6月21日は「国際ヨガの日」に制定 | インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相

6月21日は「国際ヨガの日」 インド大使館でもイベント有り!

ヨギー&ヨギーニの皆さんに朗報です! 既にニュースや新聞で見た方もいらっしゃるかと思いますが、インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の提案を受け国連(UN)は、6月21日を「国際ヨガの日」に制定しました。

6月21日が「国際ヨガの日」に

国連(UN)は2014年12月11日、インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の提案を受け、6月21日を「国際ヨガの日」にすることを宣言しました。また世界各国政府に対し、この日をヨガの恩恵について認識を高める機会とするよう招請する決議が採択されました。

モディ首相のこの提案にはインド文化を世界に発信しようとの狙いがあるようです。皆さんご存知の通りヨガはインド発祥の修行法で、現代では健康法として広く支持されています。

国連総会の演説でモディ首相は、

ヨガは私たちの古代の伝統からのかけがえのない贈り物だ。心身の統合を具現化する。運動というだけでなく、あなた方自身と世界、自然の調和の感覚を発見させるものだ

と訴えました。

モディ政権は11月には内閣にヨガ大臣を任命し、またヨガ・アーユルベーダ省を創設しました。さらに国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対しは、ヨガを世界遺産にするよう求めてもいます。国をあげてヨガを推奨するなんてさすがヨガ発祥の国、インドですね。

ナレンドラ・モディ首相も毎朝ヨガを実践するヨギー

では「国際ヨガの日」を国連に提案したモディ首相とはいったどんな人物なのでしょうか?

ナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相
ナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相

一国の首相と聞くとエリートのイメージを持ってしまいがちですが、モディ首相は決して裕福な家庭で育ったわけではないようです。

インド西部グジャラート州のワタナガル生まれのモディ首相は貧しい家庭だったため、子供の頃は兄弟とともに鉄道の駅でチャイを売って生計を助けたそうです。インドの伝統文化保護に熱心なモディ首相は実生活でも菜食主義者で毎朝ヨガを実践している、根っからのヨギー。

また意外な一面として、ソーシャルメディアを使いこなし社会の情報を集めることを積極的に行っているそうです。国連で6月21日を「国際ヨガの日」にすることが決まった際も「万歳!」とツイッター(Twitter)に書き込んでいました。

ヨガを毎日実践していてTwitterを活用。なんだかモディ首相が少し身近に感じてきますね。

ヨガは単なる運動ではなく調和を図るもの

という言葉からヨギーとしてのモディ首相の顔がうかがえます。日本でも6月21日がヨガで盛り上がるといいですね。

インド大使館でのヨガイベントも

インド大使館では毎年ヨガイベントが開催されており、日本の著名人、ヨガの先生方や各関連団体から多くの方々が参加しています。場所は、大使館内のヴィヴェカーナンダ文化センターで開催されているので、インド大使館に入るチャンスです。

公式サイトインド大使館のヨガ情報(英語)