ストレスとうまく付き合っていくための傾向と対策

溜めると厄介!?ストレスとうまく付き合うための傾向と対策

こんにちは!臨床心理士・ヨガインストラクターの南 舞です。

そろそろ6月。梅雨の時期も近づいてきますね。皆さんは梅雨の時期にどのような印象を持っていますか?雨が嫌だから憂鬱になるとか、逆に雨の音は風情があって嫌いじゃないという人もいるかもしれません。

また、雨の日はなるべく出かけないようにしようと思う人もいれば、逆に雨の日のオシャレや、スーパーなどで行われる雨の日の特典を楽しもうという人もいます。不思議ですよね。同じ<梅雨>に対しても人によって感じ方が違うのですから。

物事の考え方が個人によって差があるように、ストレスの感じ方、そしてその解消法についても人それぞれ。その人によってストレスに対する適切な方法は違うのです。

今日は【ストレス解消方法】についてお伝えしたいと思います。梅雨は天候に左右されて、いつも以上にストレスが溜まりやすいという方必見です。

ストレスとは、緊張状態のこと

「ストレスが溜まる」そんな風に日常で感じることありませんか?そもそも、ストレスとは一体何なのでしょうか。ストレスとは、外部から何らかの刺激を受けた時に起きる緊張状態のことを指しています。また、ストレスを引き起こす要因は【ストレッサー】と呼ばれ、主に3種類あると言われます。

  1. 物理的要因(暑さや寒さ・悪臭・騒音など)
  2. 生理的要因(空腹・乾燥・疲労など)
  3. 心理・社会的要因(不安・怒り・緊張・葛藤など)

特に多くの人が感じやすいのが、3のストレスではないでしょうか?1や2は、環境を調整することによって改善しやすいことが多いのですが、3は主に人間関係から発生するストレスのため、なかなか解決に至らないということも多いですよね。

今の世間の風潮として、「ストレスはない方がいいもの」という印象が強くありますが、実は場合によってはストレスがいい作用をもたらすことがあります。ストレスが全くない状態よりも、ストレスが少しあることで、生体の周囲への適応性を強めてくれるほか、目標に向かって頑張るための原動力になることもあるのです。

とはいえ、ストレスを発散できずに溜め続けると、うつ病などの精神疾患を引き起こす原因にもなりやすいので、放置しておくことは危険なのです。

どんな人がストレスを感じやすい?

しかしながら、同じ条件の中にいても、ストレスを感じやすい人とそうでない人とタイプが分かれるのも事実です。例えば、こんな傾向がある人たちはストレスが溜まりやすいと云われます。

  1. 競争意識が強い
  2. マルチタスクが得意な人
  3. 短気な性格の人
  4. 思考の偏りが強い人

2は、一見良さそうな能力に見えますが、その分、気を遣う場所や人の数も多く、精神的な疲労がストレスに繋がりやすいのかもしれません。4については、「○○であるべき」「○○でなければいけない」など、物事や人に対して寛容でいる幅が狭くなりがちなので、怒りや葛藤などのネガティブな感情を抱きやすいのです。

ストレスを溜めないようにする方法5つ

なるべくなら、ストレスはない方が良いのかもしれませんが、日常生活においてはなかなか難しいことも多いですよね。無くすことは難しいけれど、減らすことができるのがストレス。ストレスの解消方法は、以下のようなものが挙げられています。

  1. 計画型:問題を明確にして原因を探る、複数の解決策を考えて実行するものです。例えば、カウンセリングで用いられる【認知療法】や【認知行動療法】を用いて、物事の見方や現実の受け取り方などの【認知】に働きかけてストレスを軽減していくこともできます。
  2. 発散・解消型:スポーツなどの趣味で発散・解消できると健康的ですが、欠勤・八つ当たり・ギャンブルなどもこれにあたるため、場合によってはトラブルを招いてストレスが溜まることも。なので注意が必要です。
  3. 隔離型:ストレスとなる対象からあえて距離を置く、あるいはそういう状況を招くリスクを回避することです。場合によっては難しいかもしれませんが、「逃げるが勝ち」という言葉もあるくらいなので、自分にとってストレスになるものは遠ざけてしまうのも一つ。
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  5. リラクゼーション型:瞑想やヨガがこれに当たります。他人や外の世界に意識が向きやすいとストレスを感じることも多いもの。リラクゼーションをすることで【自分にとって心地よい状態】に意識を向け、自分自身をケアし癒す効果も期待できます。
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  7. 社会支援型:これは、カウンセラーや医師などの専門家に頼るという方法です。ストレスが重度になってくると、身体や睡眠などに影響が出てきたりすることもあります。あるいは、身近な人に相談しても解決に至らないことも増えてくるでしょう。そんな時は自分で解決しようとせずに、【心の専門家】に頼るのも手です。

このように、ストレスの解決方法は様々あります。どれが一番良いという比べられるものではないので、自分に合ったストレスの対処方法をと良いでしょう。

ストレスを溜めない方法として、【ストレスサインに気づく】というのも大切なことかもしれません。

例えば、胃が痛む・喫煙や飲酒の増加・気持ちが不安定・倦怠感などはストレスサインの1つです。ストレスが溜まってくると、身体や行動に影響が出ていることも意外とあります。

なので、いつもと何か違うものを感じた時は、【自分を休ませて、癒して、大切にして!】というサインです。ぜひそのサインに気づけるように普段から意識してみてくださいね。