イチジクとセロリ、エビのサラダ

ケイパー・ジェリードレッシングでイチジクとセロリ、エビのサラダ

レシピを考えるときはいつも自分の中心軸を意識し、常に『今の旬の食材で自分が食べたいものはなに??』と問いかけています。自分の中心と寄り添う作業。まさしくヨガですね。記念すべき第1回・第2回はイチジク特集でした。今回と次回は、その時にご紹介したレシピと全く同じ材料を活かしながら、全く違う味わいのレシピをご紹介です!

yuruvege

第1回レシピ
『イチジクとセロリとツナのガーリック・パスタ』

■→ 気になるレシピはこちら

ジェリードレッシングは2回に分けて作ることをおすすめします。ちょっぴり手間はかかりますが、その分、仕上がりはワクワクな雰囲気に!ケイパーの塩気と酸味が、イチジクや素材の旨みを引き出します。

レシピ

木製カットボードの上の材料
材料となるセロリ・エビ・イチジクなど

材料1

  • エビ(冷凍ものは自然解凍させておく)
  • ローリエ
  • 片栗粉
  • イチジク
  • セロリ
  • 粒黒胡椒(お好みで)

材料2:ジェリードレッシング(作りやすい分量)

  • 粉ゼラチン(粉ゼラチン5gに対し大さじ2の水でふやかしておく)
  • 水(粉ゼラチン5gに対し400cc)
  • コンソメ顆粒
  • ケイパー

作ってみよう

  • エビの背わたを取り除く
    粉ゼラチンはふやかしておく。エビは背わたを取り除いて下ごしらえ。鍋に200ccの水とローリエを入れて火にかけ、フツフツと鍋底から泡が浮き立つまで熱する。
  • エビを下茹でする
    下ごしらえしたエビに軽く片栗粉をまぶして余分な粉を払い落とし、1の鍋でさっと火を通し、ざるに取り出す。すぐに火を止める。
  • ふやかしておいたゼラチンの半量を加えて、鍋をかき回しよく溶かす。
  • ケイパーを刻み冷やしているジェリー液に加える
    3を器に移し、氷水で冷やす。ケイパーを半分に切って加え、ジェリー液が冷めたら冷蔵庫で冷やす。
  • 鍋に200ccの水を加えて火にかけフツフツとなるまで温め、コンソメ顆粒を溶かして好みの塩味にする。(塩味強めにするとドレッシングとして美味しいです)
  • 火を止め、残りのゼラチンを加えてよく溶かす。器に移して冷まして冷やし固める。
  • イチジクは食べやすい一口大に手で割く。セロリはざく切りにする。
  • 2種類のジェリードレッシングが固まったら、両方を一つの器に入れる。スプーンやフォークなどでザクザク崩しながら混ぜ合わせる。
  • 器にエビ、イチジク、セロリを盛り付け、8のドレッシングを添える。お好みで粒黒胡椒を砕いて散らす。

ちょっと一工夫

  • エビを茹でた出汁で作るジェリーは片栗粉で白濁しているので、一手間かけてもう一種類の透明感のあるゼリーを作ります。
  • 茹でエビを使う場合は、コンソメのジェリーのみで。
  • ゼラチンは事前にふやかしておくことで、なめらかに手早く溶かすことが出来ます。

斜めからの光が美しい

このサラダを作っていて感じたのは、ゼリーを通して感じる光の美しさ!この美しさを表現するには、やはり斜めのアングルで光を存分に撮し込むのがいいと思い、今回の写真は全て斜めアングルで。

ジェリードレッシングを盛り付ける時、ジェリーだけを先にかけ、後からケイパーを添えると見栄えが良くなります。これも一手間ですが、美しく盛り付ける時の大切なポイントです。

黒いお皿は私の大好きなアイテムです。素材の美しさを余すところなく引き出してくれる感じがします。

イチジクとセロリ、エビのサラダ
黒い皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ

紫のお皿は気品がありますね。キラキラのゼリーと、落ち着いた紫のバランスが絶妙です。

紫の皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ
紫の皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ

紫と同じ青系のインディゴ。深い海のような青色にエビとイチジクの赤色が映えます。

青い皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ
青い皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ

ナチュラルなイメージの木のぬくもりも温かくてほっとしますね。

木の皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ
木の皿に乗ったイチジクとセロリ、エビのサラダ

次回も旬のイチジクを活かしたレシピをご紹介いたします!