【ヨガ界でも話題の音声SNS】Clubhouse|クラブハウスを始めてみよう!~登録編~

みなさん、こんにちは。ヨガジェネレーションのなおこです。

1月下旬に著名人を中心にブームとなり、今ではテレビでも取り上げられるほど急速な広がりを見せている「Clubhouse|クラブハウス」。

ヨガの世界でも、ヨガ×Clubhouseの相乗効果によって、様々な新しい動きが生まれ始めています。

なにやら音声で交流できるらしい・・・?招待制らしい・・・?

ということをご存じの方も多いことと思います。

ですが、なかなか始めるのには勇気がいるもの。私も最初の数日はやり方がわからず、アプリを入れているだけの数日を送っていましたが、使い始めてみると世界が開けたような感覚をもちました。

今回、「【話題の音声SNS】Clubhouse|クラブハウスを始めてみよう!~登録編~」として、どんなもの?登録方法は?どんな使い方ができるの?など、Clubhouseの始め方にまつわる事柄をヨガの視点での活用方法も交えながらお伝えしようと思います。

ちなみに次の記事では、実際に自分がホストとなってClubhouseをより主体的に楽しむ方法について、かめこさんがご紹介します!お楽しみに!

Clubhouseってどんなもの?

Clubhouseアイコン
別のことをしながら聞きやすいのもClubhouseの魅力のひとつ

もともとClubhouseとは、アメリカでは同じ趣味を持つ”会員制のコミュニティ”のことを指す言葉です。

アプリとしての「Clubhouse」は、2020年2月に創業したばかりのスタートアップ企業、Alpha Exploration Co.が同年3月に立ち上げた音声SNSで、短期間で急成長を遂げ、日本でも1月下旬以降から爆発的に広まっています。

広いアメリカ国内を車で移動する際、「ラジオ感覚で聴くことのできるSNS」という形で開発されたという話も耳にしました。

特徴としては

  • 音声のみのやりとり(映像や写真等のやりとりはできない)
  • 招待制である
  • RoomやClubという、会話を行う小部屋で会話を行う
  • RoomやClubにおいて、モデレーターと呼ばれる人が、会話に加わる人の選定や司会を行い、進行する
  • 録音やアーカイブが禁止されていて、その場限りのやりとりを楽しむ

などが挙げられます。

動画コンテンツ(YouTube、インスタライブ等)が目と耳を同時に使うのに対して、音声だけでのやりとりとなるClubhouseは、これまで主流だったメディアやSNSとは一線を画した立ち位置といえるのかもしれません。

百聞は一見にしかず!Clubhouseを始めてみよう

スマートフォンとヘッドフォン
このアイコンのアプリをダウンロード!

まずは、アプリをダウンロード!

App Storeからアプリをダウンロード。正式名は「Clubhouse: Drop-in audio cha‪t」、男性の顔がアイコンとなっているアプリです。現時点ではまだベータテスト版なのでiOS版のみの展開となっています。ちなみに、アプリはすべて英語表記となっています。

参加方法は2方法!招待/waitリストで参加しよう

Clubhouseは招待制を採用しており、参加する方法が2種類あります。(1)既にClubhouseを始めているユーザーが保有している招待枠を使って招待してもらう方法、(2)自身でwaitリストに登録し既存ユーザーに承認してもらう方法です。

  • 既存ユーザーの招待枠を使って招待してもらう方法
  • ユーザーは、最初、2枠の招待枠を保有しています。(使用状況に応じて、使い切った枠が戻ったり増えたりすることもあるようです)

  • 電話帳の登録から招待してもらう方法
  • 招待してもらう人と電話番号を連絡帳に登録しあっている状態であることが必要です。招待する人はClubhouseと連絡帳を連携した上で、画面上部の封筒が光っているアイコンを押してメッセージボックスをタップ。電話帳に登録されている人の名前と共に表示される「Invite」ボタンを押します。その後、招待をしてもらう人のSMSに通知がいくことで招待が完了します。

  • 自身でwaitリストに登録し、既存ユーザーに承認してもらう方法
  • アプリをダウンロードしたのち、「Get your username」をタップし、電話番号を入力して「Next」を押します。ショートメールにて届いた4桁の認証番号を入力し、名前・ユーザーネーム(@から始まるもの)の登録画面へと進みます。(名前に関しての注意点は次の項目にて説明します)

    この後、既存ユーザーが、画面上部のベルのマークから「Let them in!」を押すことで、承認されます。この場合も既にClubhouseを始めているユーザーと電話帳に電話番号が登録されている状態である必要があります。waitリストを使った方法は、既存ユーザーのもつ招待枠を消費することなく、Clubhouseを始めることができます。

登録をすすめよう!注意点も

直接招待を受けた場合には、受け取ったSMSにあるURLをタップしたのち、waitリストの場合にはアプリを立ち上げてすぐ、アカウント作成の画面となります。

ここで注意!Clubhouseでは、リアルネームの入力は登録後1回しか変更ができません。なお、Clubhouseでは、本名(実名)の入力を原則としています。慌てて間違った名前を入力することがないよう、しっかりチェックしてから次へすすみましょう。

次に、他の人と重ならないユーザーネームを登録し、プロフィール画像を登録したら完了です!(プロフィール画像は、何度も変更が可能です)

この後に続くのは、興味のある分野を選択することで、その分野の人とつながりやすくしたり、フォローする人を見つけたりするステップです。興味のある分野は後で追加や削除もできるので、気軽にその場で選ぶかスキップで次に進みましょう。

フォローする人に関しては、デフォルトでページ全ての方にチェックボタンが入っている状態となっているので、必要がなければ「or select individually」を選択し、気になる人を個々にフォローしていきましょう。

ちなみに、アイコンの左下にクラッカーマークがある人は、Clubhouseを始めてから間もない人を表しています。7日が経過すると、このマークは消失します。

プロフィールページを編集してつながりを広げよう

マイアカウントと書かれたノート
プロフィール画面にインスタやTwitterの紐づけも可能、つながりが広がります

登録が完了したら、早速アプリ内にあるプロフィールを編集するのがおすすめ。上部右端にあるのがプロフィールを表すアイコンです。

編集したい部分をタップすると、編集が可能となる直感的な仕様となっていて、インスタグラムやTwitterとのリンクを入れる場所があらかじめ用意されています。紐づけることで簡単にプロフィールからそれらのアプリへ飛ぶことができます。

RoomやClubに入ったとき、基本となるのは音声でのやりとり。

その分、どんな人なんだろう?と視覚的な情報を得るのはプロフィールのみ。ある意味、自分を表す名刺のような役割を果たす重要なページとなるように感じました。

自分はどんな人で、普段どんなヨガを楽しんでいるのか。インストラクターであれば、どんな活動をしているのか…このプロフィールページで凝縮しておくことで、より多くの方とつながることができるかもしれません。

いよいよRoomに入ってみよう!部屋の中での役割もご紹介

ClubhouseのRoom写真
手を挙げることで発言の意思を伝えたり、「leave quietly」で退出したりできます

ここまで準備がととのったら、いよいよRoomに入ってみましょう。

メインのページで白い枠に書いてあるのが部屋の名前、その下に参加している人の名前(多数の場合にはその一部)、一番下に書いてある人の形のアイコンがその部屋の人数(K=1000人)、右のふきだしのアイコンがスピーカーとして上がっている人数です。

スピーカーってなに?いきなりみんなの前でしゃべるの・・・?と不安になりますよね。

Clubhouseは、それぞれの部屋の中で役割が3つに分かれています。

モデレーター

部屋のホスト。アイコンの横に緑の印がついています。司会・進行をして、会話を回す役。話してもらいたい人をRoomの中からピックアップしてスピーカーとなってもらうように招待したり、手を挙げているリスナーの中から話してもらいたい人をスピーカーとして指定することもできます。

スピーカー

音声のON/OFF次第で、話すことができる状態の人。最初の設定では最初にRoomに参加したユーザーがスピーカーとなるようです。

リスナー

会話を聴いている状態の人。挙手をして、モデレーターによりリスナーに承認されない限り、マイクの機能は付与されないので、聞くだけに特化したいときなどに適した状態です。

部屋によって、このモデレーター・スピーカー・リスナーの割合は異なります。一人のモデレーターが一人だけをスピーカーとして上げて、2人トークを多数のリスナーが聞いている部屋もあれば、数名のスピーカーが話せる状態で進む部屋もあります。

部屋の目的にもよりますが、後者のやり方の場合に、これまで出会わなかった分野の人との化学反応がおきて、話がぐんと盛り上がる場面にもよく遭遇します。

そしてヨガジェネレーション代表・MIKIZOはこのモデレーターのプロ!

人一倍、多くの人と会い、話の流れや趣旨を察知してRoom全体の舵をきる様子は、聴いているだけでとても勉強になります。ぜひ見つけたら、フォローして聞いてみてくださいね。

聞きたいものが流れるラジオ!?Clubhouseの活用方法は無限大

女性がスマートフォンとイヤホンを持って座っている
家にいながら、普段着で、世界がどんどん広がります

Clubhouseを始めてみて、強く感じるのが、これまで出会うことがなかった人と人がものすごいスピードで交差しているな、ということ。

例えば、ヨガでいえば、「Yogini×ヨガジャーナル×ヨガジェネレーション」といったヨガの3大ヨガメディアの対談。

リアルなイベント等では日程・会場・移動などの制約により、ハードルが何倍にも跳ね上がる贅沢なコラボが、スマホ1つ・普段着で日夜繰り広げられているのです。

先日の弊社社内会議でのアドバイス。

MIKIZOこと酒造博明のプロフィール写真
MIKIZOこと酒造博明のプロフィール写真
他のジャンルにも積極的に参加してみるのがおすすめ!

実際に、MIKIZOが飛び込んだ鍼灸師の方が多くあつまるRoomでは、ジャンルの違うヨガ・鍼灸の有意義な情報交換ができたそうなのです。

それ以来、私も積極的に他のジャンルにも足を踏み入れるようにしています。

興味の赴くがままに、会話を聞いたり入っていったりする様子は、縦横無尽に交差する遊園地のコーヒーカップを次々に乗り換えながら、それぞれのカップの中での会話に耳を傾けているような感覚になります。

ラジオのようで、さらに自分の聞きたいものにすぐチューニングできる柔軟さはラジオにはない魅力。

趣味や趣向、ビジネスや関心事…世の中はこんなに広くて、これまでいかに小さな視点で生活する、いわば”井の中の蛙”だったのか…と日々刺激を受けています。

YouTubeやインスタグラムが世に浸透するまでの時間の何倍ものスピードで広がりつつあるClubhouse。コラボや出会いが次々と生まれるその様子は、閉塞感が漂う毎日にも、新しい原動力をもたらしてくれるような気もします

まだベータ版ということもあり、これからより多くのユーザーに浸透していくことを考えると、この始まったばかりの波に乗り、新しい活用方法を探すことは、ヨガを楽しむ方はもちろん、ヨガインストラクターにとっても必須となるように感じています。

聴くのはもちろん、発信する側としても可能性を秘めているClubhouse。すでに音声という形でのヨガへの活かし方を模索されている方もいらっしゃるようです。

次回の記事では、かめこさんによるRoomの立ち上げ方やモデレーター体験談をご紹介。より主体的にClubhouseを楽しみ、活かす方法をぜひチェックしてみてくださいね。