子どものうつ病が増えている。キッズヨガで予防、緩和に!

2021年度の調査で、小学5~6年生の約10%、中学生の約20%に、中等度以上の抑うつ症状がみられたそうです。そして、自分がうつになってしまっても周りに相談することなく自分で抱え込んでしまう子どもが多いという傾向もあり、大人が子どもの変化に早めに気づくこと、子どもが悩みを話しやすい環境を作ることがいろんな場所で重要視されています。

「どうして、話してくれないの?」と思うかもしれません。でも、みなさんご自身が子どもだった時を思い出してください。何かあったときに、ご両親や先生に何でも相談できたでしょうか。

悩んでいる女の子
子どものちょっとしたサイン、気づけてますか?

子どもたちのストレスに気づくことから

うつ症状は見られなくても何らかのストレスを感じている子どもは70%以上。まずは、ストレスを少しでも減らし、うつ病への予防をすることが大切です。体の変化では、お腹が痛い、頭が痛い、寝れない起きれないと、サインを出してくれる可能性が高いです。

心の変化は、イライラする、攻撃的になる、落ち着きがなくなる、親と離れることに不安を感じるなど、すぐにわからない変化もあります。

そして、コロナ禍で自宅にいる時間が長かったときの延長で、今でもネットやゲームの依存が続き、登校拒否や登校を渋る子どもも多いそうです。

大人がゴールデンウィークや年末年始明けに仕事に行きたくないのと同じ。子どもの社会にも人間関係の悩みは尽きません。学校に行かなくてはいけないというストレスも大人が思っている以上に大きい場合もあります。

子どもに話かける母
まずは、目を見て、触れて、話をしてくれるまで待ちましょう

子どものストレスに気づいたら、まずは何をするか

声をかける

少し成長してくると、何か聞いても「別に」と言うかもしれません。お父さんお母さんも仕事や人間関係、今後についての不安など同じようにストレスは日々たくさんあるかと思いますが、根気よく何度も声をかけることが大切です。

話を聞く

やっと話してくれた!と思うと、どうしても嬉しくて、前のめりに質問攻めにしてしまうかもしれません。ここは、我慢です。まずは、話を聞く。大変だったことがあったのなら「よく頑張ったね、話してくれてありがとう」と褒めてあげる。考えを否定せずに、目を見てしっかり聞いてあげて、「いつも心配してるよ」という気持ちを伝えます。

そのあとは、学校の先生に相談するか、医療機関に相談するか、まだ、大丈夫そうであれば見守りながら、家族の中でできることから考えてみるのがいいかもしれません。

親子で呼吸法
一日3~5分、呼吸法だけでも一緒にしてみませんか?

キッズヨガでストレスを和らげる

学校でも家でも、なかなかストレスが減っていないと感じたときは、習い事をするのも一つです。新しい環境で新しい先生に新しい友だち、そこで初めて自分の居場所を見つけるということもあります。勉強でもスポーツでも、子どもがやりたいということを優先してあげるのがいいようです。

キッズヨガは、習い事としても月に1回、または、単発のイベントで開催していることが多いかもしれませんが、お家で継続してすることが可能です。一日3~5分でも、親子で一緒に一つポーズをしてみたり、呼吸法だけしてみたり、親子の時間を作るということもストレス解消に繋がるのではないでしょうか。

オススメ動画を一つご紹介。ヨガのポーズとして知って入る方も多い「三角のポーズ(トリコナアーサナ)」です。

スタジオの親子ヨガでもとっても盛り上がる「三角の数がいくつできるか」です。脳トレにもなりますし、大人より子どもの方がたくさん作れることが多いんですよ!

運動が苦手なお子さんは呼吸法から

長引くマスク生活で、コロナ前から心配されていた子どもの口呼吸がさらに増えてきています。口呼吸をしていると、免疫力の低下、骨格の歪み、噛み合わせが悪くなり、肩こりや疲労の原因にもなります。一日約2万回している呼吸が、子どもたちの心身の成長に大きく影響していることを知らない人も多いので、ヨガのポーズをしたり、動くことを嫌がるお子さんには、鼻呼吸の練習をするだけで、ストレス解消だけではなく、免疫力アップ、集中力アップ、血流の流れが良くなるなどいいことはたくさんあります。

子どもに呼吸法を伝えられるようになる講座はこちら⇒https://shop.yoga-gene.com/program/654/

キッズヨガのクラスは難しいけど、楽しい!

キッズヨガのクラスを探すよりできるようになる

キッズヨガのクラスを探そうとすると、なかなか見つけられなかったりしませんか?保育園や幼稚園でも取り入れているところはまだまだ少ないようです。一つの理由としては、「キッズヨガ」は大人のヨガより難しい!ということもあり、ヨガインストラクターさんがやってみようと思っても、なかなか続かないことが現状です。

ヨガのクラスを何年もしている、子どもを育てた経験がある、だからできると思いがちですが、専門的な知識がないと、年齢による対応の仕方や、障がいの見分け方、今までなかった保護者対応など様々な壁にぶつかることになります。

「キッズヨガ」のクラスをできるようになりたい!という思いがあれば、ヨガインストラクターの資格はなくても学ぶことはできます。子どもの心身の健康にために、「キッズヨガ」のクラスができるようになりませんか?

他では教えてもらわない実践に活かせる内容が盛りだくさん!キッズヨガ指導者養成講座はこちら⇒https://shop.yoga-gene.com/program/655-2/

ヨガジェネレーション講座情報

片岡まり子先生の講座