マルマ

マルマとはアーユルヴェーダにおける「ツボ」のことを指す。マルマは身体の表面に約107個存在し、大きさは中医学のツボより大きいとされており、マルマの部分を適度に刺激することで、生命エネルギーが活性化し、健康を促進することができると考えられている。東洋医学の経絡や鍼灸などは、このマルマを起源にしているとも云われている。

概説

マルマを刺激することで、様々な身体の不調を改善も期待ができる。マルマセラピーとして、オイルなどでマッサージをするセラピーも行われている。

  • 首、肩こり、腰痛、関節性リウマチ、ヘルニア、座骨神経痛などの痛みを軽減する
  • 神経系の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 婦人科系疾患
  • 自己免疫系疾患

特徴

体内のエネルギー(アーユルヴェーダでドーシャと呼ばれるヴァータ、ピッタ、カパのエネルギー)の通り道に関所のように点在するのが、マルマである。

マルマを押し、刺激を与えることで、身体の循環を促すことで、健康な心身を調えていける。アーユルヴェーダでは、全身の反射区(全身の臓器や部位と呼応している地図のようなもの)となるマルマが顔に集まっていると考えられている。

関連項目