笑う高尾先生

こんにちは、kayaです。 先日、正式に受付を始めた高尾美穂先生の初となるヨガ指導者養成講座。この講座、お申込み開始当日に満員になってしまい既にキャンセル待ちが10名以上。そんな大人気の高尾先生からもっと学びたい!という声をよく聞きますが、高尾先生ファンのみなさまに朗報です。 このたび、高尾先生がWEBサイトをオープンされました!ここでは高尾先生が様々なところで開催されているイベント情報を一目で確認することができます。まだ見ていない、知らなかったというかたはぜひこちらから。 >>産婦人科医、ヨガ指導者、婦人科スポーツドクター 高尾美穂のWEBサイト

さて、昨日は、産婦人科医でありヨガ指導者である高尾先生の「女性のカラダの基礎知識」講座でした。テーマ1では、女性のからだの一生を追いますが、今回のテーマ2では「月経がある時期の身体の仕組みを理解する」ということで「月経周期とそれに伴う症状について」のお話をしていただきました。

私は既に何度もこの講座にお邪魔しているのですが、何度受けても「面白い!!!」と思う気づきがあります。それは先生ご自身が常に知識をアップデートされていることと、時々脱線してしまう話が興味深いから。 それでは今回は、なぜヨガをする人たちが「女性のからだの医学的知識」を学んでおいたほうが良いのか、についてレポートします!

 

理由1:証明されたもの・体感できること、どちらも大切だから

高尾美穂の講座風景

そもそも医学や科学では、「エビデンス」が必要です。他の誰がやってみたとしても同じ効果が認められること、ありとなしでは有意な差があると証明されること、といった条件をクリアすると「信頼できるデータ」すなわち「エビデンス」として世の中で知られるようになります。 私たちが「医学を学ぶ」ということは、「すでに正しいとされている誰にでも共通するからだの仕組み」を学ぶということ。女性のからだで生理が起こる仕組み、妊娠する仕組み、更年期のからだの変化などは、すべての女性に共通することです。(もちろん個人差はあります)

高尾先生講座風景

反対に、ヨガにはまだまだ科学的に証明されていないことがたくさんあります。チャクラの話やヨガを続けることによって起こる心の変化、瞑想の効果など証明されていないけれども、多くのみんなが確からしいと実感している効果もたくさんあります。科学的に証明されていない部分のヨガが、世の中で信用されていないかというとそんなこともなさそうです。というのは、最近ではヨガのクラスや講座に医師が参加してくださることも増えているから。 西洋医学のスペシャリストである医師がヨガに興味を持つということは、西洋医学以外の学びやツールがあってもいいと考えられていることを意味しているのではないでしょうか。高尾先生のように医学的知識を持つ人がヨガを学べば、さらにより多くの女性をサポートできるようになるように、ヨガの先生やヨガを楽しんでいるかたが医学的知識を身につければより多くの女性をサポートできるようになるのでは? そのためにもぜひ、正しい「女性のからだの医学的知識」を学んでいただきたいです。

    

理由2:医学的にからだを知ることは安心につながる

ホワイトボードと高尾先生

女性のホルモンバランスは約28〜35日周期で変わり、その変化にあわせて体調も変わります。やる気がなくなって気持ちが落ち込んだり、便秘になったり、むくんだりとホルモンの影響によって様々な変化があります。 どんなホルモンがあり、各ホルモンがどう影響しあっているかを理解することにで、身体にどんな症状が出るのかを理解できるようになります

マイナスな症状も、ホルモンバランスによるものであり一定の期間が終われば症状が改善する可能性が高い、と知っていれば、からだと安心して向き合えますよね。

生徒さんに「最近気持ちが落ち込み気味で…」と言われた時に、「大丈夫ですよ」と暖かい言葉をかけるのも良いですが、「生理前じゃないですか?ホルモンバランスのせいかもしれないですね」など具体的に身体からのアプローチを説明できれば安心させてあげることができるのではないでしょうか?

 

理由3:「健康」や「命」の奇跡を学ぶことができる

講座風景

この講座に出ていると「健康」や「命」の奇跡を考えさせられますが、今日衝撃だったのは「精子の本能」の話。女性のからだでは、月に1度左右のどちらかの卵巣から卵子が出てきますが、女性のからだに入った精子は途中で「右か左か」を選ばなければなりません精子は排卵がなされたほうの卵巣を選ばなければ受精することできませんが、6割の精子が正確な卵巣のほうに向かうことができるんだそう。

妊娠がすごいことであることは理解していますが、ここまで具体的に知ると「子孫を残したい」という男性…というよりも精子の本能に頭が下がりました。

こんな感じの余談も挟みながら、今日も女性のからだについて学んできました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!! 集合写真 ※プロゲステロンのPを表しているそうですが…そもそも先生、Pって逆向きじゃないですかね?(= =)

kaya