熱中症の女性

熱中症予防に、筋肉量を上げた方がいいって本当?

朝の報道番組で、「熱中症予防のためにも適度な運動を心がけてください」と言っていましたが、マスクもしているし、暑い中で運動したら余計に体力を消耗するのでは?と思いますよね。
ただでさえ、外出自粛や在宅勤務で運動不足になり、体力が落ちている中、どの程度、運動すればいいのでしょうか。

熱中症とは?起こりやすい場所は?

熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。

起こりやすい場所や環境

  • 気温が高い、湿度が高い
  • 風が弱い、日差しが強い
  • 照り返しが強い
  • 急に暑くなった

家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることもあり、救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多いそうです。

日差しがつらい女性
年々暑くなっている?暑さのピーク期間も長くなっている?

なぜ、筋肉量を上げると熱中症予防に繋がるのか

熱中症の予防としては、暑さを避け、こまめな水分補給が大事!というのはよく聞きますが、なぜ、筋肉量が関係してくるのでしょうか。

成人では水分が体重の約60%を占めていますが、そのうち筋肉組織に43.4%の水分を貯蔵しているそうです。ということは、筋肉組織は水分の貯蔵庫!ただ水分をとるだけでは、体の中にためておくことができず、さらに筋肉量が少ないと水分の貯蓄が少なくなり、脱水が進行しやすくなり、熱中症のリスクが上がるということのようです。

ただでさえ、マスクを着けていると、水分摂取のタイミングが減り、マスクによって体感温度が上がり、体への負担が増えています。熱中症にならないためには、やはり筋肉量を増やすことが予防に繋がることになりますね。

仰向けでストレッチする女性
無理なく毎日続けられることから始めてみよう♪

無理のないアイソメトリックを使った運動がオススメ

適度な運動とはどの程度なのでしょうか。無理なく継続できると言えば「アイソメトリック」を使った運動がオススメ。
「アイソメトリック」とは、場所を選ばずにどこでもでき、関節への負担が少なく、怪我や筋肉痛になりにくい、疲労感が少ないなど年齢に関係なく高齢者でも無理なくできます。運動が苦手な方や高齢者の方でも続けることができまるので、ご自宅で取り入れみてはいかがでしょうか。

アイソメトリックを取り入れているヨガメソッドといえば、中井まゆみ先生の「筋調整ヨガ」。無理なく痛みなく即効性がありますので、安全に続けられることができます。

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