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この記事はヨガジェネレーションが主催する「ハートオブヨガ指導者養成講座」の卒業生が書いたものです。

 
「ヨガの指導者養成講座が終わった!これからどんどん教えるぞー!」そう思ったのに、なんだかまだ理解できていないことばかり・・・そんな経験はありませんか?私の周りでも、指導者の資格は取ったけれど理解が足りないと感じる人もいました。その中でも、理解が足りないのは”呼吸”に関する内容。まだ腑に落ちてないという方が見受けられました。
 
一番最初に受けた指導者養成講座のことは今でも覚えています。ポーズのアライメントや、馴染みのないサンスクリット語の数々にドキドキしていました。新しい言語を覚えることに必死で、呼吸のことをまるで覚えていませんでした。かろうじて、ウジャイ呼吸のやり方だけは身につけましたが、「どんなときに使い、どんな効果があり、どんな目的で行うのか」をまるでわかっていませんでした。
 
これは養成講座が悪いのでも、資格を取った人が悪いわけでもありません。未知の概念があれこれと教えられる中で、呼吸という当たり前の概念は盲点になっているのだと思います。その理由は、私がハートオブヨガ(以下、HOY)の指導者養成講座のベーシックコースを受講したときの感想が、「こんなにも呼吸にフォーカスするんだ!」という驚きだったからです。
 
そこでもう一度当たり前すぎる、”呼吸”に関して少しおさらいをしましょう!
 

呼吸の力でポーズが深まり、バンダが入る理由

j-yuta-handstandHOYシニア・ティーチャーのJ・ブラウン先生(以下J先生)は、「呼吸の力が体幹の働きを強め、ポーズを支えます」と言われていました。その言葉は「ポーズって筋肉の力で取るものじゃないの?」と思っていた私には目からウロコでした。ハタヨガでは伝統的にウジャイ呼吸を使います。ウジャイ呼吸では声を出す器官である”声帯”を部分的に締めることで体内に圧力を生み出します
 
ウジャイ呼吸による圧力が前屈や後屈をするときに脊柱を保護し、身体を怪我から守ります。これがヨガ用語で言う”バンダ”です。バンダは身体への負荷を分散させ、体幹の働きを活性化させます。
 
J先生が「ウジャイ呼吸に重点をおいてハンドスタンドをしてごらん」と言いました。今までは力づくでホールドしていたハンドスタンド。私はウジャイ呼吸に意識を置いてチャレンジしました。すると不思議なことに身体に軸ができたよう感じられ、今までにない感覚で安定して立てたのです。しかも、苦いどころか気持ちがいいくらいでした。
 
「ウジャイ呼吸の圧力によって、腹部が自然と引き締まりバンダが入る。バンダが体幹を安定させるのです」と、J先生は説明してくれました!こちらの写真がまさに私がJ先生のアジャストを受けながらハンドスタンドをしている場面です。
 

呼吸の力で取り戻す!生命を癒し育む力

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呼吸のすごいところは、力強さだけではありません。呼吸は私達がもともと持っている自然な治癒力を高め、生命を癒し育む力を強めてくれます。生命は”あるべき場所に正しく置け”ば、自ら不調を治そうとする性質を持っています。あるべき場所に置くとは”あるがままでいられる状態”のことです。例を挙げるとすれば、アーサナや瞑想が深まっているときに感じる心地のいい状態です。
 
呼吸中心のヨガを練習することで、ストレスレベルは下がり、身体の疲れが取れやすくなります。例えばヨガをすると、いつもよりグッスリ眠れたり、肩や腰のコリが緩和されていたりと、身体が軽く感じますよね?これが呼吸がもたらす効果そのものです。
 
このように、呼吸は力強い性質だけでなく、やさしい、癒す質も持ち合わせています。神経や脳科学の面から見ても、自律神経やホルモンのバランスを整えて気分をよくすることは、研究で明らかになっていますよね!
 
 

呼吸のヨガと呼ばれるハートオブヨガなら徹底的に学べます

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HOYは”呼吸のヨガ”と呼ばれています。呼吸を練習の中心に据えることがHOYの一番の特徴といってもいいでしょう。本来、ハタヨガは1対1で伝えるマンツーマン形式でしたが、近代化に伴いヨガスタジオでのグループクラス形式が生まれました。グループクラス形式では、個人個人が自分のペースで呼吸をすることを阻害してしまいがちです。
 
HOYは昔ながらの「個」を大切にする指導形式を重んじています。グループクラスでも周囲の呼吸のペースに合わせず、自分のペースで呼吸をすることを勧めています。HOYのクラスに初めて参加された人の多くが、周囲の人とバラバラに動くことに戸惑います。ですが、慣れてくると自分の呼吸のペースに従うことの心地よさに酔いしれていきます。グループクラスでもマンツーマンのような質が生まれてきます。
 
ハタヨガの父、または現代ヨガの父と呼ばれるティルマライ・クリシュナマチャリアは言いました。
 
「呼吸はあなたのグル(先生)です。あなたのグルに従いなさい。」
 
HOYの指導者養成講座ではグループクラスに大きな変化をもたらす「個」を大切にした指導法を始め、呼吸とヨガの関係性について深く学んでいきます。以下はその一部です。

  • 呼吸と姿勢の関係性
  • 前屈やツイストのポーズで呼吸がどのように作用するのか
  • 呼吸がもたらす癒しの効果
  • 呼吸が生み出すバンダの力強さ

このように呼吸がどのように身体や精神に影響を及ぼすのかをみっちりと学ぶことができます。
 
 

呼吸が生む力強さと柔らかさを伝えられる講師になろう!

ウジャイ呼吸が生むバンダの力強さ。そして癒し育む柔らかさ。この2点をJ先生は「スティラとスッカ(力強さと心地よさ)」という言葉で何度も伝えてくれました。呼吸はハタヨガの要です。
 
どんな流派のハタヨガをしていても、呼吸が大切であることは変わりありません。あなたがすでに持っているスタイル・流派にハートオブヨガの哲学・メソッドを当てはめませんか?
 

yuta-profileかっしー(柏原ゆうた)
ハートオブヨガ(以下HOY)ティーチャー。大学在学中に解剖学、運動生理学、運動指導などを学ぶ。「ハートオブヨガ指導者養成講座」ベーシックおよびアドバンスを修了。レッスンや文章を通してHOYを草の根レベルで広めること、伝え続けることがミッション。

 

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