アヌサラヨガ

歴史

1997年にジョン・フレンド氏(John Friend / 1959〜)が古典的なヨガ(特にアイアンガーヨガ)をベースにとタントラ哲学を融合させ、解剖学とセラピー要素を取り入れたヨガとして設立したもの。

現代人のライフスタイルに合わせアレンジされた、合理的で新しいヨガのスタイルである。現在ではN.Yなどアメリカを中心として、欧米やアジアなど世界中で行われているスタイルである。

アヌサラ(Anusara)とは、サンスクリット語で「神聖な流れに身をまかせる」「心のままに従う」という意味。

特徴

アサナを通して心を開き、自分自身の美を見出すことを目標に、宇宙に存在するすべての物には善や美が存在するというタントラ哲学をベースに、アライメントへの意識と体内エネルギーの流れを結合させたヨガシステムである。

アサナのポイント

アイアンガーヨガをベースにしていることもあり、アサナのキープ時間は比較的長い。そのホールドの最中に一つ一つのアサナに対してどんな意識で、どんなアライメントで、どんな動きをしていくのかを講師が丁寧に導いてくれる。

3つの「A」。すなわちアチチュード(意識、意志)、アライメント(身体と精神の位置)、アクション(意識や位置をもっての筋肉の動き、関わり方)が重視されたアヌサラヨガのクラスは、はじめの祈り(マントラ)から始まり、ペアワークも多く、フレンドリーな雰囲気の中でヨガを楽しむことができる。指導する教師の創造性によってクラスの内容は異なる。

こんな人にオススメ

アヌサラヨガの認定講師は、カイロプラクティックや整体を学び、十分なトレーニングを積んでいるため、力強いポーズを、体に負担をかけることなく、個人のペースで進めてもらうことができ、生徒それぞれの潜在的なエネルギーを引き出してくれる。

そのため、筋力・体力に自信のない人や、体の柔軟性などに自信のない初心者、また高齢者、病後リハビリ中の人などに最適なヨガであるとも言える。

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