第3チャクラ

「チャクラ」とはサンスクリット語で「車輪」を意味する。身体エネルギーの通り道にある関所のような役割を持つ。オーラ(人の身体を取り囲む光の虹。微細なエネルギー)の情報を体内で伝達し、全身を通過するエネルギーの流れを促進させていると考えられている。第3チャクラは「マニプラチャクラ」とも呼ばれる。へそに近い太陽神経叢に関連があり、全身をめぐる生命エネルギーの流れを調える働きがあるとされている。消化を司り、全身の代謝に関連している。ストレス反応にも関わりがある。胸骨の下あたり(みぞおちのあたり)を押して、心地良くない場合はストレスや何らかの不調があると見なすことができる。改善のために、ストレスの原因を探り、解放されるよう努めることが勧められる。関連する色は黄色。身体の部位はへそと胸郭の一番下をつなぐ部分。対応するマントラは「RAM」(ラーム)。

概説

第3チャクラでは、相手のマイナスな感情(怒りや恐れ)を反映し、その感情を自分のことのように感じる場合がある。自分以外の人の感情を吸収しないために、常にこの第2チャクラをクリアにしておくことが大切である。

落ち着かない心やエネルギー不足は、マインドを弱らせ、恐怖感に襲われ、様々な病気の原因にもなってしまう。第3チャクラのバランスが調うと、喜びや愛、自信を感じられる健全なマインドを取り戻すことができる。

自我(エゴ)やネガティブな感覚にとらわれず、自らが太陽のように輝くオーラを持つことをイメージし、幸福や希望を感じるられるようになるには瞑想を活用する。

特徴

第3チャクラを調えるヨガアーサナ

  • 牛面のポーズ(ゴムカーサナ)
  • 半魚王のポーズ(アルダマツェンドラーサナ)
  • ラクダのポーズ(ウシュトラアーサナ)

関連項目