優柔不断なところもある。肝臓、膵臓、腎臓などが簡単に異常を起こす可能性がある

目の角度は?

  • つり目:陽性/煮込み料理や塩気の強い穀物や野菜によって形成。はっきりした感情や知性を持っている
  • 垂れ目:陰性/煮込まない料理や塩気の強くない野菜の多い食事や果物やジュースによって形成。おとなしく受動的な性格

目の大きさは?

  • 小さい:よく煮込んだ植物性や動物性の食品を含む陽性の食物によるもの。こういう目を持つ人は固い決心を持ち、行動的で自身を持ち、身体的強靭性も生命力も忍耐力も持ち合わせている。中でも、異常に小さい目は鋭い攻撃的な性格を持っている
  • 大きい:調理時間が短い、生の野菜、果物やフルーツジュースなど陰性の食物によるもの。精神的で感受性が高く繊細でおとなしい性格。中でも異常に大きい目は、神経過敏、いらいら、神経質、臆病な性格を持っている

白目の部位が表す身体の部分

白目の状態から診断する本を写したもの
白目に対応する身体の部分は?
  • 上部:体の上方の部分で、脳、顔、首、胸、肺、心臓と脊椎上部
  • 中央部:体の中心部で胃、十二指腸、脾臓、膵臓、肝臓、胆嚢、腎臓と脊椎中部
  • 下部:体の下方の部分で小腸、大腸、膀胱、生殖器、臀部、脊椎下部
  • 外側(耳側):体の前面で顔、首と胸、呼吸器、消化器系とその関連器官と分泌腺
  • 内側(鼻側):体の背面で小脳、首、肩、脊髄と関連組織、腰、臀部と頸部

白目部分の色味やシミは?

  • 黄色い:動物性食品や豆類の取り過ぎ。肝臓、胆嚢、消化器官の異常
  • 暗い灰色:消化器系、呼吸器系、リンパ腺の不調
  • 透明または青白い:腫瘍やガン、ホルモンやリンパ機能の異常
  • 毛細血管の赤い色:循環器系、呼吸器系、生理不順
  • まっすぐ長い赤い線:組織や筋肉の異常な変形に起こるもの。事故やショック。手術
  • 赤い斑点:血栓や血液循環の停滞
  • 黒い斑点:大きくはっきりしているものは腫瘍やガンによる形成
  • 白い斑点:重い脂肪の蓄積、腫瘍やガンが原因

目での日々の体調チェックも活用しながら、白目が白くてクリアな瞳美人も目指していきましょう。

    参考資料

    • [1]久司道夫著(2005)「マクロビオテック健康診断法」(日貿出版社)

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