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峯岸道子が考える「ヨガ指導者にいま必要なもの」

こんにちは、ヨガジェネレーション企画部のかっちんです。今年も気付けば残りわずか。1年はあっという間ですね。先日、ヨガジェネレーションのインスタライブに峯岸道子先生が登場してくださいました。そこで「今の指導者に必要なモノとは?」を大きなテーマとして様々なお話をして下さいました。

私たち現代人の体はスポイルされている

峯岸先生 現代人の体はスポイルされている
現代人の体は、体の機能をスポイルされてしまっている。

現代人は、神様が与えてくれた体の機能を使い切れていない

インスタライブの後半、峯岸道子先生は、現代人の体の機能についてお話をして下さいました。時代と共に私たちの生活は、より快適に便利な生活を送れるようになっています。ボタン1つで何でも解決してしまう時代。階段は登らなくてもエスカレーターやエレベーターがあり、洗濯や掃除機、雑巾がけもボタン1つの時代。知らぬ間に私たちの体は、本来持っている機能を使わないが故に、スポイル(ダメにしている)されている。

昭和の暮らし
昭和初期、日常生活の中だけでも体の機能はフル回転されていた

今から、約50年ほど前は、洗濯板を使用し、ホウキや雑巾がけをし、そしてトイレだって和式トイレ。体は日常生活の中で、体の機能をフル回転させていました。約50年ほどで、ここまで時代は変わり、便利な世の中と引き換えに、私たちの体は全く機能を使い切れていない状態になっています。そして、体の機能を使わなくても生きていけるからこそ、どんどん失われている体の機能に気付かない状態になっている。

と、峯岸道子先生は考えています。

時代と共に変化していくこと

峯岸先生 時代と共に変化する指導
時代や環境と共に変化するヨガ指導

時代と共にヨガを変えていく必要がある。
時代や環境、その時に生きている人たちに合わせて変化させていく事が大切

体の痛み、肩こりや腰痛や頭痛など、病気でさえも、時代と共に変化していきます。峯岸道子先生は、ヨガも時代や環境に合わせながら変化させていく事が大切と考えています。例えば、ヨガの指導をされている方の中では、レッスンの時に様々な生徒さんを目にされているのではないでしょうか?

  • 長座が出来ない
  • 正座が出来ない
  • 体が固い
  • 手が上がらない

そんな生徒さんを目にした時、指導をする中で、どうしてもアーサナを出来るようにする為に、今の体の状態に合わせて「軽減法」を考えてしまう事ありませんか?峯岸道子先生は、

軽減法ではなく、別の代案を提供する事が大切である事。そして、主体をアーサナではなく、主体を人に持って、ヨガの提案が出来ると良いよね。

こんなお話をして下さいました。

例えば、「長座が出来ない」という生徒さんを観た時に、どうして出来ていないかを観ます。それが、「腰が辛そう。キープが出来ていない」という場合だとしたら、その原因がどこにあるかを見抜きます。その原因の1つがハムストリングの固さであった場合、ハムストリングの固さを和らげる為の根本的な解決策をその生徒さんに見出していきます。

ヨガのクラスで、全員に完璧なアーサナに持っていこうとすると、出来ない人は、軽減せざるを得ないですが、あくまでも生徒さん1人1人の体の状態を見たうえで、軽減ではなく、その人の課題や原因を観て、積み上げていった先にこそ、安定し快適な状態があるという事を峯岸道子先生は大切に考えています。

今の指導者に求められるものって何だろう

峯岸先生が考える指導者に求めるもの
峯岸先生が考える指導者に今、必要なモノ

ヨガを通して、快適な状態で生きていける体に持っていくこと。

人生100年時代と言われる現代の日本。人生をより快適に過ごす為にも、体の機能を取り戻し、毎日を過ごしやすく快適な状態で過ごしていきたいものです。人の体は、100人いたら100通り。同じ体の状態を持った人はいません。体格は勿論、過ごしている環境により、体は変化していきます。

峯岸道子先生は、時代や環境で人の体は変わり、体の機能は低下するからこそ、人を観て、何がその人にとって必要かを考える力を養うことが大切だという事を話して下さいました。ただ、千差万別な体の状態に合わせた具体的な指導方法や考える力を養う事は、難しいものです。

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