ママと少女が一緒にヨガを室内でしている

ママイントラへの道 Vol.3 -サークル開講編 さて、どうしよう?!-

わたしの自主練、下積み時代

ヨガDVDを活用

まだ赤ちゃんの授乳がある時期は、上の子どもたちを学校へ送り出し、末娘が目を覚ますまでの2時間程度、ヨガDVDで毎日練習しました。本来ヨガは直接体験が重要ですが、赤ちゃんがいて外出もままならない時期には役に立ちます。なんといっても東京に行かなければ会えないような先生のレッスンが、自宅で何度でも受けられるのは魅力です!

子どもたちと一緒に本で勉強

子どもたちが食卓などで宿題をするときは、一緒にヨガ本を読んで勉強。

スタジオへ足を運んで学ぶ時間

1歳になり、卒乳すると2~3時間は外出できるので、さらに生のレッスンを体験すべく、ワークショプやスタジオへ足を運びました。

短時間の養成講座に参加

「ヨガ」というものにこだわりがあったので、短時間で習得できるヨガの養成講座にいくつか通いました。

一番大切にしていたこと

「家族で過ごす大切な時間とお金を、自分のためだけに使わせてもらっている」ということを、いつも忘れないようにしていました。なので、ヨガDVDの購入やワークショップ通いは月1回と決めて、ヨガの養成講座もできるだけ短期間で、金額の安いものを数回受講していきました。

結果、自分自身に納得できるまでと、サークルを開講するまでには約2年半かかりました。超スローペースですね。。。ですが、この時期、焦らずじっくりじっくりやってきたことが、後の私を支えてくれる太い根っこになったのだと思います。

そんなこんなで末娘が1歳10ヵ月の頃、ママヨガサークルを立ち上げるべく、動き出しました。育児にはとってもお金がかかります。出来るだけ参加費を低く設定したかったので、会場費の安いところを探しました。(後にこれが自分の首をしめることになるのですが・・・)

いざ!念願のママヨガサークルがスタート!

2歳前の末娘も同伴してレッスンに臨みます。ありがたいことに(?)ウチの子は3人とも人見知りで、知らない人がいると固まる習性があり、レッスンが終わって「おまたせ~、ごめんね!」と振り返るとレッスン前に座っていた位置から1センチも動いていない娘!彼女なりに頑張ったんだなぁと思い、「ありがとね~!」とぎゅっと抱っこし、好きなお菓子を1つ買うのが習慣になっていきました。

そして始めてみて感じたのは、やはりどのママも育児による肩こり、腰痛、ストレスなどなどで身体はガチガチでした。でも続けていくなかで、少しずつですが身体がほぐれていき、そして心もゆるんでいくことを感じていただけたように思います。

参加してくださったママからは「自分がリフレッシュする時間を持つことで、また育児も頑張れるんです」というお言葉をいただきました。その言葉をしっかりと受け止め、収支はトントンでしたがなんとか軌道に乗ってきた頃、想定外の事態に!!

安全な運営のために、選択を迫られる

会場の責任者の方から「お子さんに事故や怪我などがあると責任問題になるから、団体障害保険に加入するように」と言われてしまいました。そうですね。。。たしかにおっしゃるとおりです。でもでも、ただでさえぎりぎりの運営なのに、さらに保険加入となると赤字は免れません。う~ん。。。どうしよう。。。

育児にはほんとうにお金がかかるので、出来れば値上げしたくありません。しかし、このままでは運営できません。。。存続か、クローズか、判断を迫られます・・・

文・eiko