左から山口つぐみ先生、真ん中野村賢吾先生、右渋木さやか先生

ヨガの伝統と都会的な洗練さの融合!「Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウ」

現代人は脳が疲れている―Dharana to Tokyo

印象的な画像と共に流れてきたSNS投稿。一見誰もヨガのイベントだと思わないであろうインパクトある投稿に目を奪われたのを覚えています。こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。

2019年3月に行われたDUSKのイメージ画像
SNSで流れてきたDharana to Tokyoのイメージ画像
ストレス社会と呼ばれる、日本の現代社会。スマホやパソコンの普及により、昔に比べて入ってくる情報量は膨大なものとなっています。

それに伴い、昔と種類の違う、不調やストレスに苛まれている現実。そんな社会に向けて「ヨガの伝統と叡智」をどう融合させていくのか、創り手の徹底的なこだわりを感じたイベント。

それが、「Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウ」です。

今回は、イベント初日にお邪魔してきた模様をお届けします!

相反するものの融合。こだわりぬいた心地良い空間

Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場
Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場

初日の今日は開場が夕方ということもあり、開場前からヨガジェネレーションのスタッフ数名も少しお手伝いに。お客様が誰もいない開場前のスペースに一歩足を踏み入れただけで、通い慣れたヨガスタジオの雰囲気とは別物の、新しいヨガのスペースが目の前に広がり圧倒されます。

Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場。壁には幾何学模様のポスターが張られている。
Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場。壁には幾何学模様のポスターが張られている

無機物なコンクリートの中に、有機物である緑や花がある。この壁に貼ってあるデジタルで描かれた幾何学模様は、デジタル=科学の象徴、幾何学模様はスピリチュアルの象徴なんです

Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウでMCを務める野村賢吾先生
Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウでMCを務める野村賢吾先生

とお話して頂いたのは、今回のイベントのDJ及びMCを務める野村賢吾先生。株式会社DUSKの取締役であり、クリエイティブディレクターです。

今回の空間はまさに「相反するものの融合」それが表現されている空間でした。

「こだわり」が共通点。Julier|ジュリエ×DUSK|ダスクの特別クラス

ヨガウェアブランドJulie||ジュリエの看板
ヨガウェアブランドJulier||ジュリエの看板

さらに初日のクラスは、2013年から行われているヨガイベントDUSKを主宰しているDUSKとヨガウェアブランドであるJulier yoga and relax|ジュリエ(以下Julier|ジュリエ)による特別クラス。一歩会場に足を踏み入れると、まずJulier|ジュリエの看板がお出迎えしてくれます。

賢吾さんのイベントに対する徹底的なこだわりに惹かれたのが、今回ご一緒させてもらうきっかけになりました

イベントの開場前に、Julier|ジュリエのディレクター兼デザイナーである、吉岡しおりさんにお話しを聞かせて頂いたところ、こんな風におっしゃっていました。

渋木さやか先生、山口つぐみ先生、ジュリエのデザイナー吉岡しおりさんの3人が並んでお話している
左より山口つぐみ先生、ジュリエのデザイナー吉岡しおりさん、渋木さやか先生の3人でのトークタイム/右は野村賢吾先生

さらにクラスの前には、初日のクラスを担当する、渋木さやか先生と山口つぐみ先生と3人でのトークセッションも。

Julie|ジュリエのデザイナーの吉岡しおりさんがお話されている
Julier|ジュリエのデザイナーの吉岡しおりさん

その際にも

Julierの商品の生地はすべて国産のもの。それも、すべて日本の工場で作られています。あの高級ブランド、セリーヌと一緒の工場で作られているんです

というJulier|ジュリエのヨガウェアのこだわりについて具体的にお話されていました。「徹底的にこだわる」というお2人の価値観の一致がこの素敵な空間を作り出していたのです。

Julie|ジュリエのヨガウェアが並んでいる光景
開場の後ろにはJulier |ジュリエのヨガウェアが並んでいました

Julierの商品は滅多にセールをしないそうですが、この日はイベントということもあり、これらの新作が10%オフで買うことができるようになっていました!

もちろん今日のクラスを担当してくれたさやか先生とつぐみ先生のウェアもJulier|ジュリエ♪

山口つぐみ先生と渋木さやか先生。そして渋木さやか先生の息子さん
山口つぐみ先生と渋木さやか先生。そして渋木さやか先生の息子さん も一緒に

機能性とデザインそして着心地の良さ。それらのバランスがすごくいい!ということで、今回のイベントコンセプトにもマッチした素敵なウェア。

笑顔でお話する山口つぐみ先生
笑顔でお話する山口つぐみ先生

すごく柔らかく伸びる素材で着心地がいい上にオシャレ。着ると気持ちが上がるんです
―山口つぐみ先生

笑顔でお話する渋木さやか先生
妊娠中のお話をしてくれた渋木さやか先生

妊娠中にもずっとJulierを着ていました。何ヵ月になっても着れましたよ!
―渋木さやか先生

とお2人とも大絶賛!!!

ヨガ×音楽がもたらすストレスからの解放

野村賢吾先生がMCでお話されている様子
MCでお話されている野村賢吾先生

そして、いよいよ、渋木さやか先生と山口つぐみ先生のヨガクラスの始まりです。

つぐみ先生はがっつりアシュタンガヨガ、さやか先生はシヴァナンダヨガでインドまで修行に行かれている。2人ともスタイリッシュで都会的なイメージなんだけど、真摯なヨガのプラクティショナーなんですよね

とMC賢吾先生。ここにも、コンセプトに沿った、現代×伝統が垣間見えます。

そんな2人のコラボクラスは、バトン制。まずはさやか先生がクラスの入り口をリードします。

渋木さやか先生のヨガクラスの様子
渋木さやか先生のヨガクラスの様子

呼吸と共に、ゆったりとした動きで、肩回りや首をほぐし、足先までほぐしていきます。心地良い呼吸と共に体を動かす気持ちよさ。忙しい現代では、自分の呼吸を感じている余裕がない人が多いのではないでしょうか?

呼吸を通して、自分の内側を感じ、丁寧に自分自身と向き合う時間の大切さを思い出していきます。

さやか先生でしっかりと体と心がほぐれてきたら、つぐみ先生にバトンタッチ。

山口つぐみ先生のヨガクラスの様子、両手を上にあげている
山口つぐみ先生のヨガクラスの様子

つぐみ先生のクラスは立位のポーズで太陽礼拝など基本的なヴィンヤサスタイル。

この日の気温は低めで、少し肌寒いと感じる人が多かったようですが、動き始めると皆さんの顔色もどんどん良くなっていきます。

しっかりと動きながら、自分の外側の感覚を味わったら、最後は、もう一度呼吸と共に自分自身の内側に戻っていくフィニッシングへ。

山口つぐみ先生と渋木さやか先生がクラスの前に座り、お客様がシャバーサナをしている
シャバーサナは山口つぐみ先生と渋木さやか先生に見守られた心地良い時間に

心地良い呼吸を感じながら、さやか先生の柔らかい声と共に、シャバーサナを迎えます。

今日1日の疲れをほどいていく。溜息をつきたいなぁと思ったら、やってくださいね。溜息は心と体が必要なときに出てきます。幸せは逃げないから大丈夫

穏やかな心地良いインストラクションに皆さんとても心地よさそうに目を閉じていました。

DJブースの様子
DJブースの様子

ヨガで体を癒し、そして、耳から聞こえてくるサウンドで脳のストレスをリリースしていくヨガクラス。後ろで見ていてもその心地良さが伝染してくるような時間でした。

体と心が喜ぶサラダバー&スープで談笑

Green Brothersのサラダ
Green Brothersのサラダ

クラスが終わったあとは、サラダバーやスープを楽しみながら、くつろげるスペースも。このサラダメニューは3日間続くイベントの間毎日違うメニューが楽しめるそう!今回のコンセプト「脳疲労」。頭の疲れにはついつい甘いものが欲しくなってしまうのも紛れもない事実。

しかし、糖分の取り過ぎも考え物ですよね。今回のイベントでは、現代人の食生活を考慮し、心と体が喜ぶオリジナルメニューを提供してくれます。

しかもサラダだけでは冷えるから…と温かいスープもセットに!行き届いたサービスに感動の連続でした。

ちなみにサラダを食べながら談笑している皆さんに、クラスの感想を聞いてみたのですが「楽しかったです!」という声の次によく聞かれたのが、

素敵な会場ですね。空間が気持ちよかったです

オシャレなスペースですね!素敵でした

という空間に関するお褒めの言葉の数々!

開場前に設営をしながら談笑する野村賢吾先生とヨガジェネレーションエンジニアゆうき先生
開場前に設営をしながら談笑する野村賢吾先生とヨガジェネレーション・エンジニア吉川祐生
イベント開場前に打ち合わせをしているDUSK代表の完次さん
株式会社DUSK代表の藤原完次さん

開場前、一生懸命スタッフが設営している風景を思い出し、それがちゃんと来てくれたお客様に伝わっていることに感動しました。

Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場に飾られているお花
Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウの会場に飾られているお花

打ちっぱなしのコンクリートの中に点在している緑や花。ここはまさに大都会東京の縮図なんです

と最初に賢吾先生がしてくれたとおり、今日まさにこの会場の中でヨガの伝統や叡智が現代人に伝わり、融合した瞬間を見ることができた気がします。

これが、1つの会場の中だけでなく、東京、そして日本全国へ広がっていきますように。今日、この記事を書きながら、それを願わずにいられません。

伝統的なヨガの教えを現代につなげていく。斬新でスタイリッシュなヨガのイベント「Dharana to Tokyo / ダラナ・トゥ・トウキョウ」。固定観念を吹き飛ばしてくれる切り口は、凝り固まった私たちの脳に大きな刺激を与えてくれます。

次回はどんな世界を私たちに見せてくれるのでしょうか。今からとても楽しみですね!