プロフェッショナルとは?

【永久保存版】整形外科の名医から学ぶ プロフェッショナルとは?

ここまで2本に渡って、紹介してきた整形外科医:西良浩一先生と株式会社E.M.I.代表:本橋恵美先生、弊社代表のMIKIZOの3人の鼎談。

今回のテーマはタイトルにある通り、「プロフェッショナルとは?」

2年前、「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」に出演された脊椎外科医である西良浩一先生。この番組は、超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組です。この中でされていたお話があまりに素晴らしかったので、「もう一度、してほしい!」とお願いしたところ、更に、それ以上に素晴らしいお話を聞くことができました。

どの動画も、ヨガ指導者の皆さん、そしてこれからヨガ指導者を目指そうという方にはぜひとも聞いてほしいお話でしたが、今回はヨガを指導する、しないに関わらず、人生そのものを考え直すほどの影響力をあったお話ですので、お楽しみください!

動画のリンクはこちらから

ただポーズを教えるだけではダメ。学ばざるもの教えるべからず

株式会社E.M.I本橋恵美先生
株式会社E.M.I本橋恵美先生
株式会社E.M.Iの代表取締役:本橋恵美さん
株式会社E.M.Iの代表:本橋恵美先生
ただポーズやエクササイズを教えるだけじゃだめだな、と思ったんです

とまずお話頂いたのは、今回のオーガナイザーでもある、本橋恵美先生。本橋先生は、多くのトップアスリートのクライアントさんを持ち、サポートしていらっしゃるトレーナーでもあります。ラグビーの日本代表選手をサポートしていたときのこと。腰痛について、自分よりも選手の方が、知識があったことに焦りを感じたのだそう。その時に感じたのが、

株式会社E.M.Iの代表取締役:本橋恵美さん
株式会社E.M.Iの代表取締役:本橋恵美さん
学ばざる者、教えるべからず

体を変えることに携わる人間は、常に勉強することを怠ってはならない、ということを、身をもって実感されたとのこと。本橋先生は、本当に熱心で、現在は大阪大学の大学院に在籍されているほど!

本橋さんほどの方になっても、学びは終わることなく続いてだからこそいます。だからこそ生徒さんが信頼をしてきてくださるのだと思います。

プロフェッショナルとは未来の教科書を作る人

そして、西良先生に会話は移ります。

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
いつも答えは1つなんですけど、『プロフェッショナルとは未来の教科書を作る人』

現時点での医療に満足することなく、常により良い医療を作ることを考えているとお話してくださいました。

ヨガの中には「サントーシャ=足るを知る」と言う言葉があります。今の自分に満足すること、ですが、一瞬一瞬に満足することは大切ですが、未来永劫「このままでいい」ということを言っているわけではありません。

常に今日より明日、明日より明後日、どんなに小さな一歩でも良いから前に進むことは大切です。より良いものを生徒さんに届けるために、私たちも進化をしていく必要があります。

人生の道しるべ。新たな未来を作るVSOP

整形外科医:西良浩一先生
人生のVSOPをお話してくれた整形外科医:西良浩一先生

更に

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
それとね、人生のVSOPっていうのがあるんですよ。

と西良先生。「お酒のVSOPじゃないですよ」と笑っていらっしゃいましたが、これこそ、本日最も聞いて頂きたいこと。

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
VはVitality(バイタリティ)
SはSpecialty(スペシャリティ)
OはOriginality(オリジナリティ)
PはPersonality(パーソナリティ)

これを1つずつ説明してくださいました。

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
まずV:バイタリティ。20代はバイタリティを持っていろんなことにチャレンジして色んな経験する。次にスペシャリティ。30代になったら自分の特技、専門をつける。40代はオリジナリティ。この人にしかないもの。そこで僕はいうんですよ。それまでは教科書を読む人。必死に教科書を読んで教科書レベルになったら最高。40代になったらオリジナリティ。今度は教科書を書く人になる。

一同感激。声が出ません(笑)

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
教科書も進化しないといけない。それをやるのが、VSOのOの人。40代は新しい教科書をどんどん塗り替えていってほしい。そして、50代パーソナリティ。ここまで来たら、今度は若者にVSOを伝授しながら、未来を作る。

西良先生のようなお医者様だけでなく、これは私たちにも云えること。ヨガインストラクターやトレーナーの方々も、ぜひ自分に置き換えてみてほしいと思います。

この話に感動したMIKIZOは

「これ、僕、他の人に言ってもいいですか?」

とパクろうとさえしていました(笑)(もしどこかでMIKIZOがこの話をしていたら、この時のパクリだな、と内心で笑ってやってください)

名医が教えてくれた!2つのアウトプットの秘訣

西良浩一先生
西良先生の講義は面白いので生徒からも大人気です!

このほかにも、動画には西良先生の講義の面白さの秘密となるポイントの話も収録されています。

私が初めて、西良先生の講座を拝聴したとき、

おもしろい!

というのが正直な感想でした。難しい話なのに、わからない言語は限りなく少なく、もっと勉強したい!という欲求が生まれた記憶があります。

この秘訣をお聞きしたところ、

スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
何かを人に伝えるときに大切なことは、2つあって、1つは講演前には妻に聞いてもらって(専門知識を持っていない)妻が感動すればその講演は成功する、または、僕がプレゼンの練習しているときに、たまたま通りかかった出前のお兄さんが、「先生、良い話してるやないか」と言ってくれる講演はみんながわかってくれるんです。
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
スポーツ医学アカデミーを担当頂いている西良浩一先生
2つ目は、僕が上司から言われてきたことがあって。「何も知らない人たちには学問の道しるべを、ライバルには相違点を、全聴取にはロマンを」って。だからそういった講演を常にしたいなと思っています

これからヨガの先生を目指そうとされている方、そして今現在、ヨガの先生をされている方、ぜひクラスをされるとき、教えるときの参考にしてください。必要なのは相手の立場に経った講演を心掛けられているかどうかなのではないでしょうか。

圧倒的なスキルと人間力。両方を兼ね揃えたプロフェッショナル

いかがでしたか?プロフェッショナルが50代で行きつくところがパーソナリティということは、私たちはスキルを磨くと同時に人間性も磨いていかなければならないということですよね。

今回ご出演頂いた、西良先生も本橋先生もとても人間力の高い素敵な方々です。

また、西良先生の講義はわかりやすく少しユーモアが入っていて面白い。名医、というのはスキルだけではないんだな…と今回の西良先生のお話裏で聞きながら、思っていました。

今年、10月からは西良先生も講師の1人として関わって頂いているスポーツ医学アカデミーの講座が新たに開講されます。生徒さんの体を預かる責任がある私たち。体のことを更に学び、ヨガの指導者として、さらなるスキルアップを目指しませんか?

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