BE FLEXIBLEと書いてある看板と青空

ヨガで柔軟性を高めよう!身体が硬いデメリット まとめ

身体が硬いと陥りがちな症状3つ

ヨガを日々続けていけば、どんな方でも身体が変わっていくのを感じると思います。もちろん、変わりやすい部位と、そうでない部位があったり、柔らかくなるスピードも人によって、身体の部位によって変わります。

しかしヨガを行い、柔軟性を高めることにどういったメリットがあるのでしょう?健康的な身体には、本当に柔軟性が必要なのでしょうか?そこで、今日は、身体が硬いと陥ってしまう危険性についてご紹介します。

怪我をしやすい

足首を怪我しておさえている人
柔軟性が不十分だと怪我しやすくなる?

例えば、軽く足を捻った時。日頃から運動して足首をストレッチする習慣を持っている方であれば、足を捻っても、いつものストレッチ内の範囲であれば、それほど大きな怪我にはつながりません。例えるなら、発泡スチロールでできた様なぐにゃぐにゃと曲がる棒を曲げても、大きな衝撃はありません。

それに対して、日頃からストレッチをする習慣がなく、足首が硬い人が足を捻った場合、捻挫したり折れたりしやすいです。例えるなら、シャープペンシルの芯を少しでも曲げようとすると簡単にポキっと折れてしまう、そんな感じです。

つまり、足首だけに限らず、柔軟性のない身体は怪我をしやすいと言えます。

姿勢が悪くなる

PCに向かってひじをついて作業をしている女性
猫背のままだと体に不調が

いつも猫背の方は、常に肩が内側に入ってしまい、胸の筋肉が収縮している状態です。一瞬だけであれば、問題はありません。

ですが、その姿勢を長年続けていくと、今度は胸を開いて正しい姿勢をとろうとしても、胸の筋肉の柔軟性が足りないため、肩が正しい位置まで開いてくれないという可能性が出てきます。

同様に、腰が曲がってしまったお年寄りも、身体をまっすぐに伸ばそうとしてもすぐに正しい姿勢に戻すことはできません。これは、身体が柔軟性を失ってしまい、正しく伸びることができなくなってしまったことが理由の一つとして挙げられます。

体調が悪くなる

腰痛で腰をおさえている男性の後ろ姿
冷えや疲労が悪化してくると肩こりや腰痛にもつながる

十分な柔軟性がないということは、筋肉は常に緊張して縮こまっている状態にあるということです。例えば、ビニール袋を引っ張りストレッチを加えてあげると、少しずつ伸びていきますよね。でも、ストレッチを加えなければ、ピンと張ったままの状態で伸びることはありません。

身体の筋肉がその硬い状態でキープされていると、血流やリンパの流れを邪魔してしまい、疲労やむくみ、冷え性につながります。それが悪化してくると、肩こりや腰痛にもつながってしまいます。

ヨガで柔軟性を高める本来の目的は、瞑想をする時に正しい姿勢をキープできるようにするためであり、健康な身体を作るためです。柔軟性はストレッチを続けて行なうことで、改善・向上させていくことができるので、身体が硬いという方も、諦めずに始めることが大切です!