更科有哉が旅先の店先でヨガポーズをしているところ

更科有哉+アシュタンガヨガ [マイソール日記Vol.8『WE LOVE ASHTANGA YOGA』]

2009年1月14日 水曜日。

今週から待望のmysore classが始まりました。
たぶんAshtanga Yogaの練習生はたいていLed classよりmysore classの方が好きでしょう。それは世界共通であることが実感できます。

簡単に説明するとLed classは先生のカウント通りにシークエンスを進めていくクラスです。(led=導く、案内する。)一方、mysore classは自分の呼吸に合わせてシークエンスを進めていくクラスです。

つまり、その先生によってカウントのスピードは違い、ここ本家Led class , Ashtanga Yogaを世界で最も熟知しているSharath氏はというと、最もきついLed classと言えよう。それを愛と捉えるかは当人の自由だ。(僕らはまるでARMYのようだ)

そのLed classが一週間続いた後の、待望のmysore classは有り難味みたいなものがわかり最高に気持ちがいいものである。

石の上でポーズをする更科有哉
石の上でポーズをする更科有哉氏
  • 自分の呼吸のリズムをしっかり観察しながら、動く
  • 自分の呼吸のボリュームを調節する
  • 呼吸によってのバンダコントロール

僕はこんな項目を確認しながら、自分のラストポーズまで一つ一つ大切に進める。何物にも代える事ができない心地良さ。汗が、霧雨のごとく滴る爽快感。

Ashtanga Yogaが楽しくてしょうがない。
Ashtanga Yogaが僕は大好きである。

Sharaの中で『 I LOVE ASHTANGA YOGA !!』と叫びたくなるほどだ。(もちろんそんことをすると狂ったかと思われるのでやらないが)

しかし、そんな思いはまわりのみんなからもヒシヒシと伝わってくる。わざわざ世界各国から、なんとか時間とお金を作って、このインドという国まで来ているのだ。ブラジルや南アフリカ、エジプト、チェコ、スコットランド、ナミビア、メキシコから来ているのだ。

練習後、sharaから出てきた生徒を朝日が照らす。みんな実にいい顔をしている。残りの日々・時間を大切に使うと自分に誓う。

PS. 最近、撮った映像、よかったら見てやってください。KARANDAVASANA.(Intermediate series)

文・更科有哉