【ヨガウェア】本場インドでのヨガウェアに迫る!YOGA Fashion in INDIA

Namaskar!インド在住の東エマです。

今回のテーマを聞いた時、「インドでファッショナブルなヨギーなんて見た事あったかしら・・」と少し戸惑いました。

というのも、ヨガウェアという物自体が存在しているかが怪しいのです。勿論、ムンバイやデリーに行けば日本やアメリカの主要都市にある様な素敵なヨガスタジオに通うお洒落ヨギーがいるに違いないのですが、私が普段生活しているリシケシでは、そんな人にお目にかかる事は有りません。

リシケシが地元のインド人達のヨガの際の格好と言えば、体育の時間に着ていた様な2本線が入った白のトレーナーパンツに、よく趣味の解らない派手なプリントTシャツだったり・・・

ですが、リシケシはいわゆる「外国人が多い街」。ヨガを日常的に練習していて自国から、わざわざヨガを学びにリシケシに来ている人が多いので時折、振り返って見てしまう、ヨガマットを持った素敵な人に会う事もあります。

そういう人達が特にお洒落で、最先端のヨガウエアを身につけている・・・という訳ではなく、ヨガプラクティショナー特有の透明感やしなやかな身体、そして柔軟で好奇心に満ちた瞳。そういった要素が私たちの目を惹き付けるのかもしれません。

リシケシにいる多くの外国人ヨギはシンプルで動きやすく季節にあった服装をしています。ヨガの時だけ「さて!」と言わんばかりに着替える事は無く、部屋から出て来た格好のまま練習をしています。

アラジンパンツをはいた2人の女性

そんな中、今年東洋人、西洋人問わず人気で何処でも売っていて安く手に入る「アラジンパンツ」。このアイテムは本当に様々な素材と色があって、平均250Rs(約500円)位で売られています。

今みたいな真夏(猛暑)には薄手で風通しの良い素材や肌触りの良いコットンがお店に並んでいます。

ただ”Made in India”なので試着の際、しっかりと縫製をチェックしたり、汚れや穴が開いている場所がないかチェックする事はマスト。

そして、洋服の他で人気なのはやはりパワーストーンを使ったジュエリー鑞引きのヘンプで編んだブレスレット(マクラメ)。そして、インドに来ている大抵のヨギが一つは持っているルドラクシャのマーラ

いろいろなアクセサリー

自分の誕生石やラッキーストーンをチョイスして、それをリングやネックレスにして身に着けている人をよく見かけます。

私はゴールドが好きなので、気に入った石が見つかるとチェーンのデザインやリングの細さ等を決めオリジナルをオーダーし、出来上がったジュエリーをガンガーの水で洗いプジャをして身に付けています。

リシケシでは「ばっちりヨガウェア」という人よりも、旅行前に自分の国から鞄に詰めてきたアイテムと、インド服とを上手に組み合わせ、旅とヨガを満喫している人がインドには多いと思います。

文・Emma