インドをイメージした画像
私はシンガポールでヨガをはじめ、インドでインストラクターの資格を取得するまでに8年かかりました。私はいつも目標をゆるくたてます。元々目標というものは成長に応じて変化していくものだと思っているので、目標が途中で変化しても構いません。当初の私の目標は「インドでインストラクターの資格を取得後、海外でインストラクターとして活躍する」ことでした。その目標にまつわる当時の私の悩みとは?そしてそれぞれの悩みを解決するヒントを導いた出来事やアドバイスを4つご紹介します。

1.インドで1ヵ月やっていけるかわからない

タージマハルの前で手を合わせる女性
インドで長期滞在、練習をしながら治安や清潔さに気を遣う生活ができるか不安でした。そんな中、偶然にも世界中を一人旅する友達からかなり刺激を受け、私も一人旅をしてみたくなったのです。その後は、一人旅の機会があればマニラ、バリ、バンコクなどのヨガスタジオに飛び入り参加し、ヨガと海外生活の融合を試し、楽しみ、徐々に慣れていきました。実際に体験することで得られる経験の蓄積が私の行動をさらに後押ししてくれたのです。

2.体型とアサナの技術問題

カラフルに彩られたガネーシャ
私の体型はスリムとは言い難く、さらに体が硬いのでどうしても出来ないアサナがありました。その際にヨガ友に相談をしたら次のようなアドバイスをもらいました。

「これと思ったワークショップやティーチャートレーニングは物怖じせずに受講してみては?他人のヨガレベルを気にして自分が受講しないなんて馬鹿げていると思う」と。

なるほどと思い直し、海外の著名な先生のワークショップなどで興味を持った講座を受講しはじめました。そこで様々な貴重なアドバイスや経験談をもらったのです。

高橋直子さんとチャック先生「ふくよかな体型でも立派なアシュタンガ練習生もいるから、アシュタンガをする人は痩せているという思い込みは不要です」
(チャック・ミラー先生)
※写真中央:チャック先生/写真左:高橋直子
高橋直子さんとキノ先生「昔はこんな背の小さい私が(彼女は160ないと思う)こんな難しいポーズなんかできるわけないといつも悩んでいた」
(キノ・マックレガー先生)
※写真左:キノ先生/写真右:高橋直子

この様なアドバイスは私の中で貴重な宝物となっています。

3.英語でテストを受ける

シヴァの銅像
個人的にはこれまで語学環境には恵まれていたと思っていましたが、やはり英語でのヨガティーチング実技テストは語学力だけではなくひっこみじあんな性格の問題もあり、とても難しく感じました。この問題の解決としては、旅行の際に勇気を持って飛び込んだ数々のヨガスタジオでのクラスやワークショップ参加で、どんなことも無駄にせず何かを得ようと必死に聞き、質問をしたのが功を奏したと思います。また、日々の練習の際にもクラスの前後にヨガ友や先生とヨガの話をするのが楽しみでした。そういった経験でヨガ英語を自然と身につけていったと思っています。

4.長期休暇を取得できるか

インドで瞑想をする女性
インドでインストラクターコースを取得するには最低一ヵ月は必要です。この時間を捻出するためには、すぐには解決策が発見できないまま、ただ待つしかありませんでした。でも、チャンスは突然来るものです。昨年一年間、私は病気を患った理由でシンガポールの会社を退職したのですが、なんと退職届を提出後にその病気は嘘のように消えてしまったのです。ということで突然時間ができたのです。ひとつのドアを閉じると、もうひとつのドアが自然と開く、というようなことは多々あると思います。

インドを経て、わたしの目標の変化とは

インドの川沿いで友達とジャンプをする高橋直子さんこれまでが、私の悩みとそれぞれの解決策です。当初の目標は「海外でインストラクターとして活躍」としていましたが、8年間ヨガの練習を続ける中で、海外にとらわれることはなくなり、今の目標は「今まで学んだことを皆さんに共有すること」と変化しました。

もし昔の私のように悩んでいる人がいらっしゃるなら、興味があることにはどんどん挑戦してほしいと思います。悩みや躊躇、ハンデは誰にでもあること。そのハンデを乗り越える努力をヨガと共に楽しみませんか?

– 高橋直子

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