チェアヨガin東京都医学検査学会

山田いずみ先生が東京都医学検査学会にチェアヨガ講師として登壇!

医療やリハビリの分野でも、「運動療法」や「脳機能への働き」「自律神経の調整」などの効果が認められ始めているヨガ。

2022年12月4日、医学検査の最新の知見や、最先端の医療検査機器が集まる第17回東京都医学検査学会に、ヨガジェネレーションにてチェアヨガやシニアヨガの講座を担当する山田いずみ先生が登壇されました。

コロナ禍で、3年ぶりの現地開催となったこちらの学会。

臨床検査技師さんが日ごろの業務の中での検討、研究成果を発表したり、セミナーで新しい知識を得たり、メーカーさんが、医療検査機器や検査キットなどを展示する場として開催されている学会です。

「人工知能(AI)と遺伝学的検査の高度化で変わる臨床検査~近未来の東京で働く臨床検査技師のゆくえ~」というテーマで、AIや遺伝学的検査、ゲノム医療など、各専門家から最新のお話が聴ける学会とあり、多くの方が参加されていました。

いずみ先生は、最後のリラックス講座という枠でチェアヨガを提供しました。

なぜ医学検査学会でチェアヨガを!?

顕微鏡をのぞいている女性
早さと精度が求められる臨床検査技師さんのお仕事

学会運営委員の星野さんに伺いました。

私たちは医療機関等で臨床検査に従事する臨床検査技師の職能団体です。

コロナのPCRで臨床検査が一躍有名になりましたが、なかなか臨床検査技師という職についての知名度は高くありません。

しかし、日々、患者さんの診断や治療に必要な検査を実施し、コロナのPCRで業務量および迅速性は一気に増加、検査を行うための環境整備、資材の準備等対応に追われながらも迅速に精度の高い結果を返すことに努めてまいりました。これは今後も変わりません。

そして常に新しい情報を求め、また、日々の業務で疑問に感じたことを調べ、エビデンスを求めるといったことも行っています。

そんな私たちの学会ですが、明日へのエネルギーと日常の自己管理の為のリラックス講座をこの2,3年盛り込むようになりました。

医療関係の方は、このコロナ禍で普段よりさらに緊張にさらされている状態ではないでしょうか。

臨床検査技師さんのお仕事は、検査結果が患者さんの今後の動向を決めてしまう為、より速さや正確さを求められているとのお話。

必死で働く皆さまが、自らの健康にも目を向けて頂く目的のリラックス講座として、チェアヨガが選ばれたのは、とても喜ばしいこと。

そして、このような大きな学会でチェアヨガを紹介出来たことは、本当に意義のあることで、いずみ先生も担当の私もとても嬉しく、今後の励みになりました。

スーツ姿でしっかり動いている参加者様を目の当たりに!可能性を感じるチェアヨガ。

前で立ってポーズを取るいずみ先生と、スーツ姿で座ってポーズを取る参加者
スーツ姿でもポーズを取る参加者

日曜日でしたが、さすがの大きな学会。参加されている方はほとんどスーツ姿。

いずみ先生と入り口で待ち合わせした時も、あまりの規模の大きさに二人でびっくりしていました。チェアヨガの会場も、スクリーン付きの大きな会場でした。

スーツ姿の男性やスカートの女性がいらっしゃいましたが、皆さんチェアヨガを楽しんで頂いたようです。

気持ちよかったなー。肩が軽くなったよ!

よく眠れて、翌日元気に働くことができました

などのご感想が!

参加された方の中には、はじめてヨガをやる、という方もたくさんいらっしゃいました。

スーツのままでもできるチェアヨガであれば、仕事の合間に呼吸を意識して1,2ポーズ取って頂くだけでも、一日の終わりの疲労度がずいぶん変わります。

これを機に、何か自分の身体に良い習慣を持って頂けるといいな、、と思いながら、ご感想を嬉しく拝見したのでした。

「心と自律神経」を整えるチェアヨガ。もっと多くの方に広まるように。

椅子に座って瞑想をする参加者
椅子に座って目を閉じて自分に集中します。

山田いずみ考案。チェアヨガの一番の目的は?

山田いずみ先生が考案した「チェアヨガ」は、「心と自律神経」を整えることを一番の目的にしています。

誰にでもやさしくできる、ごく簡単な動きのヨガですが、背骨をまんべんなく動かせるように考えられています。

動きを簡単にしているのには大きな理由があります。

  • 動きにとらわれず「呼吸と内観」に集中できる。
  • 身体のユニークさや、年齢を問わず、誰にでもできる。

など。

たくさんの方にチェアヨガをやって欲しいという想いで、いずみ先生が試行錯誤やアップデートを重ねて考案したプログラムです。

椅子のヨガでも十分に感じられる効果!

いずみ先生のチェアヨガのプログラムの中には、動き・セルフマッサージ・呼吸・瞑想がバランスよく取り入れられており、椅子に座ったままでも、ヨガの特性である「マインドを整える」効果が十分あります。

また、チェアヨガを学んだ方の感想で意外に多いのが、「思っていたよりも動くんですね!身体がポカポカします!」など、身体への効果も感じられたというもの。簡単な動きながら、しっかりと身体を動かすこともできるのです!

まとめ

いずみ先生と東京都医学検査学会の参加者による集合写真
貴重な機会を与えて頂きありがとうございました!

今回、ご参加いただいた、臨床検査技師さんや関係するお仕事の皆さまをはじめ、医療に従事されている方や、介護士さんなど、普段人のケアをする方々は、もしかするとご自身の身体に目を向ける時間が少ないかもしれません。

服装を選ばず、隙間時間でできるなど、忙しくても取り入れやすいチェアヨガを健康習慣の一つとして、ご興味を持って頂けたら嬉しいです!

是非、ご自身に合う健康習慣を見つけてこまめにご自身のメンテナンスもされて下さいね!

最後に、このような機会を設けて頂いた、東京都医学検査学会の星野様、ありがとうございました!

ヨガジェネレーション講座情報

山田いずみによるシニアヨガ講座