第4チャクラ

「チャクラ」とはサンスクリット語で「車輪」を意味する。身体エネルギーの通り道にある関所のような役割を持つ。オーラ(人の身体を取り囲む光の虹。微細なエネルギー)の情報を体内で伝達し、全身を通過するエネルギーの流れを促進させていると考えられている。第4チャクラは「アナハタチャクラ」とも呼ばれる。心臓のチャクラとして、胸腺、循環器系やリンパ管、免疫と関連している。また利益を求めない至上の愛と他者への思いやりを司る。循環器系の中心的存在である心臓と深く結びつき、身体をめぐる血液、水分、酸素、リンパなどとも関係があるため、免疫系にも影響を与えるチャクラとして知られている。関連する色は緑色。身体の部位は心臓。対応するマントラは「YAM」(ヤーム)。

概説

第4チャクラでは、心の在り方と密接に関わるため、愛情についての問題が、この第4チャクラを調えることで解消されると考えられている。

まずは自分自身を愛すことで相手との関係も築いていけることを理解することが大切である。そのために、第4チャクラのバランスを調えることが重要となる。

第4チャクラが調うと、自我を捨て去ることができ、見返りを求めない愛を他者と共有し、相手との関係がスムーズに流れ出す。

特徴

第4チャクラを調えるヨガアーサナ

  • コブラのポーズ(ブジャンガアーサナ)
  • アップドッグ(ウルドゥーワムカシュワーナアーサナ)
  • 頭を膝につける座位の前屈(ジャーヌシルシャーサナ)
  • 橋のポーズ(セツバンダアーサナ)

関連項目