記事の項目
こんにちは、kayaです。
本メディアは2月にリニューアルして以降、専門家の方々に記事を執筆してもらっていますが、やはり
- ヨガ哲学
- ヨガと医療
の2本は毎回すごく人気で常にランキング入りしています。
そしてこの度、その「ヨガ哲学」の記事を執筆してくださっている永井由香さんが、インドから帰国され東京に遊びに来てくださいました!


インド・リシケシでヨガの養成コースを受けた後、そのままインドに残りインド哲学やインド古典文化を学び続ける。現在はムンバイを拠点として、ヨガの楽器と呼ばれクリシュナの愛したバンスリ(バンブーフルート)を師Pt. Hariprasad Chaurasiaの元で学び、国内外の公演に同行。
ヨガジェネレーションでもヨガ哲学の記事を連載中:永井さんの記事一覧
私も日々様々な記事を拝見・編集していますが、永井さんの書かれる記事は本当にLEVELが高く、

と思いながら読ませてもらっています。
そんな永井さんが、この度ヨガ哲学の電子書籍を出版されましたのでご紹介します。
編集長kayaのオススメポイント
日本とインドの文化の違いを理解した執筆者によるヨガ哲学
現在、多くのヨガ指導者養成講座などで使用されている「ヨガ・スートラ」は名著ですが、私がクリシュナ・グルジ先生のヨガ哲学指導者養成講座を受講していた時にグルジ先生が言われていた言葉が印象的でした。
この本は、すごくいい本だけれど、サンスクリット語から英語に翻訳され、英語を日本語に翻訳しているから、文化の違いにまで配慮されていないから、日本人が最初にこの本を読んで、ヨガ哲学を理解しようとするのは難しいかも
ヨガの古典経典はインドの文化のもとで書かれているため、インドの文化や風習を理解せずに経典を読み解くのは難しいものです。
その点において、永井さんは大学を卒業される頃まで日本で過ごし、その後インドで5年以上暮らしていらっしゃるので、文化や考え方の違いを理解された上で、今回この本を執筆されています。結果、私たち日本人にとって非常に馴染みやすい、読みやすい本になっていると思います。
実際私もスラスラ読めました!
著者・永井さんが語るオススメポイント

「ヨガとは何か?」というシンプルな問いに答えられますか?


指導者養成講座で一通りヨガ哲学を教えて頂いたのですが、「ヨガとは何か?」という一番根本的な質問をシンプルに答えることが難しくて、一番簡単な質問の答えを見つけるためにヨガ哲学全体を深めたいと思いました。


くわえて、出版社さんからのリクエストで、ヨガ未経験者でも楽しめる要素を加えて欲しいとのことだったので、出来る限り理論だけでなく体験談も加えてあります。
ヨガ哲学の基本全体を理解するというよりは、ヨガ哲学がどのようなものかを理解するためのキッカケとして手にして頂きたいです。
ヨガ哲学は“体験をするための知恵”である


「宇宙の仕組み」など宗教観が強い説明では、「体験できる哲学」と言われてもピンとこないかもしれません。しかし、いったん理解できると、ヨガの経典に書かれている内容は日常生活で実感できるものばかりです。
本書では、出来る限りアーサナなどの練習や、日常で当てはまる場面を書きながら、哲学と実践を繋げられるようにしました。


それはヨガ哲学が実践のために存在する哲学であり、行動の伴わない知識は無意味だと考えているからです。
しかし、ヨガの哲学は、自分自身の練習や生活の中で意識して実践することが出来ると、ふだんのヨガの練習の効果を何倍にも高めてくれるものだと信じています。
ぜひ、自身の練習に取り入れられそうな部分を見つけて、活かしていただきたいです。
本の購入&ヨガ哲学の新講座開催決定のお知らせ!

永井さんの書籍は、現在は電子書籍のみとなります。スマホやPCでも読めます。
ちなみに、AmazonのKindle会員さんは無料で読めます!嬉しい!涙
この冬、永井さんによるヨガ哲学の講座、開催決定!
今回永井さんの帰国が決まり、実は1番楽しみにしていたのは弊社代表MIKIZO(酒造博明)。
約1時間に渡る根掘り葉掘りのインタビューの末、ヨガ哲学の講座を開催していただくことに決定しました!!詳細はこちらの記事をご覧ください。