ヨガ哲学

概要

ヨガ哲学とは、ヨガの聖典とされるヨガスートラやバガヴァド・ギーターなどに書かれているヨガの教えであり、人の心の取り扱い方について記されている。ヨガスートラでは、ヨガ哲学を理解することで、心が静まっている時に本来の自分を知り、幸せで自由な存在となると説いている。

概説

ヨガ哲学について学べる代表的な聖典、経典。

  • 『ハタ・ヨーガ・プラディービカー』
  • 『ヨーガ・スートラ』
  • 『バガヴァド・ギーター』
  • 『ヴェーダ聖典』

ヨガ哲学は、人生における問題(悩み、嫌な思い出、トラウマなど)を解決してくれるガイドのような役割がある。

歴史

古いものは紀元前から記されていると考えられている。

特徴

ヨガ哲学について学ぶことができる文献はいくつかあるが、ヨガの教えについて学ぶ時は基本的にグル(先生)から学ぶことを推奨している。理由としては、”文字を読む”という行為だけでは、正しく理解できているかが確かではないから。哲学には方程式があるわけではないので、哲学を自分自身の価値観というフィルターだけを通して学ぶよりも、すでに多くのことを学んでいるグルから学ぶ方がより正しく理解できる。

関連項目

八支則
グナ
タマス
ラジャス
サットヴァ
コーシャ
カルマ
シャンティ

出典・参照元

  • 雑誌『Yogini』 vol.49(枻出版社)P47
  • 向井田みお『やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ』 (YOGA BOOKS)