ペインケアヨガTT記事

体と心の“痛み”に苦しむ人へ 救いの手を! 初開催“ペインケアヨガ指導者養成講座”ご紹介

今月8日に新型コロナウィルスが季節性のインフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。新型コロナウィルスが始まって、3年以上経過しましたが、この3年で私たちの生活も変化したのではないでしょうか?

コロナ渦により、テレワークやストレスが1つの原因となり、肩こりや首の痛み、腰痛を感じる人、また帯状疱疹などを訴える人が増えたと言われています。マッサージや湿布など自己流で対処しても、いつのまにか慢性的な痛みに発展していたりすることも多くあります。

今回は、現代の私たちの体と心の“痛み”に対してアプローチするヨガメソッド「ペインケアヨガ」の新たな講座について紹介いたします。

初開催!ペインケアヨガ指導者養成講座

ペインケアヨガ指導者養成講座
6月23日(金)~25日(日)開催!

リストラティブヨガのエキスパート 講師ティアン・アラン先生が開催するペインケアヨガ指導者養成講座は下記の内容を学んで頂ける指導者養成講座となっています。

  • 痛みの理論について学ぶ
  • 呼吸法
  • 痛みの管理・軽減に役立つ治療的な瞑想法
  • 身体への気付きの実践と指導法
  • 痛みを管理する方法
  • ヨガクラスに取り入れる方法

これらはどれも講師ティアン・アラン先生が、生徒さんの体をケアしていくために必要としているメソッドです。これらを勉強することで、ヨガで体や心の痛みの緩和や痛みの管理ができるようにプログラムされています。

ペインケアヨガとは?ティアン・アラン先生が目指すペインケアヨガ

ティアンが伝えるヨガ
カナダでもペインケアヨガを指導しているティアン先生

皆さんは、「ペインケアヨガ」という言葉をご存知でしにょうか?ティアン先生の母国カナダでは、病院や心理カウンセリング等の現場において、痛みのケアとしてヨガの実用化が本格的に始まっています。

ペインケアヨガとは、体や心の痛みを和らげる方法の1つとして、痛みを減らし、動きを楽にし、生活の質を向上させるのに役立つと云われています。

カナダなどでは、ペインケアヨガは心身の痛みのケアとして大きな貢献ができる可能性があるとして注目されています。

このペインケアヨガ指導者養成講座では、最新の疼痛化学研究(ペインサイエンス)の知識を学んでいきます。関節炎、片頭痛、腰痛など、慢性的な痛みの状態にある人に大きな効果が期待できます。ストレスと緊張をほぐすテクニックを学び、ヨガ指導者ができることの幅が広がり、より生徒さんに体と心の両方で深いリラクゼーションが提供できるヨガクラスに出来ます。

痛みの管理や緩和方法を学ぶ意味

痛みを抱える人は多い
現代人は腰痛や肩こりなど、慢性痛で苦しむ方が多い。

現在、厚生労働省の調査によると、日本人の約5人に1人は何らかの慢性的な痛みを抱えているとされています。(厚生労働省『国民生活基礎調査』)ヨガのクラスにも、腰が痛む、肩こり、偏頭痛、目眩、吐き気、倦怠感、術後の痛みを抱えているという生徒さんはいらっしゃいませんか?

痛みが続くことで痛みにばかり注意が向きがちになり、眠れなくなったり、不安や恐怖からうつ状態につながり、ますます痛みにとらわれて症状が重くなるという悪循環に陥ることもあると言われます。

そんな痛みに対して、ペインケアヨガを学ぶことで、副交感神経を刺激するテクニックが含まれているので、 副交感神経の働きが活発に、そして自然治癒力が高まり、痛みの軽減に近づけていきます。生徒さんや周りの痛みを持っているという方が、今の状態より少しでも楽にし、その人にとっての人生の質を少しでも高めることができます。

ティアン・アラン先生の願い

ティアンの笑顔
大きな笑顔でみんなを包み込んでこれるティアン先生

講師を務めるティアン・アランは、現在、指導者として10年以上、慢性的な痛みに苦しむ人たちと、臨床ヨガセラピーの実践とヨガ指導者の両方で関わっています。

ティアン先生がペインケアヨガなどのヨガスタイルをなぜ伝えていく事になったかというと、過去に大きな交通事故に遭った事がきっかけでした。愛犬と散歩をしている最中だったそうです。その事故で体は怪我を負い、心も辛いPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患うこととなってしまいました。何年も慢性的な痛みに苦しんでいました。 それがきっかけとなり、アクティブなヨガだけでなく、ヨガセラピーやリストラティブヨガなどのヨガスタイルを伝えていくことになったそうです。

ペインケアヨガは、ティアン先生も慢性痛に苦しんだ1人だからこそ、伝えたいヨガとなっています。ティアン先生自身がペインケアヨガにより、慢性的な痛みを管理し緩和することができ、充実した幸せで有意義な人生を送ることが出来ています。だからこそ、慢性痛で苦しむ多くの人に救いの手を差し伸べる事が出来る指導者を多く増やしていきたいと考えています。

生徒さんや周りに痛みをお持ちの方がいるというヨガ指導者の皆さん、ぜひ6月23日(金)~25日(日)に開催するペインケアヨガ指導者養成講座をチェックしてみて下さい。また、慢性痛に苦しむ方、ペインケアヨガってどのようなヨガだろう?と思う方、まずは5月28日(日)に開催されるペインケアヨガ基礎講座で体感してみて下さいね。

ペインケアヨガ
癒しの伝道師 ティアン・アラン先生のペインケアヨガ基礎講座

ヨガジェネレーション講座情報

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