マーラー

概要

ルドラクシャ(菩提樹の実)をつなぎ合わせた数珠。ヒンズー教徒や仏教徒の間では供養や礼拝、瞑想の際に身につけられていた。身につける者を癒す力があることから、大変神聖なものと考えられている。

概説

マーラーに使用される「ルドラクシャ」とは、インド原産の菩提樹の実である。また、「シヴァ神の涙」という意味を持っており、神が民衆の幸福を祈り瞑想していた際に流れた涙の粒が大地に落ちたとき、その場所にルドラクシャの木が育ったと言われている。

特徴

*マーラーの使い方
1)マーラーを右手で持つ。
2)伸ばした人差し指にマーラーをかける。
3)親指を使って、1マントラ毎に、次のビーズに動かして、数を数える。
マントラを108回を1セットで唱えるため、ビーズは108個のものが一般的である。

関連項目

ブロック
ベルト
ボルスター
ブランケット

出典・参照元