シヴァナンダヨガ

歴史

元々西洋医学の医師だったスワミ・シバナンダ師(Swami Sivananda)によって創設された、プラナヤマ(呼吸法)、アサナの習得に加え、ヴェーダンタ哲学やマントラの詠唱などを重視するスピリチュアルなヨガプラクティスを行うヨガのスタイルである。

弟子であるスワミ・ビシヌ・デバナンダ(Swami Vishnudevananda / 1927〜1993)によりインターナショナル・シヴァーナンダ・ヨーガ・ヴェーダンタ・センターが創設され、現在、世界的に定着しているヨガの流派である。

特徴

プラナヤマ、アサナ、シークエンスなどそれぞれが心と体のどの部分にどのように効果があるのか、ということを深く理解しながらプラクティスができる。

ひとつひとつのアサナを通して、背骨に沿って7つあるといわれているチャクラの柔軟性やアーユルヴェーダにおけるドーシャ(個人差のある体質)を整える内容にもなっている。

心と身体の安定を図る手段として日常生活に取り入れやすく、身体や精神的な悩みなどストレスを抱えやすい現代人に適したヨガのため、初心者から上級者まで、幅広いレベルに対応していると言える。

アサナのポイント

特にポイントとして挙げられるのは、1つ1つの基本ポーズの間に「シャバアサナ」を必ず入れるところ。

これはそれぞれのアサナの効果をその都度、より意識的に浸透させるためであり、シャバアサナ中のプラナヤマで、心と体のバランス感覚も取り戻すことが可能になる。

こんな人にオススメ

初心者から上級者まで、体だけでなく心の健康を求める人におすすめのヨガ。ひとつのアサナをしっかりとホールドする場合もあり、動よりも静のテイストが強いので高齢の方も安心して行うことができる。

ヨガの実践によって得られるスピリチュアルな変化を重要視していて、アサナ、呼吸、リラクセーション、食事、瞑想などへの伝統的かつ総括的なアプローチによって宇宙的な意識を経験したいと願っている方。

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