まずは深呼吸!ヨガスートラに学ぶ|上司の理不尽さにイラッとした時の対処法

理不尽な扱いを受けた時の心の反応

仕事で理不尽だと感じる場面よくありませんか?

  • 上司から、問答無用で無理難題を押し付けられる
  • 上司のいう通りに仕事を進めたにもかかわらず、別の上司から怒られる
  • 上司の指示がどう考えても間違っているので正論を言ったら怒られる

なぜ、理不尽な対応を受けると、怒りの感情が生じるのでしょうか? それは、私たちの許せる範囲を超えるからと言われています。人は皆、こうあるべきという一定の領域を持っています。その理想と現実がかけ離れた時に、怒りの感情が生じます
 
    

その場を離れて静かに呼吸を

まずは深呼吸!ヨガスートラに学ぶ|上司の理不尽さにイラッとした時の対処法
怒りが生じると脳はノルアドレナリン、通称『怒りのホルモン』といわれる神経伝達物質を放出します。敵から身を守るべき場面やストレスを受けることがあると、このホルモンが出て血管が収縮、心拍数が上がって攻撃的な状態、交感神経を活発にします。
 
交感神経の働きを抑えてくれる方法の一つが長くて穏やかな呼吸です。 まずは、お腹に手を当てて、10呼吸くらい自然な呼吸を感じてみます。それから少し吐く息を長めにしてみましょう。
 
  

“怒り”と”怒りの原因”を客観的に見る

boss
怒りが少しおさまったならば、今度は、怒りと怒りの原因を客観的に見てみましょう。

ヨガスートラ第2章17節には、

除去されるべき苦悩の原因は、観照者と被観照者との結合である

という記述があります。観照者を自分自身、被観照者を怒りの感情と考えてみましょう。
ヨガスートラの詳細についてはこちらをご確認ください。

観照者である自分自身を、被観照者である怒りと切り離してみる、つまり客観視することによって怒りと距離とり、落ち着いて向き合えるようになります。
 

紙に書き出してみよう

客観的に怒りとその原因をみる簡単な方法をご紹介します。紙とボールペンを準備します。上司から受けた理不尽な扱いを受けた場面を思い出します。どのような状況で、上司がどのようなことを、どのような口調で話したのか、できるだけ細かく書いていきます。書いていくうちに、自分の怒りの原因がどこにあるのかが見えてきます。
 
 

理不尽な上司の気持ちを考えてみる

boss
次は、上司の気持ちを理解してみましょう。そうすれば、仕事が格段に進めやすくなります。

ヨガスートラ第2章33節には

疑念(ヴィタルカ)に心が妨げられる時は、それに対抗する手段(プラティパクシャ)を念想し続ければよい

とあります。否定的な考えで心が穏やかでない時は、肯定的な考えに変えていくのが良いという教えです。
 
 

筆者の体験した理不尽な状況

boss
私の例を紹介します。私は上司に突然呼び出されました。そしていきなりこう告げられました。「今期の販売だけど1億円積み上げてくれる?これ命令だからね」話も聴かずに待ったなしの命令にカチンときました。
 
販売計画を達成するに1億円以上足りない状況。それに輪をかけてさらに1億円も販売計画がつまれるという無茶難題、また、そのような状況を理解しているにも関わらず、命令する上司の態度にも腹が立っていました。私には、上司は話を聞くべきという思いがあり、そこから逸脱した態度が怒りの原因だということが分りました。

しかし、いつも話を聞く上司が、待ったなしの命令するということは、並大抵の状況ではないということにふと気づきました。この時、上司に対して抱いていた敵対心が、同じように苦しんでいる仲間かもしれないとふと感じたのです。
 
  

上司と2人で解決へ

boss
しばらくして上司に確認したところ、彼も同じように困っていることが判明しました。 そこから2人でアイデアを練り、本社に駆け寄り、最終的に理不尽な命令は取り消されました。もし敵対心剥き出しのまま、抵抗していたら問題は解決していなかったかもしれません
 
怒りをうまく取り扱うことができれば、周りとうまく調和しながら仕事が進めることができますので、実践してみてください。 
 
 

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