親子でガッツポーズ

子どもの「生きる力」を育むために「キッズヨガ」を取り入れる必要性

新しい学習指導要領が、小学校:2020年度~ 中学校:2021年度~ 高等学校:2022年度~でスタートしているようですね。学校からリーフレットをもらっても、具体的にどういうことなんだろう?とよくわからない保護者の方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍で思うように通学ができない中、学校のサポートにどれだけ頼ったらいいのか、自宅での家族のサポートはどうしたらいいのか、思い悩む方も多いと思います。

先生に本を読んでもらう子ど
子どもたちは変わっていることに気づいているのでしょうか

「学習指導要領」とは?改定に込められた思いとは?

「学習指導要領」とは、全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準です。およそ10年に1度、改訂しています。子供たちの教科書や時間割は、これを基に作られています。

学校で学んだことが、子供たちの「生きる力」となって、明日に、そしてその先の人生につながってほしい。これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。
(文部科学省ホームページより)

「生きる力」を育むため、多岐にわたって様々な内容が紹介されている中で、”保護者の働きかけ”も大切であると記載されています。では、例えば、学校に行きたくないとお子さんが言った場合、どういう働きかけをしたらいいのでしょうか。

機嫌が悪い子どもと母親
子どもが黙っているとき、どのように声をかけますか?

不登校の子どもは8年連続増加という現状

不登校児童生徒の人数が8年連続で増えており、その約55%は年間90日以上欠席しているそうです。病気や経済的な理由、新型コロナウイルスの感染回避など様々な理由はありますが、学校からは思うようなサポートが得られず、フォローができる公的支援も足りていないという現状だそうです。

欠席しているときの子どもの状況は、極度に落ち込んだり悩んだりしていたり、原因がはっきりしない腹痛、頭痛、発熱などがあったり、心と体が不安定になっていることが多い。保護者の方は、子どもの気持ちを理解するよう努力をしますが、子どもにどのように対応していいのかわからない人も多いようです。
子どもの進路や将来について不安になったり焦ったり、空回りしてしまうことも。どのようにどんな言葉で声をかけるのがいいのかが一番悩んでいるようです。

”保護者の働きかけ”でいくつかの例がありました。
■学校や友達のこと,地域や社会の出来事など家庭での会話が多い。
■子どもに本や新聞を読むようにすすめている。
■子どもに最後までやり抜くことの大切さを伝えている。

こういうことが大事だとはわかっていても、心と体が疲れてしまっている子どもたちに、もう少し具体的に、様々なバリエーションを教えて欲しい・・・と思う方は多いのではないでしょうか。

親子でベットの上で遊ぶ
寝る前に少し遊ぶだけでも子どもが話しやすい環境になることも

「キッズヨガ」を深刻な状況になる前の予防策に

大人がヨガを始める理由は様々です。ダイエットのため、健康のため、メンタルを整えるため、またはアスリートのメンテナンスに。自分で始めて、自分自身で効果を実感することができます。ヨガが合うか合わないかもわかります。だとしたら、子どもにはヨガは難しいのではないかと思うかもしれません。

ですが、「キッズヨガ」は、マットを用意してヨガのポーズをするばかりではなく、親子で深呼吸だけをしたり、ちょっとした遊びを取り入れてみたり、親子で一緒にすぐにできることがたくさんあります。遊んでいるようで、体幹が鍛えられたり、脳の活性化になったり、免疫力がアップしたり、子どもはその効果を実感することは難しいかもしれませんが、「楽しい」と思ったら、またやりたい、続けたいと思いますので、楽しみながら心身の健康に繋がっていきます。

学校に行きづらい、休みたいと感じ始めてから、5割程度が1か月~半年程度で休み始めている子どもが多いという結果が出ています。友だちや先生とコミュニケーションを取ること、一日授業に参加すること、ただ変わらぬ毎日が、子どもにとっては、急に難しくなるということがあります。その変化に早くに気づき、本気で休みたいと思う前に「キッズヨガ」をすることによって、心と体が元気になり、学校に行けるようになるかもしれません。

キッズヨガポーズ
みんなが同じようにしないのがキッズヨガ

子どもの性格は十人十色。いろんな性格例を学べる「キッズヨガ」

キッズヨガ講師の片岡まり子先生は、ご自身のお子さんに毎日「ありがとう」というとおっしゃってました。

片岡まり子先生横顔
片岡まり子先生
「今日も無事に帰ってきてくれてありがとう」
「洗濯物を片付けてくれてありがとう」

ただ毎日のこと、当たり前のことを喜んでくれる人がいる、それだけで子どもは自分だけではなく、他者への意識や思いやりを持つようになるようです。

まり子先生は、キッズヨガを10年以上続けて、多くのお子さんと保護者の方の対応をしてこられたので、子どもの性格によるいろんな声かけや接し方のパターンを熟知しています。また、保育士資格を持っているので、児童心理学、保育科で学ぶ教育学などを盛り込んで、話を聞いてくれない、騒ぐ、などの子どもへの向き合い方まで具体的に伝えてくださいます。

実際、「キッズヨガ」に参加された子育て中のお母さんたちは「今まで誰にも相談できなかった」「ネットを検索してもどれが正しいのか、自分の子どもに合っているのかわからなかった」とおっしゃり、子育てに自信がなくなっていて相談しながら涙する方も、最後には「教えてもらったことを試してみます!」と笑顔になっていました。

片岡まり子先生の「キッズヨガ」はヨガのポーズを子ども向けにどうするかを学ぶわけではありません。子どもを見る力、障がいの可能性や心の変化に気づく力がつきます。子どもが心も体も健康で毎日過ごせるヒントを学べます。

「キッズヨガ」がきっと「生きる力」に繋がるのではないかと思います。
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