腰痛とヨガの関係

腰痛とヨガの関係

腰は体で最も大事な場所

ヨガがしたくても腰が痛い、あるいはヨガを頑張りすぎて腰が痛い、という経験はありませんか?いずれにしても毎日順調に続けていたことや、やろうとしたことが何かの不調でできなくなるのはストレスになります。

腰が痛いとどうでしょう。腰は字のごとく体の要です。体はどの部分も大切ですが、腰を痛めるとヨガができないどころか、歩行も難しくなることもあります。

腰の痛みの原因を探る

まずは、痛みを認めて気づくこと。そしてどのような状態で痛めたかによって、つきあい方は変わってくるので見極めが大切です。

少しぐらい大丈夫、筋肉痛かな?と過信しすぎはオススメできません。ヨガをされている方なら「無理をしない」ということを理解のもとかと思いますが、ついついストイックになってしまったり、綺麗なアーサナ(ポーズ)を追及したりしているうちに、ふとした事をきっかけに腰を痛めます。

何かの拍子で痛めた場合と、徐々に疲労が蓄積して結果痛めてしまう場合もあります。日々の気づき、そして自分の体の変化をみることもヨガです。少しでも違和感があれば、その違和感を無視せずに向き合いましょう。そして自己解決しないこと。そして、どの状態で痛めたのかを理解しておくとインストラクターや医師にも相談しやすいです。

腰痛の改善に効くアーサナ(ポーズ)もある

腰痛かも?と気づいたら。
腰痛かも?と気づいたら。

では、腰痛だと気づいてからのヨガとのつきあい方はどうしたらいいのでしょうか。その時期にあまり体に負担のかからない呼吸法瞑想に重点を置くこともオススメです。しかし、ダイエット目的や、健康のためにと思うと、呼吸と連動して体も動かしたいという方も多いのではないでしょうか。

状態にもよりますが、腰が痛いからヨガができない、というわけでもありません。むしろ、腰痛の改善に導くアーサナもあります。しかし、必ず万人に効果的とは言えませんので、腰に痛みを感じた場合はすぐにやめましょう。無理なポージングは決して行わないことは前提です。無理をすることは自分を痛めつけることになります。

アーサナの軽減法を知る

レッスンに参加する場合は必ずインストラクターに伝えておくことがとても大切です。インストラクターやヨガの種類にもよりますが、アーサナの軽減法(本来のポージングを緩めたポーズ)を誘導してくれるでしょう。アーサナの軽減法を把握しておくと、体調に合わせやすくなります。そして、他の人と比べたりすることなく、ご自身の体と向き合いながら体を動かしていきましょう。

ヨガは自身の大切な時間です。どうか無理することなく自身の心と体と向き合ってください。