第1チャクラ

「チャクラ」とはサンスクリット語で「車輪」を意味する。身体エネルギーの通り道にある関所のような役割を持つ。オーラ(人の身体を取り囲む光の虹。微細なエネルギー)の情報を体内で伝達し、全身を通過するエネルギーの流れを促進させていると考えられている。第1チャクラは「ムーラダーラチャクラ」とも呼ばれる。大地のエネルギーと深いつながりを持ち、土台、基盤を意識し、第1チャクラが安定することで、至福感、安定した精神状態、安心感を得られるとされる。「グラウンディング(大地に根ざすこと)」が第1チャクラの主な働きである。関連する色は赤。身体の部位は肛門と生殖器の間。対応するマントラは「LAM」(ラーム)。

概説

食欲や睡眠、性欲など本能的な感覚を司り、人間の生殖機能とつながりがある。第1チャクラを活性化させることで、安定し心身の健康を促すことができる。喜び、楽しさ、熱意、集中力など、幸福感につながる感情を充実させるためにも、第1チャクラは重要な役割を果たす。

地に根ざし、自分自身について正しい理解を持つことは、このチャクラのバランスを得ることにつながり、えも言われぬ自信と存在感を放つこととなる。

特徴

第1チャクラを調えるヨガアーサナ

  • 戦士のポーズ1(ヴィーラバトラアーサナ1)
  • 戦士のポーズ2(ヴィーラバトラアーサナ2)
  • 三角のポーズ(トリコナアーサナ)
  • 鷲のポーズ(ガルーダアーサナ)

関連項目